愛媛新聞 2012.1.1.
えひめ地域再生戦略研究会長
(抜粋)
地域再生には、住民が自分たちで考え
自治体を運営する意識への変革が不可欠。
愛媛は保守的でなく、後進的。
「お上の言うとおりにする」「施してもらう」意識がある。
住民は当地対象ではなく、主体。
愛媛は人材流出が深刻。
能力や才能があり各分野でリーダーとなる人が枯渇している。
特に周辺地域は顕著だが、
女性は有能な人が比較的残っている。
もっと女性が力を発揮できるきる場を
つくらねばならない。
人材育成システムが行き詰まりを招いた。
中央に行くのが一流で
地元に残るのは二流、三流という前時代的な意識が
教育現場にある。
都会で能力を生かせるとは限らない。
地方こそ、意欲ある若者にとってのフロンティアだ。
記憶力を競う偏差値一辺倒の進路指導をやめ
若い人が地元に残って新しい国づくりを担うことが
日本再生にどれだけ大事か教えるべきだ。