フーテンの横チン -353ページ目
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サイパンのMr.マリック


フーテンの横チン

 まさにハンドパワーだ。サイパンでのダイブ初日の1本目、ディンプルというポイントに身を沈めた。エントリー直後、真下に数百匹単位のカスミチョウチョウウオがいた。この魚、さまざまな海に住んでいるのだが、きれいに固まって泳いでいないため、写真に収めるのはなかなか難しい。どうやって撮ろうか…。そんなことを考えていると、ガイドさんが目の前で手のひらをこすり始めた。すると、その行為を目にしたカスミちゃんたちがガイドさんを一気に取り囲んだのだ。実は、ここサイパンでも、一昔前はパンくずなどで餌付けをしていたらしい。いまではしていないそうだが、長年の習慣は代々受け継がれているようで、カスミちゃんたちは「餌だ~!!」と勘違いして、ダイバーに接近してくるのだという。しっかし、単体では小さな魚なのに、こうやって集団で向かってこられると「食われてしまうんじゃないか…」って、ダイバーも勘違いしちゃいそうだ。

身近な絶景


フーテンの横チン

 こんなきれいな景色、めったに見られない。でも、近所にあるんだよね、これが。アパートから歩いて3分のところに、大阪・服部緑地公園がある。入り口付近の木々はオレンジ色に衣替え。青空が広がっていたから一層、映えていた。晴天下で、子どもがお母さんとサッカーをして、はしゃいでいた。紅葉の季節になれば、ガイドブックにも載っているような名所に足を運ぶことが多い。関西であれば、京都が有名だ。でも、身近なところに絶景があるんだよね。みなさんが住まれている場所にも、こんな紅葉がきれいな場所はありますか?

冬の訪れ


フーテンの横チン。



 もう、秋も終わりに近づいているなあ。アパートの近所を歩いていると、そんなことを実感する。冷たい空気を浴びた木々の葉はすっかり衣替えを終え、すでに散り始めている。近隣の駅までに続く道に並ぶイチョウの葉も黄色くなり、冬の到来が近いことを知らせてくれる。暖かい場所で生まれたため、基本的に寒いのが嫌いなのだが、こんな風景を見るのは大好きだ。大阪という都会に住みながら、こういうふうに自然を見て季節の移り変わりを知ることができるのだから。残り少ない秋。後悔しないように満喫しようっと。

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