FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ -7ページ目

ドル円152円台トライの動き、米ISM非製造業、パウエル米FRB議長発言で上昇一服

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:超円安、ドル円理論値142円、実勢値9円円安、日米金利差、投機筋、為替介入、米長期金利、交易条件、対外債務、新NISA、米雇用統計

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
現在、外国為替市場では、先月3月に151円台後半の高値をわずかながら約34年ぶりに更新、節目の152円台乗せを伺う動きとなっており、その要因として、堅調な米景気、インフレ高止まり、日銀利上げ後の金融緩和継続による日米金利差による投機筋のキャリートレードの動きのほか、新NISAに伴う資金流入、交易条件の構造的変化など様々なファンダメンタルの材料が円売りを後押ししていますが、政府の円安牽制発言も最終段階まで高まったおり、仮に週末の米雇用統計結果を受けて152円台乗せとなれば、為替介入が実施される可能性があります。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標

出題キーワード:日銀需給ギャップ、10-12月期、プラス0.16%、20年1-3月期以来15四半期ぶりプラス、物価上昇圧力、人手不足、生産改善寄与

 

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、需給ギャップは昨年11月の3回前の試験、昨年6月の4回前の試験、以前の試験で内閣府資料関連の選択肢として出題されましたので、内容を確認しておいてください。

<視点>

需給ギャップ(GDPギャップ)の定義と以前掲載した内容の再確認ですが、需給ギャップには内閣府版と日銀版があり、今回は日銀版ですが、14四半期連続のマイナスとなったものの、先日取り上げた内閣府版でもマイナスに転換しており、日本経済が1990年代バブル崩壊後、失われた30年の最大の要因だったデフレ経済下の需給不足からようやく脱出し、更に今後の日銀の金融政策修正観測が高まるか注視されます。

 

 

【相場】

ドル円は米ADP雇用統計で152円台トライの動き、米ISM非製造業が予想を下回り、パウエル米FRB議長発言で上昇一服となりました。

日経平均は前日のNYダウが大幅安となったことで売られ、一時下げ幅600円超の大幅反落、NYダウは発表された米ADP雇用統計が予想を上回り、米FRB高官の利下げ後ずれ発言を受けて、米長期金利が4,4%まで上昇し、売りが優勢となる中、続けて発表された米ISM非製造業景況感指数が予想を下回り、更にパウエル米FRB議長の利下げ姿勢も変わらなかったことで、下げ幅を縮小するも小幅続落、ドル円は東京市場では日経平均が軟調に推移する中、151円台半ばの狭いレンジで推移しましたが、欧州市場に入ると米長期金利の上昇を受けて、買いが優勢となり、151円台後半までジリジリと上昇、NY市場で発表された米雇用指標が予想を上回ると、米長期金利が上昇幅を拡大したことで、年初来高値151円台90銭台を伺う動きとなりましたが、続けて発表された米景気指標が予想を下回ると、利益確定売りが出て、高値トライはお預けとなる反落となり、更にパウエル米FRB議長の発言を受けて、年内利下げに対する姿勢が変わらないことを確認すると、米長期金利はマイナス圏まで低下したことで、ジリジリと下落が継続し、151円台半ばまで押し戻されたところで下落一服となりましたが、引き続き米雇用指標の強い結果をうけて、堅調な米景気を確認、米長期金利が高止まりする中、ドル円は再三に渡る152円台乗せの高値トライを続けていますが、中々突破には至っていませんが、前哨戦のADP雇用統計に続き、本丸の週末の米雇用統計が強い結果となれば、瞬間的にも151円台後半高値を突破し、152円台乗せとなる可能性がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

本日の日経新聞経済政策面にクレカ不正利用率が最悪、被害額10年で5倍との記事が掲載されていましたが、私たちは普段からなりすましによるスパムメールやスマホメッセージを通して、クレカの個人情報を抜き取られる不正利用の危険に晒されており、ウイルス対策ソフトなどによる自衛が必須となっていますが、個人的には必ず月1で各クレカの請求額をチェックするようにしており、仮に不正利用されても運営会社の定める期限内であれば全額補償が受けられる制度があることから、このチェック作業を行うことで安心感につながっています。

堅調な米経済指標で、米早期利下げ期待後退、米長期金利上昇、NYダウ大幅続落

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞金融経済面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:日銀、資金供給量(マネタリーベース)、マネタリーベース拡大継続を約束する金融緩和策(オーバーシュート型コミットメント)、月終了

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、日銀は3月の金融政策決定会合で、2013年黒田日銀総裁時に導入された異次元緩和を終了する大きな金融政策の転換を果たしたことで、日銀の金融政策関連は出題可能性が非常に高くなっていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

日銀が3月に金融緩和の修正を実施した後、国内長期金利は上昇しているにもかかわらず、ドル円が151円台後半の年初来高値を更新し、政府の円安牽制発言で為替介入の可能性が高まっている状況で、当初の日米金利差縮小による円高進行が見込まれた予想が裏切られた動きとなっています。

 

 

【相場】

堅調な米経済指標で、米早期利下げ期待が後退、米長期金利上昇で、NYダウは大幅続落となりました。

日経平均は国の半導体メーカーへ追加支援報道が出て、半導体株主導で買われたことが下支えとなり、小幅反発、NYダウは発表された米経済指標がいずれも予想を上回り、改めて堅調な米景気動向による年内の早期利下げ期待が後退し、米長期金利が上昇したことが重しとなり、大きく売られ、下げ幅400ドル弱の大幅続落、ドル円は堅調な米景気による早期利下げ期待後退による米長期金利上昇が下支えとなり下値は堅い一方、政府の度重なる強めの円安牽制発言で、152円台では為替介入が実施されるとの思惑から上値の重く、151円台半ばから後半の狭いレンジで終日推移、なお商品市況ですが、米中の好調な経済指標や中東情勢の緊迫化で、NY原油先物は85ドル台の5ヵ月ぶり高値、NY金先物は節目の2,300ドル台乗せとなる史上最高値更新と、ドル建てに不利なドル高が推移する中、いずれも高値圏で推移していますが、最近、堅調な米景気に対して、金利高を嫌気した米国株の下落が日本株にも波及し、日米株式は上値の重い展開となる一方、ドル円はもう2週間近く151円台で膠着状態が続いている状況で、2月にも同様の状況があり、その後、150→146円台へ4円もの円高が進行したことから、上下いずれかに動きだした場合、それ相応の値幅で動く可能性が高く、現在、最も想定されているのが、一旦、152円台の高値を更新した後、為替介入が実施され、147-148円台まで2022年の実施時と同程度の最大5円程度押し戻されるというパターンですが、実際の相場はどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

先週、Yahooニュースを見ていると、NTTドコモが第3世代移動通信方式(3G)の”FOMA”および携帯電話からインターネットやメールを利用できるサービス”iモード”を2026年3月31日に終了するとの記事に目が留まりましたが、自分が社会人として働き始めた頃、まさに携帯電話が普及し出した時期で、次第にPCやメールで仕事するのが当たり前になり始めた1990年代後半に、NTTドコモが現在のガラケーにあたるインターネットやメールができるiモードを搭載した携帯電話を発売、初期モデルはなんとまだカラーではなく緑茶色の画面で、それでも当時としては携帯でメールができることは画期的で、iモード搭載の携帯を持っていることはステイタス性があったことを懐かしく思い出しました。

新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウ大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタート

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:日銀短観(全国企業短期経済観測調査)、大企業製造業業況判断(DI)、4期ぶり悪化

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、日銀短観はまさに昨年11月の前回試験で出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

日銀短観の大企業製造業業況判断(DI)は4期ぶりに悪化、ダイハツ自動車の品質不正問題による自動車生産の減少が影を落とす形となりました。

 

[日経新聞国際面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:ISM製造業景況感指数、日銀短観、景気判断の節目50、2022年9月以来17ヵ月ぶりに回復

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、ISM製造業景況感指数は昨年11月の前回試験で出題された日銀短観にあたる米経済指標で、CFP試験の出題において最も重要ですが、実務的にも週末発表予定の米雇用統計に次いで株式、金利、為替などの金融市場を動かすエネルギーがある経済指標であり、以前に出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

景気判断を節目となる50を2022年9月以来17ヵ月ぶりに回復、予想も上回ったことで、米長短金利が急騰、NYダウは金利上昇圧力か下落するも、ドル円は151円台後半まで上昇しました。

 

 

【相場】

新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウは大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタートとなりました。

日経平均は新年度入りとなる取引で、日銀短観が4期ぶりに悪化したことや、機関投資家による期初に伴う益出しの売りが出て、軟調に推移、下げ幅550円超、2週間ぶりに節目の4万円台割れとなる大幅反落、NYダウは発表された米ISM製造業景況感指数が節目の50を回復する強い結果となり、米早期利下げ期待が後退し、米長期金利が約3%もの急騰となったことが重しとなり、売りが優勢となり、下げ幅250ドル弱の反落、ドル円は東京市場で日経平均が大幅安となる中でも、151円台前半から半ばで堅調に推移、欧州市場でも同水準のレンジ取引で推移していましたが、NY市場で米長期金利が上げ幅を拡大したことで、151円台半ばまで上昇したところで、発表された米ISM製造業景況感指数の強い結果を受けて、ドル全面高の展開となり、ドル円は151円台後半まで上昇が加速し、年初来高値を試す動きとなるかと思われましたが、手前で失速し、利益確定売りに押され、151円台半ばまで反落しましたが、下落が一服すると、米長期金利の上昇に下支えされ、151円台半ばから後半のレンジ取引に移行しましたが、ドル円を下支えする米景気ですが、注目の米ISM製造業がまさかの景気判断の節目50を回復する強い結果となり、改めて堅調な米景気を確認、米長期金利の急騰を招き、ドル円も上昇と、本日東京市場での政府の円安牽制を強めそうな堅調さを保っていますが、このままいけば、仮に週末の米雇用統計も強い結果となれば、瞬間風速的に年初来高値を更新し、節目の152円台をつける可能性がありそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、日経平均が節目の4万円台割れとなり、3月中旬以来となる押し目買いチャンスの到来となりそうですが、本日の日経新聞1面見出しの株式分割の記事にあるとおり、上場企業の株式分割の動きが23年度は前年度比6割増となるなど活発化し、個人投資家にはこれまで単元株が高すぎて中々手が出なかった優良銘柄も株式分割により最低購入金額が下がることで手が届くようになっており、更に最近の証券会社では1株からなど単元株未満での取引も可能になっており、昨年1:25の大型分割を実施した昨日時点で時価総額6位のNTTなどはたった177円程度で購入できるなど、新NISAスタートとともに、個人投資家のマネーが流入しやすい株式投資の環境が整ってきたことを実感しています。

(投資は自己責任でお願いします)

今週の注目点は、新年度入りの動き、米雇用統計など米経済指標、為替介入など円安警戒

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本日の時事・法改正は・・・


【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】

 

今週の注目点は、新年度入りの動き、米雇用統計など米経済指標、為替介入など円安警戒です。

本日から4月の新年度入りとなり、その新規資金流入とともに新NISAによる月初の外国株投信への資金流入による円安への影響に注視、また月初ということで、ISM製造業や米雇用統計など今後の米景気を占う米経済指標、そして、この2つの材料で円安が進行した場合、ドル円は再び152円台乗せの約34年ぶり高値更新を試す動きとなれば、すでに口先介入が最大限の段階にまで高まっている政府の円安牽制が更に進んでいよいよレートチェックとなれば、早ければ152円台に突っ込んだ場合、為替介入が実施される可能性がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

米経済指標は、ISM製造業景況感指数、ADP雇用統計、ISM非製造業景況感指数、パウエル米FRB議長の発言、雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率、平均時給)、米以外の経済指標は、1-3月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断、ユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値)、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨など、重要イベントの開催、重要指標の発表が予定されています。

 


【最後にひとこと】

 

先週、Yahooニュースを見ていたら、”4月からこう変わる”記事と一覧表が掲載されていましたが、まず目が留まったのがやはり値上げ欄で、今後も食品や電気代など値上げが続きそうなので改めて節約を意識することになりそう、そして最も注目したのが、最近忘れがちになっている新型コロナウイルスの公費支援が終了で、結局、自分は未だにコロナに感染せずに済んでいますが、無料ワクチンは計5回だったか全て接種済みで、今でも外出時のマスク、手洗い、うがいはもはや生活の一部と化して習慣化できており、もうコロナ自体をあまり意識することもなくなっている状態ですが、更に電車に乗っている時に向かいなどに咳が止まらない人がいると、つい席を移動してしまうなど、無意識にコロナ感染の回避行動をとれるようになっており、しっかり回避行動が身についていており、これはこれでいい傾向だな~と思っています。

今週4月3日(水)から2024年度第1回CFP試験の出願開始

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。
次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。 

日曜日は企画ものです。
本日は、2024年度第1回CFP試験の出願開始のお知らせです。


【2024年度第1回CFP試験の出願開始】

私は北国に住んでいますが、今年の春はようやく雪が解けたかと思ったらまた積もっての繰り返しで、暖かい春がなかなかやってきてくれませんが、CFP試験の勉強の進み具合はいかがでしょうか?
ところで、6月9日、16日(日)実施予定の2024年度第1回CFP試験まで早くも2ヵ月半ほどとなり、刻々と試験本番が近づいていますが、いよいよ今週4月3日(水)から2024年度第1回CFP試験の出願が開始されています。

(2024年度第1回CFP試験の出願期間)
 インターネット 2024年4月3日(水)~5月1日(水)

(試験要項)
日本FP協会ホームページ トップページバナー、もしくはFP資格取得を目指す>CFP資格を取得する>CFP資格審査試験

 

・上記ページに”試験要項”が掲載されており、要確認
・FPジャーナル3月号P32掲載 CFP試験が受験しやすくなります参照


出願期間は1ヵ月ほどありますが、忘れないうちに早めに手続きを済ませておきましょう。


【最後にひとこと】

もうすっかり2020年新型コロナの流行により、2020年度第1回試験が中止となった記憶もすっかり過去のものとなってしまっていますが、2020年度第2回試験再開後からはコロナ禍の中でも予定通り実施、昨年3月のコロナ5類移行に伴い、昨年11月の2023年度第2回試験はじめ、すっかりコロナ前の状況に戻っており、あのコロナによる中止騒動から早4年が経とうとしていますが、本当に時が経つのは早いですね。

6月の試験本番に向けて、しっかり過去問中心の勉強計画を立て、その計画通りに毎日コツコツと勉強をこなしていくことが合格への近道です。
出遅れた・・・という方もまだまだ間に合いますので頑張ってください。
なお、FP754のホームページのサイドバーに、次回の2024年度第1回CFP試験対策として、オススメ教材の商品画像、テキストリンクを掲載していますので、ご活用ください。

週末の相場は、イースターデーで海外休場の中、注目の米PCEデフレーターは予想通りで反応は限定的

皆さん、こんばんは。
FP754です。

 

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次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 

【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合4記事(Web刊
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:鉱工業生産指数(速報値)、在庫循環 、経済産業省

(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、鉱工業生産の在庫循環は昨年6月の前々回試験で出題されたほか、以前の試験でも2回連続出題されたことがあるほか、鉱工業生産そのものも一昨年6月の4回前の試験の日銀資料の選択肢として、また以前の試験で内閣府資料の選択肢として出題されていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
2月は前期比で0.1%低下、前月からのダイハツ自動車の品質不正での生産停止や大雪の影響で2ヵ月連続のマイナスとなりましたが、同じく景気の先行指標である株価は、一時4万1千円台を回復する場面があるなど、楽観的な見方からか堅調に推移しています。

 

[日経新聞総合4面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:完全失業率、総務省、有効求人倍率、厚生労働省

(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、完全失業率、有効求人倍率ともに、以前の試験で連続して出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
2月の完全失業率は上昇、有効求人倍率は低下ということで、労働環境の切迫が緩和という結果となっていますが、実際の現場との状況に対し、違和感があるようです

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:株式、外国為替、商品
出題キーワード:2023年度国内金融市場、日経平均株価、2月バブル期高値更新、2023年度上昇率44%、3年ぶり水準、円の対ドル下落幅18円、2000年度以来の大きさ、金先物農産品最高値、粘着質な世界インフレ、米国経済軟着陸見通し、ドル高進行

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
日経平均株価の過去の推移などの金融市場の動向については、以前に図表の読み取り問題など出題されていますので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
昨日3月29日で、2023年度の金融市場の取引が終了しましたが、株式市場では、日経平均株価は2月20日に1989年末につけた史上最高値3万8千915円を34年2ヵ月ぶりに更新、更に3月4日には史上初の4万円台乗せ、最終的に4万1千円台まで上昇する歴史的快挙を達成、外国為替市場でも、ドル円は2022年度の歴史的な上昇には劣るものの、予想に反し、円安が進行し、一昨年につけた151円台後半の高値をわずかながら更新するなど、歴史に刻まれる年度となりました。

 

 

【相場】

 

週末の相場は、イースターデーの祝日で海外市場は休場の中、注目の米PCEデフレーターは予想通りで、反応は限定的となりました。
日経平均は前日のNYダウが史上最高値を更新したことを好感し、上げ幅200円超の反発、NYダウはイースター休暇の祝日で休場、ドル円は海外市場がイースター休暇の祝日で休場の中、東京市場でも151円台前半から半ばの限定的なレンジ取引で推移、NY市場で米FRBの金融政策の判断材料とされる米個人消費支出(PCEデフレーター)が予想通りの結果となり、一部上振れを期待していた失望売りが出て、151円台前半まで下落する場面がありましたが、その後のパウエル米FRB議長の早急な利下げは必要なし、インフレ高止まりで金利維持等タカ派的な発言を受けて、買戻しが優勢となり、PCEデフレーター発表前の水準を回復しましたが、現在、日米金融政策において、日銀はマイナス金利を解除しましたが、金融緩和は継続、米FRBは年3回の利下げ見通しを維持しているものの、パウエル議長をはじめ、米FRB高官からの利下げを急がない発言が相次いでおり、双方ともに円安ドル高への動きを後押しする方向に傾いていて、それを反映してか、ドル円も151円台の高値圏でもみ合い、政府の円安牽制以外で、下落要因が見当たりませんが、警戒トーンがかなり高くなってきているので、仮に152円台をつけるような急激な動きが見られるようものなら、一気に為替介入の実弾投入の可能性が高まりそうですが、来週の相場はどうなるでしょうか。

 

 

【最後にひとこと】

 

自分はいつも週末の土曜日に、日経電子版の紙面ビューアーアプリを利用して、タブレットで1週間の記事を流し読みながら、見直すのですが、以前、当ブログの企画もの記事で取り上げた2005年最後の長者番付1位のサラリーマン投資家の清原達郎氏の著書が発売から1ヵ月で17万部を突破との広告が目に留まりましたが、やはり凄い売れ行きですね。

清原氏の本の内容については、ネット上で一部公開された記事が沢山出ていますので、購入を検討されている方は、まずはそちらからチェックすると良いと思います。

ちなみに、【時事・法改正】記事で取り上げたとおり、日経平均は年初から上昇を続け、2月に史上最高値更新、3月には初の4万円台と活況が続いていて、これまで投資に興味のなかったものの、株式投資に興味を持つようになっている方も多いと思いますが、清原氏も新NISAについてはやらなきゃ絶対損、個人投資家にとって夢のような制度とおっしゃっていますが、まずは、しっかり制度の基本を勉強してから取り組むことも大切です。

日経平均期末配当権利落ちによる下落、NYダウ最高値更新、ドル円151円台で小動き

皆さん、おはようございます。
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【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:米商務省、2023年10-12月四半期実質国内総生産(GDP、確定値)、前期比年率換算3.4%増、上方修正

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>

10-12月期の実質国内総生産(GDP、確定値)は前期比年率換算で3.4%、改定値から上方修正されたものの、個別の個人消費も上方修正されたものの、、コアPCEは下方修正され、明日発表予定の米物価指標個人消費支出(PCEデフレーター)が注目されます。

 

 

【相場】

日経平均は期末配当権利落ちにより下落、NYダウ最高値更新、ドル円は151円台で小動きで推移しました。

日経平均は3月期末の配当権利落ち日で、その分の下落を考慮しても更なる下落となり、下げ幅600円弱の大幅反落、NYダウは発表された米第4四半期実質GDP(確定値)をはじめ米経済指標が強弱入り混じる内容ながら予想を上回るものも多く、今後の米景気への楽観的な見方や利下げ観測が下支えとなり、わずかながら史上最高値更新となる小幅続伸、ドル円は昨日、昨年来高値更新後、政府からの円安牽制発言が強まり、反落したことで、上値が重い状況となるも、下値も堅く、151円台前半から半ばの小動きで終日推移し、本日NY市場で発表予定で、米FRBの金融政策の重要な材料とされるPCEデフレーター待ちとなりましたが、本日は2023年度末で、かつNY市場はイースターデーの祝日で休場ということで、市場参加者が少なくなることで動意薄となる一方、突発的な動きにも注意が必要ですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、政府がガソリン補助は延長する一方、電気ガスの補助は5月分を持って終了する旨決定したとの報道が出ていましたが、自分のように普段大して車に乗らないものにとってはガソリンこそ補助はなくし、ライフラインとなる電気ガスの補助は続けて欲しいというのが本音ですが、ようやく春らしくなってきて、光熱費のうち、灯油については気温の上昇に伴い、利用が控えられ、請求額も抑えられるようになる予定であるなど、食費も含めて他の支出の節約でカバーしていきたいと思います。

ドル円わずかながら約34年ぶり高値更新、3者会合実施、強い円安牽制、為替介入観測高まる

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:ドル円、151円台97銭、1990年7月以来34年ぶりの円安水準、低金利、需給構造変化、大企業業績追い風、インフレ圧力、個人消費減退

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
株式市場で、日経平均が史上最高値更新、初の4万円台乗せとなる一方、外国為替市場においても、ドル円は一昨年2022年10月につけた高値を約34年ぶりに更新し、財務省、金融庁、日銀による3者会合を実施、財務官から強い円安牽制発言が出て、いよいよ為替介入が現実味を帯びてきました。

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:債券
出題キーワード:米長期金利、上昇観測、米FRB利下げ姿勢、堅調な米経済、インフレ再加速懸念浮上

(FP754より)
<CFP試験対策>
昨日、ドル円が34年ぶり高値を更新しましたが、その最大の要因となっている米長期金利動向について、実務的な内容として、確認しておいてください。
<視点>
昨日、ドル円が上昇する要因を3つ挙げましたが、そのうち、最大の要因となっている堅調な米景気と米長期金利の上昇について深堀りした内容ですが、ここまで米FRBが利上げし、高金利水準を維持しても、米景気は腰折れすることはなく堅調に推移、再びインフレの高止まり懸念が浮上し、利下げ観測の後ずれ観測も出てきていることから、米長期金利が低下しにくい状況となっていることが、ドル円の上昇を下支えしています。

 

 

【相場】

ドル円はわずかながら約34年ぶり高値更新、3者会合実施し、強い円安牽制を示し、為替介入観測が高まりました。

日経平均は3月の権利付き最終売買日ということで、配当狙いの買いが入ったほか、ドル円がわずかながら約34年ぶり高値を更新したことで、自動車など輸出株主導で大きく買われ、一時、節目の4万1千円台を回復するなど上げ幅350円超の3営業日ぶり反発、NYダウは米ソフトランディング観測で長期金利が低下し、ここ最近の下落に対する押し目買いが入り、今年最大の上げ幅となる500ドル弱の4日ぶりに反発、ドル円は、東京市場でタカ派と見られていた日銀審議委員のハト派的発言をきっかけに、仕掛け的な買いが強まり、一昨年10月の為替介入前につけた高値151円台90銭をわずかに更新する約34年ぶり高値をつけると、鈴木財務相の強めの円安牽制発言を受けて、為替介入への警戒感が強まり、利益確定売りが出て、151円台半ばまで急落、更に欧州市場で財務省、金融庁、日銀の3者会合実施との報道が出て、更に為替介入への警戒感が強まると、ドル円は一段と大きく売られ、151円台割れ寸前まで急落する場面がありましたが、結局、割れることなく下落は一服、NY市場で主だった材料がない中、NYダウは大幅高となる一方、米長期金利が低下し、151円台前半から半ばで推移するも、上値が重い展開となりましたが、2月に日経平均の史上最高値を更新、3月に初の4万円台をつけたことに続き、ドル円も約34年ぶり高値を更新しましたが、ここ最近で最も強い円安牽制姿勢で、いよいよ為替介入が現実味を帯びてきましたが、一昨年10月の為替介入時は、151→146円台まで約5円も急落となったことから、仮に今回為替介入が実施されるとすれば、同程度の下落が想定されますが果たしてどうなるか、また日経平均は権利落ち日ということで、配当落ちの分、下落スタートとなりそうですが、いよいよ新年度を迎え、新たな資金流入となるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

米大リーグロジャースの大谷選手ですが、昨日の試合では2打席連続空振り三振、無安打と快音が聞かれなかったようで、短絡的ではありますが、やはり今回の事件の影響が出ているのかと思わされますが、これまで大谷選手からはスランプという言葉をきいた記憶がありませんが、過去にはケガはあれど、自分事では何事もなかったかのように課題を克服、順風満帆だったと思われる野球人生にとって、他人から降りかかってきた大きな試練の中、新たに結婚されたことで、新たな家族に下支えしてもらい、なんとかスランプに陥らないように踏みとどまって、やはり大谷選手はスーパースターなんだなという圧倒的活躍を見せて、全世界中のファンを安心させてもらいたいですね。

材料難の中、米長期金利低下ながら、日米株式小動き、ドル高進行

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:財務省、国際収支統計の構造変化、経常収支の黒字、2010年まで貿易収支11年以降第1次所得収支、輸出から投資で稼ぐ構造へ

(FP754より)
<CFP試験対策>
毎月発表される国際収支統計を取り上げていますが、この構造変化にも触れており、実務的にも相場に大きな影響を与える非常に重要な内容なので確認しておいてください。
<視点>
現在、ドル円は151円台で推移していますが、先週までの日米金融政策の結果発表を経て、昨年来高値151円台後半を試す円安ドル高が進行しており、ファンダメンタル要因として、この国際収支統計の構造変化はボディーブローのように円安進行の下支えとなっていると思われます。

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:円、スイスフラン、下落鮮明、日本利上げスイス利下げ、低金利、キャリー取引

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場に置いて、円キャリー取引は、円安ドル高が進行する大きな要因の1つであり、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
円安ドル高の要因として、上記記事で挙げたファンダメンタル要因として、経常収支の構造変化とともに、日米金利差があり、先週、日銀が約17年ぶりに利上げに踏み切り、米FRBは今後の利下げを示唆しましたが、それでも日米金利差は大きく、日米金利差を意識した円キャリートレードが現在の円安ドル高相場を牽引していると思われます。

 

[日経新聞マーケット総合面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:歴史的円安長期化、しぶといドル高、米保護主義海外企業投資、米経済堅調、利下げ先送り

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場に置いて、米景気の堅調な推移は、円安ドル高が進行する大きな要因の1つであり、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
円安ドル高の要因として、上記記事らで挙げたファンダメンタル要因として、経常収支の構造変化、日米金利差ともに、堅調な米景気に伴うドル高の進行があり、最近の米経済指標を見ても、米景気は底堅く、利下げ観測の先行き不透明感も伴った米長期金利の高止まりが日米金利差に繋がり、円キャリートレードによる円安ドル高の進行に繋がっています。

 

 

【相場】

材料難の中、米長期金利低下ながら、日米株式は小動き、ドル高が進行しました。

日経平均は材料難ながら、前日のNYダウが5日ぶり反落したことで、4万円台の高値圏で推移していることから、期末に伴う利益確定売りも出て、小幅続落、NYダウも発表された米経済指標が強弱入り混じる内容で、材料難ながら、期末の利益確定売りが優勢となり、小幅続落、ドル円も日米株式同様、日米金融会合を通過し、材料難ながら、151円台で高止まりし、特に海外市場では、日米金利差を意識したキャリートレードが円安ドル高を進行させ、151円台半ばまでジリジリと上昇しましたが、本日、【時事・法改正】で挙げた3つの記事にあるとおり、現在の円安ドル高進行の要因として、経常収支の皇后変化、日米金利差による円キャリートレード、堅調な米景気に伴うドル高進行、利下げ観測の先行き不透明感の3つが挙げられますが、特に大きく作用しているのが、後者2つで、米景気が崩れない限り、この円安ドル高の流れは中々崩れることがはなさそうですが、仮にそのサインが出るとすれば、景気の先行指標である米国株の下落になるのではないかと思われますが、果たして、日経平均が4万円台の史上最高値を更新、ドル円が151円台と昨年来高値付近で推移する中、同じく史上最高値圏で推移するNYダウ、S&P、ナスダックの動向が注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、注目の米大リーグロジャースの大谷選手の記者会見で、水原元通訳の違法賭博への関与を明確に否定したことで、一定の安心感を与えてくれたものの、会見では、水原氏がどのようにして大谷選手の口座から巨額の資金を送金したのかが明示されなかったことで、今回の事件の今後の進展における最大の焦点になっていますが、こちらも早くクリアになることで、大谷選手が野球に集中できる環境が早く整うことを願うばかりですが、仮に今回の事件が原因となって、大谷選手が長いスランプにでも陥るようなことになってしまうことは誰も望んでいませんが、一方で、そのような逆境をも物ともしないほどのスーパースターたる所以の大活躍を見せてほしいです。

週明けの相場は、久々に強めの円安牽制発言出るも、年度末を控え、日経平均軟調、ドル円堅調スタート

皆さん、おはようございます。
FP754です。

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次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:商品
出題キーワード:NY金先物、最高値圏推移、史上最高値1トロイオンス2,225ドル台、米FRB利下げ転換織り込み

(FP754より)
<CFP試験対策>
商品において、金は原油と比較すると頻出で、特に積立関連で出題されており、まさに金投資が昨年11月の前回試験で出題されていましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>
今年に入ってからの、日米株式、ドル円が短期間で急騰したことで、商品市況は脇役に追いやられていましたが、米FRBの利下げ観測によるドル安期待もあり、NY原油、金などの商品市況はドル建てによる割安感から堅調に推移、NY金先物は史上最高値を更新し、その後も最高値圏で推移している状況です。

 

 

【相場】

週明けの相場は、久々に強めの円安牽制発言出るも、年度末を控え、日経平均は軟調、ドル円は堅調スタートとなりました。

日経平均は先週末のNYダウが5日ぶり反落したことで、年度末を控え、利益確定売りが優勢となり、下げ幅450円超、5日ぶり反落、NYダウはEUの米ハイテク帰省関連の報道や発表された米住宅指標が予想を下回り、先週末に続き、最高値圏で推移していたことによる利益確定売りが優勢となり、下げ幅150ドル超の続落、ドル円は東京市場前に久々に神田財務官から強めトーンの円安牽制発言が出るも若干円高に振れる場面がありましたが、影響は限定的で、上値は重いながらも下値も堅く、東京、欧州市場で151円台前半で堅調に推移しましたが、NY市場でNYダウは軟調に推移したものの、米長期金利が上昇したことで、ドル円は買いが優勢となり、151円台半ばまでジリジリと上昇、ここ最近、欧州ECBの利下げ観測から軟調に推移していたユーロドルも堅調に推移するなど、リスク志向の円安、ドル安の流れとなりましたが、昨日の日経新聞にまさに止まらぬ円安に対する為替介入「本気度」として口先介入のトーンの図表が掲載されていましたが、それによると、昨日の神田財務官の発言は、口先介入としても最もトーンが強い段階で、次はレートチェック実施となるので、ドル円が昨年来高値151円台後半を突破し、1252円台をつけるような円安ドル高が進行するとすれば、いよいよレートチェック等のヘッドラインが出た上で、2022年11月以来となる実弾投入の可能性が高まり、前回の円高は最大5円程度だったので、一旦、140円台まで押し戻されそうですが、果たして今週末に米FRBの金融政策の重要な材料とされる米物価指標PCEデフレレーターの発表を控え、ドル円は昨年来高値を試す場面が出てくるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日も早朝ゴミ捨てに外に出ましたが、すっかり明るくなって雪も解けて路面も見え始め、いよいよ春らしくなってきましたね。

ところで、もしかしたら当記事が更新される時間帯にはすでニュースが出ているのかもしれませんが、今日、注目の大谷選手が今回の出来事について記者会見を開くということで、本人の口からどのような内容が語られるのか世界中の人々が注目し、今日はその話題で持ちきりになりそうですが、とにかく大谷選手が引き続き野球に専念できる環境に早く戻るといいなと思います。