久しぶりの投稿
ご無沙汰しております
薄っぺらいボディをウッドで作るとしこたま強度が無い
ここ2~3年はアクション見るだけのサンプルやったんで強度は無視してましたが
子供の頃に夢見たあの聖域で魚釣りをするとなると話は別
壊れたら後悔するどころの話じゃなくなるので
ぶちぶちに穴空けて
瞬間接着剤流し込む
ヒートンも極太入れてるからスペース作りが難しい
お尻のフックのヒートンはボディからはみ出る
前は後ろと逆に斜めに挿してバランス取り(これは気休め)
BEAT血統は走り出すほど安定する
あのウエイト配置見て色々と想像するかと思いますが
ほぼ関係ありません
真ん中(ボディ中央)ウエイトも散々テストしましたがスピードに乗るとまったく問題なし
ただスローが激的に悪くなる
低重心はスローの時用の配置です
少しずつ自分用ルアーを貯めていこ😁
WILD BEATが出来上がるまで
量産を意識し始めてからのルアーの変化です。
WILD BEATを世に送り出してからもう1年と少し
もうお気づきの方も沢山いらっしゃるかと思いますが
何故この形状とこの大きさでなければいけなかったのか?
ということ
おそらく1%ほどかと予想します
このボードはつり具のブンブン岐阜店さんに展示させて頂きます
(4月25日オープン)
これがWILD LURESが辿った軌跡
自分達の中にも確実に存在していた固定観念を壊していった過程です
市販品のモデルを実際に使用して頂いた方は気づいたと思いますが
これまでに通用していた理論(ジャイアントベイトの場合)
¨投げれるロッドがそのルアーの適正なロッド¨
これだけが正解じゃないということ
販売前からもよく質問頂いていた
〇〇のロッドで投げれますか?
この質問の答えに収まりきらないことに気がついて頂けたでしょうか
リールにライン、スナップまでもが
WILD BEATというルアーが進化する度に自分達の中でも大きく変わっていきました
過去を否定する訳ではありません
ここは絶対に誤解しないで頂きたい
フックを装着させる以上
ルアーで在りたい
あの足が震える程のでっかいブラックバスをもっと釣りたい
その一心で向き合ったルアー
WILD BEAT
進化の過程をお楽しみください
興味のある方は何故この変化が必要だったのか
1度考えてみてください
一見退化しているようで
¨ルアー¨に進化しているといこと
WILD BEAT一般販売から数週間
もう既に魚を釣って頂いた方
必死で練習して下さってる方
各SNS楽しみに拝見させてもらってます
本当にありがとうございます
そして拝見させてもらって感じることは、
それぞれ皆さんに何かを感じ取って貰えてる部分があるということ
これまでは即完売でプレ値で販売されていた事もあり
こちらからの発信は出来るだけ避けてきました
買えないルアーの説明をしても意味がないですからね
まず、そこからの破壊。
そして、どの道にも言えることですが
答えを聞いてその景色を一瞬見たところで、その本質というのは殆ど解らない
ということ
D.A.Tというルアーの一瞬の覚醒をヒントに
2年ほど毎日のように使い込み
作り上げたWILD BEATというルアー
使ううちに見えてくるルアーという世界
何故そのロッド?
何故そのリール?
何故そのライン?
全てこのルアーを使うことによって見えてくる
紛れもない真実
ロッドもリールも軽い方がいい
ラインもできれば細いのを使いたい
そんなことは百も承知
WILD BEATを使って頂いた方は少しその世界がチラついてるんではないかと想像します
一般的なバスタックルに比べて多少使いにくい
そんなことはどうでもよくなる野生の姿
しかし、ここで間違って欲しくないのは
このルアーを買えばいいって事ではないということ
そんな近道ありません
長年ルアーフィッシングをやってる方なら薄々感じてることだと思います
ルアーの力だけで魚がオートマチックに釣れる事なんて、殆どない
少し前に公開させてもらった動画
極々普通の人間が誰でも出来る動作
体操のオリンピック選手のような到底真似の出来ないような事ではありません
そこで、出てくる疑問
じゃあ何が違うのか?
ルアーフィッシングだけじゃなく釣り全般に言える
釣れる人釣れない人の圧倒的な差が存在します
去年よりちょくちょくJB TOP50の山岡計文プロとセッションさせてもらってるんですが
やはり答えは明確
釣りの動作にそれほどの差はないということ
もちろんルアーも同じ
釣りに大事な一番太い幹の部分の要素があります
そこからの枝分かれで
ロッドがありリールがありライン、ルアー、ルアーカラーがあります
細い枝ばかり気にすると重要な幹がまったく見えなくなる
メーカーは商品を売るために枝ばかり誇張して宣伝します
何故か?
その幹は人それぞれに存在し
他人に必ずしも当てはまらないので説明しづらい
しかもそれは莫大な時間と労力を要するから
そこを感じながら
WILD BEATというルアーを使って頂きたい
その努力を無駄にさせないルアー
とりあえず今回はここまで。
WILD LURESがWILD BEATに求めたもの
テスト販売から約1年
自分達の手から離れたルアーを見て感じたこと
まずプレミア価格を何とか壊さないとこのルアーを作った意味がなくなる
ということ
これが1番の危機感
アングラーにとって良いルアーとは
現場でガンガン使ってこそ分かるもの
その現場にも持って行ってもらえないようなルアーは良いルアーとは思いません
今回の販売より小売店様での販売となりました
小売店様もかなり勇気のいる発注だったかと思います
でも、そのお陰でプレミア価格はぐんぐん下降
ロストしてもお店に行けば買える状況が整いました
WILD LURESとしましてはこのスタンスは今後も変えるつもりはありません
お店に並ぶと飽きられる
こんな声もちらほら聞こえますが
それでアングラーに飽きられるルアーなら
要はそこまでのルアーでしかなかったということ
しっかり現実を受け止め
潔く去ります
このルアーが引っ張り出す景色を皆さんと共有したいという想い
ほぼそれだけでここまで走り抜けました
もう悔いも何もありません
買える状況にならないと発信しにくかったことも色々とあります
それは今後どんどん発信していこうと思います
それまで、まずはご自身でWILD BEATというルアーを感じて欲しいです
まだまだ未知なことが多いルアーフィッシングという世界
昔のように簡単には釣れなくなったブラックバス
こんな時代だからこそ産まれたルアーのような気もします
皆さんの珠玉の1匹
楽しみにしております