【指導内容】基本姿勢・走圏・単練・対練・吸化掌・擒拿・兵器・用法など
まず「基本姿勢」で体を整えます。
体癖や理解不足による姿勢や動作の崩れや力みを自覚させ修正。
そこから何かを掴み変わるまでひたすら「基本姿勢」。
「『尹式八卦掌』の正しい姿勢、動作は功が成るまではやりづらくて不自由なものであり、無駄な力が抜け快適に自由になるのはあくまで功が成ってから。」
そのことを少しずつ体感出来て来たようです。
続いて「走圏」。
今までやって来た「走圏」は形は「走圏」ですが「走圏」になっていないこと。
ようやく「要求通り歩を出すことの難しさに向き合えるレベルになって来たようです。」
少しずつ出て来た成果を「対練・吸化掌・擒拿」などの対人練習で確認。
『尹式八卦掌』の「擒拿」は
「打」を伴う。
「歩の力」が不可欠。
手首や肘、肩に技を掛けても「真の狙いはそこではない。」など、
「相手に響かせるために必要なこと」を体感、実践してもらい成果が出たところで指導を終えました。
今の段階で「無理に技を掛けること」はマイナスにしかなりません。
せっかく出てき始めた「『尹式八卦掌』の力」が消えてしまうからです。
「真に大切なものは何か?」を理解し、毎日苦練を重ねて下さい。
擒拿を指導する王尚智師父