らぁ麺 ひなた @市原市 〜「肉・海老わんたん麺(白だし)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺 ひなた
市原市(姉ヶ崎)

 
【メニュー】肉・海老わんたん麺(白だし)
【価格】860円(わんたん分180円含む)

[訪問時期] 2021年1月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、肉わんたん、海老わんたん、メンマ、カイワレ、玉ねぎ
[卓上] コショウ



本日2軒目、11時ジャスト着で店前に6名の待ち客。
開店に間に合ったと思ったらどうやら2順目の方々で、30分近く待っていよいよと店内に入ると、2つの中待ち椅子が待っていた💦



カウンターを6席に絞って女性店主さんワンオペ営業で、着席までは更に20分ほど。



その店主さんは、麺友さんたちがレビューで語られている通り、上品さ、優しさ、几帳面さが内面から滲み出ているような方。
古い一軒家の店内の整頓具合、3か月経ってもまだ咲き誇る周年の祝花、壁に貼られた近所の子供からのお手紙等が、店主さんを象徴しているようだ。



丁寧に2杯ずつ調理して、出来上がるとカウンター越しではなく、わざわざホールに出て来て届ける。
時間がかかっても決して遅いなどと思わないし、逆にそれを楽しむお客さんが通うお店なのだろう。
やがて「お待たせしてすみません」とラーメンが届けられた。



■ スープ
ふくよかな鶏の旨味に、ふわりじんわりと魚介が絡む。
両者のバランス良い出汁感、柔らかさとキレを備えたタレの塩梅。
全てがジャストに調和しているのではないだろうか。
調理の丁寧さまで滲み出ているようで、ひと口目から染みわたる。
後半徐々に高まる魚介感に、具材から落ちる旨味や塩気が重なり、混沌と変化していく感じが印象的だった。



■ 麺
香り豊か、しなやか基調の中にも確りした噛み応えの中細ストレート麺。
店内には麺屋棣鄂の麺箱が置かれ、何より店主さんご自身が棣鄂のTシャツを着ている。
一言、美味しいねえ。
雪平鍋で茹でてから平ざるに移して湯切りする、個性的な麺上げも一見の価値がある。



■ トッピング
主役はやはり2種類のわんたん。
肉わんたん3個と海老が2個、てるてる坊主型そのままに、こんなに綺麗に並べたわんたんは初めて見た。
どちらも小細工せず素材の味わいをシンプルに出したもので、肉にはもう少しアクセントが欲しい気もするが、まあどちらも美味しい。
これが180円で追加できるとは、有難いことだ。



バラロール煮豚のチャーシューは、赤身中心でふわトロの軟らかさ。
こちらも上物。
薄切りにしたメンマは、Mさん仰る通り形状も食感もかんぴょうっぽくて個性的。



■ 感想など
「太陽の明かりと温かさが、地球に恵みをもたらすように、一杯のらぁ麺によって、『お客様が明るく元気になりますように!』と願いを込めました。」
それが店名の由来らしい。
バランス良く丁寧に作られた美味しいラーメンが、店主さんの心遣いとオーバーラップすれば、高スコア連発になるのも分かるような気がする。
気持ち健やかに帰路についた。

ご馳走様でした。