FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ -5ページ目

注目の米CPIは強い結果、米利下げ観測後退、米長期金利急騰で、ドル円約34年ぶり153円台乗せ

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:ドル円153円台、約34年ぶり、米消費者物価指数(CPI)、米FRB利下げ観測後退

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
昨日NY市場で発表された米CPIが予想を上回る強い結果となり、米FRBの利下げ開始時期が後ずれ観測から、米長短金利が急騰、ドル円は大きく買われ、約34年ぶりに節目の152円台乗せを突破すると更に上昇が加速し、一気に153円台乗せの円安ドル高が進行しました。

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:米労働省、消費者物価指数(CPI)、前年同比3.5%、市場予想上回る

(FP754より)
<CFP試験対策>

昨年春、突如、米銀が経営破綻し、米金融システム不安が発生、元々、金融市場の焦点は、インフレと世界経済の景気後退ですが、そのインフレについては、米消費者物価指数(CPI)が今後の米FRBの金融政策の行方を占う上での判断材料としてこれまで以上に注目される指標となっており、昨年6月の前々回試験で、消費者物価指数とともに出題されたほか、以前の試験でも連続して出題されていたラスパイレス式の物価指数の計算問題が出題されたことで、改めて物価指標の注目度が高いことが示されましたので、内容を確認しておいてください。。

<視点>

3月は前年同月比3.5%上昇し、市場予想を上回り、米FRBの利下げ開始時期後ずれ観測で、米長短期金利が急騰、ドル円は一気に153円台乗せとなる急伸となりました。

 

[日経新聞金融経済面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:日銀、国内企業物価指数、前年同比0.8

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、アベノミクスによるインフレ目標2%以上を掲げたことで、総務省の消費者物価指数は、総務省の消費者物価指数とともに、物価指標として重要度が高く、昨年6月の前々回試験で、消費者物価指数とともに出題されたほか、以前の試験でも連続して出題されていたラスパイレス式の物価指数の計算問題が出題されたことで、改めて物価指標の注目度が高いことが示されましたので、内容を確認しておいてください。

<視点>

2月は前年同月比0.8%上昇で、2ヵ月連続伸び率拡大となり、原油価格が上昇し、政府の電力・ガスの補助制度が一巡したことが要因とのことで、NY市場で発表された米CPIはをはじめ、米インフレの高止まり、再加速が懸念される状況で、日米金融政策の引き締め観測が浮上しそうです。

 

 

【相場】

注目の米CPIは強い結果となり、米利下げ開始時期後ずれで米長期金利急騰、ドル円は約34年ぶり153円台乗せとなりました。

日経平均は中東情勢の悪化による地政学的リスクが嫌気されて売りが優勢となり、下げ幅200円弱の3営業日ぶり反落、NYダウは注目の米CPIが予想を上回る結果となり、米FRBの利下げ開始時期後ずれがほぼ確定的、米長短金利がいずれも上げ幅4%を上回る急騰となったことが重しとなり大きく売られ、下げ幅400ドル超の3日続落、ドル円はNY市場で米CPI発表を控え、様子見ムードが広がりながらも151円台後半で堅調に推移していましたが、NY市場で発表された米CPIが通常、コアともに予想を上回る強い結果となり、米FRBの利下げ開始時期後ずれを織り込む形で、米長期金利が約4ヵ月半ぶりに4.5%台乗せとなるなど、上げ幅4%以上の急騰となったことで、ドル全面高の展開となり、ドル円は大きく買われ、152円台乗せと年初来高値を突破すると、更に上昇が加速し、一気に153円台乗せまで一段高となりましたが、ドル円はまさかの152円台を突き抜け153円台まで上昇する円安ドル高が進行し、昨日当コーナーで話した蓄積された相場エネルギーが上放れした形となりましたが、こうなると明らかに過度の変動ということで、本日の東京市場で政府がどのように円安牽制をしてくるか、また今回の過度の変動で為替介入に動かなければ、投機筋は更なる円安ドル高加速を試してくることは容易に想像できることから、政府が断固たる措置として早々と為替介入に動くか注目されますが、それとも現在渡米している岸田総理に忖度して帰国まで行動は見送るようなことがあるのか、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

現在、日米ともに株高、物価高が進行し、一応、好景気と言えそうですが、現在、中東情勢の悪化による原油価格上昇という新たな火種が出てきて、更に今回の米CPIが象徴するように、この物価高が粘着性の高いもので、更に我々の生活に影を落とし、日米金融政策は金融引き締め方向となり、次第に景気を冷やし、それが株安を招く中、そのまま物価高だけ解消されないと、将来の不景気物価高の同時進行のスタグフレーションという最悪の状況になりかねませんが、果たしてそのような心配はないのでしょうか…。

明日の米CPI発表を控え、日経平均大幅続伸、NYダウ小動き、ドル円高値トライ後反落

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊

CFP試験分類:国内経済指標

出題キーワード:消費物価指数、家賃、25年ぶり上昇、物価高

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、消費者物価指数(CPI)の中で、物価上昇の波がついに国内の家賃にも波及し始めた兆候が表れ出したとのことで、実務的内容を確認しておいてください。
<視点>

消費者物価指数(CPI)で賃貸住宅の家賃を示す指数が22023年に前年比0.1%上昇し、25年ぶりのプラスになったとのことで、賃貸家賃といえば賃借人寄りの法律に守られている値上げされない代表例の1つとして認識されていましたが、長年、物価の優等生と言われ、低価格を維持していたたまごでさえここ数年の物価高で最大3倍近くまで急騰するなど、これまでの常識が覆されつつあります

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊

CFP試験分類:国内経済指標

出題キーワード:消費動向調査、消費者態度指数 、内閣府

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、消費動向調査の消費者態度指数は、過去に出題されたことがあり、また昨年6月の4回前の試験で、日銀の展望レポートの選択肢として個人消費が出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

3月は前月比で上昇、5年弱ぶり高水準となり、賃上げを好感とのことでしたが、相変わらず実生活では物価高を痛感、昨日発表された実質賃金は23ヵ月連続マイナスとなりましたが、今後の上振れ期待もあり、消費への波及効果が期待されます。

 

 

【相場】

明日の米CPI発表を控え、日経平均は大幅続伸、NYダウは小動き、ドル円は高値トライ後反落となりました。

日経平均は前日のNYダウは反落したにも関わらず、半導体株主導で大きく買われ、上げ幅450円弱の大幅続伸、NYダウは明日の米CPIの発表を控え、米長期金利がポジション調整か低下したものの、上振れへの警戒感が払拭できず、小幅続落、ドル円は東京市場で米CPI上振れによる米利下げ時期の後ずれへの思惑から、151円台後半で堅調に推移、欧州市場では、再び151円台90銭まで上昇し、高値トライとなる場面がありましたが、政府の為替介入への警戒感もあり、今回も高値更新とはならず、日銀の2024年物価見通し関連の報道が出て、売りが優勢となり反落、更にNY市場では主だった米経済指標の発表がない中、米長期金利が昨日の急伸から一転、急低下したことで、売りが継続し、151円台半ばまで一段安となったところで下落一服、その後、明日の米CPIの上振れへの思惑から買戻しが優勢となり、151円台後半まで反発、NY金先物は3日連続史上最高値を更新しましたが、やはり今後の米FRBの金融政策にとって大きな材料となりそうな米CPI待ちで、方向感のない動きとなりましたが、ドル円はもう3週間も151-152円台の狭いレンジ取引を続けており、相場エネルギーが相当蓄積されていると見られ、一旦放たれると、例えば同じような展開となっていた2月中旬から3月上旬のドル円相場は150→146円台まで4円もの急落となったことから、同様もしくはそれ以上の乱高下となる可能性がありますが、果たして今夜NY市場での米CPI発表後の相場はどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日3月9日で、植田日銀総裁が就任してから1年が経過し、テレ東WBSの識者へのアンケートを見ていると、軒並み高評価を与えていましたが、なんといっても終了時には相当の痛みを伴うと見られていた黒田前総裁の前例のない異次元緩和を、現在の株高円安の好循環となっている金融市場を混乱させることなく終了させた手腕は十分な評価に値するものだと自分も思いましたが、ただ、日銀の過去の利上げの歴史はことごとく失敗に終わっていることから、果たして30年の失われたデフレに逆戻りさせずに、日本経済を緩やかなインフレ経済の持続という軟着陸させることはできるのか、今後、植田総裁の手腕がますます問われることになりそうです。

週明けの相場は、米CPI発表を控え、日経平均反発、ドル円高値更新を伺う動きでスタート

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:内閣府、景気ウオッチャー調査、街角景気、景気判断の分かれ目50

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、昨年11月の前回試験で日銀短観の選択肢と出題されたほか、以前の試験で珍しく2回連続出題されましたので、内容を確認しておいてください。

<視点>

2月の現状判断指数は2ヵ月ぶりに悪化、景気判断の分かれ目50を14ヵ月ぶりに下回り、先行き判断指数も5ヵ月ぶりに弦月割れといずれも低下傾向で、街角景気は現場の生の声ということで、先行指標として景気の先行きが心配されます。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:厚生労働省、毎月勤労統計調査、実質賃金、現金給与総額(名目賃金)、所定外給与(残業代)

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、毎月勤労統計は、最近、名目賃金から物価上昇を差し引いた実質賃金の伸びを確認する指標として、景気回復の先行きを占う上で注目度が高まっており、以前の試験の選択肢としても出題されていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
2月は前年同月比1.3%減となり、マイナスは23ヵ月連続となりましたが、所定内給与の伸び率は19年ぶりの大きさだったにもかかわらず、物価上昇になお追いついていない状況でしたが、先月の春闘が盛り上がったように今後は賃金上昇による改善が期待されます。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:財務省、国際収支、経常収支、貿易収支、所得収支、サービス収支(旅行収支)、経常黒字、資源高一服、円安進行

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、まさに昨年11月の前回試験で出題されたほか、一昨年11月の3回前の試験ならびに一昨年6月の4回前の試験でも出題、5回前の試験では国際収支ならびに世界各国の経常収支の比較が出題されたのをはじめ、国際収支関連は連続して出題されており、今後も出題可能性が高いので、内容を確認しておいてください。
<視点>

2月の経常収支は黒字を維持、自動車輸出が伸びて貿易赤字が縮んだほか、訪日客の増加が旅行収支の黒字を押し上げたとのことで、ここにきて、ドル円は151円台後半の約34年ぶり高値をわずかながら更新、更に節目の152円台突破目前の水準で高止まりしており、交易条件による構造変化も更なる円安を後押しする可能性があります。

 

 

【相場】

週明けの相場は、米CPI発表を控え、日経平均反発、ドル円高値更新を伺う動きでスタートとなりました。

日経平均は先週末のNYダウが米雇用統計の強い結果を好感し上昇した流れを引き継いで買われ、上げ幅300円超の反発、NYダウは先週末の米雇用統計を受けて、利下げ開始時期後ずれ観測が浮上、米長期金利が上昇したことが重しとなったことや、明後日の米CPIの発表を控え、様子見ムードも広がり、小幅反落、ドル円は先週末の米雇用統計を受けた米FRBの利下げ開始時期後ずれ観測が浮上し、米長期金利が昨年11月以来となる高水準まで上昇したことを好感、NY市場で一時151円台90銭まで上昇し、年初来高値更新を試す動きとなりましたが、明日の米CPIを控え、あと一歩というところで抜けきらず反落するも、151円台後半で高止まり状態となりましたが、明日NY市場で米CPIが発表されますが、その結果次第で、米FRBの利下げ開始時期後ずれ観測が更に強まり、米長期金利が急騰し、仮にドル円が節目の152円台を突破ということになりば、政府の過度な円安警戒感、そして為替介入の実施が一気に高まりそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

日経新聞の名物コーナーといえば、文化面の”私の履歴書”が有名ですが、個人的に読むのを楽しみにしているのが教育面の”受験考”で、4月からこれまでの火曜日から月曜日への掲載に変更になりましたが、塾講師である著者が生徒への指導から得られる様々なエピソードや考察を披露されており、自分が子供の頃との違いも知ることがあり、毎回興味深い内容となっており、今後もずっと連載を続けてほしいと思っています。

今週の注目点は、米雇用統計後の動き、CPI、FOMC議事要旨、欧州ECB定例理事会

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

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本日の時事・法改正は・・・


【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】

 

今週の注目点は、米雇用統計後の動き、CPI、FOMC議事要旨、欧州ECB理事会です。

先週末の米雇用統計は予想を大幅に上回る強い結果となり、利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇、ドル全面高の展開となりましたが、今週は週明けの米雇用統計後の動き、そして利下げに関する大きな材料となる米CPI、そして改めて米FRBの金融政策の方向性を確認する米FOMC議事要旨、そして米FRBに先行して利下げ観測が高まっている欧州ECB定例理事会、そして本日の日経新聞総合・経済面記事にも出ていた最近の中東情勢悪化による原油高が、先進国のインフレ高止まりに波及し、景気減速→株安に繋がるのか、それとも利下げ観測後退→株高に繋がるのか注目です。

米経済指標は、消費者物価指数(CPI)、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、卸売物価指数(PPI)、米以外の経済指標は、欧州中央銀行(ECB)定例理事会、ラガルドECB総裁の定例記者会見など、重要イベントの開催、重要指標の発表が予定されています。

 


【最後にひとこと】

 

先日、日経電子版を見ていたら、500年後には佐藤姓の割合が100%になるとの東北大教授の試算記事に目が留まりましたが、現在の日本では佐藤姓が最も多く、全体の1.5%を占め、このまま現在の夫婦同姓が続けば最終的に佐藤姓に収れんされるとの分析で、元々佐藤姓が一番多いことは知っていましたが、2番目に多い鈴木姓が和歌山起源であるのに対し、佐藤姓の起源は諸説あるようですが、現在大河ドラマをやっている平安時代の貴族藤原氏から派生したという意見では一致しているようで、自分もこれまで数えきれないくらい佐藤さんに会ってきましたが、自分の人生で直接会った方で、まさに容姿端麗、才色兼備という言葉がピッタリ合う方だな~と思った女性は佐藤さんで、仏様のような顔立ち、きれいな声色をお持ちで、女性が憧れる職業につかれ、字も達筆、言うまでもなくとてもいい人とまさに完璧、育ちの良さもあり、高貴なオーラをまとってらっしゃいました。

最近話題の金融の基礎知識習得に、日経電子版マネーの知識ここから

皆さん、おはようございます。

FP754です。

このブログのメインテーマでありますCFP試験。 

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

本日は企画ものです。

今回は、”最近話題の金融の基礎知識習得に、日経電子版マネーの知識ここから”です。

 


【日経電子版

 

【マネーの知識ここから】

 

2024年になってから早3ヵ月が過ぎ、4月に入り、新たに新年度も始まりました。

 

2024年の金融市場では、新たに新NISAがスタートし、その個人投資家の資金に加え、外国人投資家の資金流入により、日経平均株価は2月に1989年末大納会につけた史上最高値3万8,915円を突破、更に3月には節目の4万円台、4万1千円台まで急騰するという歴史的な上昇相場となっています。

 

一方、その年初からの株高と並行して、ドル円は140円台でスタートし、一気に150円台まで上昇する円安ドル高が進行、更に3月に日銀が13年も続けた異次元緩和をついに終了する金融緩和の修正を実施すると、円高の予想に反して、更なる円安が進行し、ついに昨年来高値151円台後半を突破し、政府の円安牽制、為替介入観測まで出る152円台乗せを伺う動きとなっています。

 

このように、金融市場では歴史的な株高円安が進行する一方、日銀の金融政策修正により、私たちにとって身近な預貯金金利が上昇し、更に住宅ローン金利の変動も懸念される状況となっています。

 

このような状況の中、改めて金融、ライフプランについての基礎知識を勉強しておきたい、または勉強し直しておきたいという方もいらっしゃると思います。

 

そのような方に最適だと思ったのが以下の日経電子版のコーナー”マネーの知識ここから”です。

 

https://www.nikkei.com/special/money-knowledge?n_cid=DSREA_noticemoneyknowledge

 

最近の金融市場を踏まえ、何かとニュースで取り上げられ、話題となっている”NISA、外貨投資、年金、iDeCo、住宅ローン、投資信託”についての基礎知識が学べます。

 

 

【最後にひとこと】
 

日経電子版には魅力的なコーナーが沢山あり、限られた時間の中、全てに目を通すのは難しいですが、自分にとって役に立ちそうだ思うコーナーがあれば、毎日こつこつと目を通しておくことで、知らず知らずの内に金融知識が身に付き、金融のことが徐々にわかってくると、次第に更なる知識習得にも興味が湧いてきて、それが資産運用の実践にも役立つなど、ぜひ新聞をチェックする習慣を身に付けていただければ…と思います。

注目の米雇用統計は予想を大きく上回り、強い米景気、利下げ観測後退で、ドル全面高の展開

皆さん、こんばんは。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:米雇用統計、非農業部門雇用者数、失業率、平均時給


(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、特に米雇用統計は、株式、金利、為替などの金融市場を最も動かすエネルギーがある経済指標で、一昨年11月の3回前の試験や以前の試験で出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

3月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数は予想を大幅に上回り、失業率も低下、平均時給は予想通りと、かなり強い数字で、改めて堅調な米景気を確認、利下げ観測が後退したことで、米長期金利が上昇し、ドル全面高の展開となり、ドル円は151円台後半まで急伸する場面がありました。

 

[日経新聞総合4面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:内閣府、景気動向指数(速報値)、景気一致指数、景気先行指数

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、景気動向指数は最近こそ単独の設問での出題が見られなくなっているものの頻出で、昨年11月の前回試験で日銀短観や機械受注統計、昨年6月の前々回試験で消費者物価指数の選択肢として出題されたほか、一昨年11月の3回前の試験でも機械受注統計の選択肢として、5回前の試験では、しっかり基本問題が出題され、今後も連続して出題される可能性がありますので、内容を確認しておいてください。

<視点>

2月の一致指数は予想通りながら、先行指数は2ヵ月ぶりに改善と、引き続き自動車関連の品質不正問題の影響が出たとのことで、同じ景気の先行指標となる日経平均は4万円を挟んだ今年の高値圏で乱高下しており、ちょっと調整に入ってしまいそうな雰囲気となっています。

 

 

【相場】

注目の米雇用統計は予想を大きく上回り、強い米景気を確認、利下げ観測後退で、ドル全面高の展開となりました。

日経平均は前日のNYダウは大幅安となる中、ドル円が植田日銀総裁の発言を受けて、151円台割れまで円高が進行したことも重しとなり、一時下げ幅1,000円に迫る大幅反落、NYダウは発表された米雇用統計が予想を大幅に上回り、平均時給が予想通りに抑えられたことで、改めて強い米景気を確認、過度なインフレ懸念も後退し、素直にで買いで反応し、上げ幅300ドル超の5日ぶり反発、ドル円は東京市場で植田日銀総裁の発言を受けて、国内長期金利が上昇したことで、円が買われ、久々に151円台割れとなる150円台後半まで下落する場面がありましたが、その後、大幅安となっていた日経平均が下げ幅を縮小したことで、買い戻され、往って来いの展開となり、欧州市場では、NY市場での米雇用統計を控え、151円台前半で推移していましたが、その米雇用統計は雇用者数が30万人と予想の20万人を大幅に上回り、失業率も予想より低下したことで、早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇したことで、ドル全面高の展開となり、151円台70銭台まで上昇しましたが、政府の為替介入への警戒感からか、年初来高値を試す動きまでには至らず、次第に上値の重さを嫌気し、利益確定売りが出て、151円台半ばまで反落する場面がありましたが、その後は堅調に推移しましたが、注目の米雇用統計は非常に強い数字が出て、6月の利下げは消滅、年3回の利下げも年1~2回もしくは利下げはできず、利上げさえあり得るのではという驚きの内容でしたが、そうなると、ドル円は再び152円台に向けて上昇を再開する可能性がある一方、週末の動きは上値を試す動きにならなかったこともちょっとあれっという感じで気になりましたが、来週の相場はどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日、昨年8月以来8ヵ月ぶり、ほんと久々にガソリンを入れましたが、特に今シーズンの冬に車に乗ったのは2回、しかもほぼ近所だったので、前回ガソリンを入れた時、ゼロに戻したオドメーターは250kmを示していたので、やっぱり全然乗ってませんね、自分の車はもう新規登録から23年、中古で買ってからも17年が経ちますが、昔は同じモデルをよく見かけましたが、さすがに今はほぼ見ることもなくなりましたし、全く乗らないのに、車検ごとに何かしら部品を換えないといけなくなっているのは、この物価高で痛いですね、ちなみに今回のガソリンはセルフでレギュラー163円でした、あと久々に洗車もしてみましたが、洗車場で噴きつけた水の路面に滑って見事にコケてしまい、少々恥ずかしかったです。

米FRB高官発言、中東情勢の緊迫化で、リスク回避の株安、円高の流れ

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞マーケット商品面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:商品
出題キーワード:NY金先物、初の1トロイオンス2,300ドル台超え、中東情勢の地政学的リスク、原油高

(FP754より)
<CFP試験対策>
商品において、金は原油と比較すると頻出で、特に積立関連で出題されており、まさに金投資が昨年11月の前回試験で出題されていましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>
今年に入ってからの、日米株式、ドル円が短期間で急騰したことで、商品市況は脇役に追いやられていましたが、米FRBの利下げ観測によるドル安期待もあり、NY原油、金などの商品市況はドル建てによる割安感から堅調に推移、NY金先物は3月に史上最高値を更新後、初の2,300ドル台乗せと、日経平均と同じような動きをしています。

 

 

【相場】

米FRB高官発言、中東情勢の緊迫化で、リスク回避の株安、円高の流れとなりました。

日経平均は前日のNYダウは下落したものの、ナスダックが上昇した流れを好感して、半導体株主導で大きく買い戻され、一時節目の4万円台を回復後、利益確定売りに押されましたが、反発、NYダウは発表された米雇用指標が予想を下回り、米長期金利が低下したことで一時買われる場面がありましたが、米FRB高官の相次ぐ利下げ後ずれ発言や中東情勢の緊迫化による原油高でインフレ懸念から利下げ観測が後退したことで、大きく売りが優勢となり、下げ幅500ドル超の4日続落、ドル円は明日の米雇用統計を控え、東京、欧州市場では、151円台半ばから後半のレンジ取引ながら堅調に推移していましたが、NY市場で発表された米雇用指標が予想を下回ったことや、米FRB高官による発言で利下げ観測が後退するも、中東情勢の緊迫化による原油高が嫌気され、NYダウが大幅安となると、久々にリスク回避の円高、ドル高の流れとなり、ドル円は151円台前半、上昇していたユーロドルも1.18ドル台前半まで急落しましたが、米FRB高官による発言で、利下げ観測が後退し、更に中東情勢の緊迫化による原油高が重しとなり、リスク回避の株安、円高の動きとなる中、いよいよ本日NY市場で注目の米雇用統計が発表予定ですが、前哨戦のADP雇用統計は強い結果で利下げ観測が後退しましたが、市場は当初の年3回から年2回の利下げに傾きつつあり、今回の米雇用統計はその動向を左右しそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、Yahooニュースを見ていると、先日亡くなられたドラゴンボールの鳥山明さんらとともに、1980年代少年ジャンプの全盛期を支えたキャプテン翼の高橋洋一さんが1981年から43年続いたシリーズ連載を終了したと出ていましたが、自分は少年野球をやっていたので、どちらかというとサッカーより野球で、サッカーには馴染みが薄かったのですが、それでもジャンプでのキャプテン翼は毎回読んでいて、そのキャプテン翼ですが、現在、世界で活躍する海外の有名選手も子供の頃、夢中で読んで、サッカー選手を目指すきっかけとなったことなど以前のテレビ番組での発言を見たこともあり、それだけ世界に影響を与える凄い漫画だったんだ~と感心したことがありました。

ドル円152円台トライの動き、米ISM非製造業、パウエル米FRB議長発言で上昇一服

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:超円安、ドル円理論値142円、実勢値9円円安、日米金利差、投機筋、為替介入、米長期金利、交易条件、対外債務、新NISA、米雇用統計

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
現在、外国為替市場では、先月3月に151円台後半の高値をわずかながら約34年ぶりに更新、節目の152円台乗せを伺う動きとなっており、その要因として、堅調な米景気、インフレ高止まり、日銀利上げ後の金融緩和継続による日米金利差による投機筋のキャリートレードの動きのほか、新NISAに伴う資金流入、交易条件の構造的変化など様々なファンダメンタルの材料が円売りを後押ししていますが、政府の円安牽制発言も最終段階まで高まったおり、仮に週末の米雇用統計結果を受けて152円台乗せとなれば、為替介入が実施される可能性があります。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標

出題キーワード:日銀需給ギャップ、10-12月期、プラス0.16%、20年1-3月期以来15四半期ぶりプラス、物価上昇圧力、人手不足、生産改善寄与

 

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、需給ギャップは昨年11月の3回前の試験、昨年6月の4回前の試験、以前の試験で内閣府資料関連の選択肢として出題されましたので、内容を確認しておいてください。

<視点>

需給ギャップ(GDPギャップ)の定義と以前掲載した内容の再確認ですが、需給ギャップには内閣府版と日銀版があり、今回は日銀版ですが、14四半期連続のマイナスとなったものの、先日取り上げた内閣府版でもマイナスに転換しており、日本経済が1990年代バブル崩壊後、失われた30年の最大の要因だったデフレ経済下の需給不足からようやく脱出し、更に今後の日銀の金融政策修正観測が高まるか注視されます。

 

 

【相場】

ドル円は米ADP雇用統計で152円台トライの動き、米ISM非製造業が予想を下回り、パウエル米FRB議長発言で上昇一服となりました。

日経平均は前日のNYダウが大幅安となったことで売られ、一時下げ幅600円超の大幅反落、NYダウは発表された米ADP雇用統計が予想を上回り、米FRB高官の利下げ後ずれ発言を受けて、米長期金利が4,4%まで上昇し、売りが優勢となる中、続けて発表された米ISM非製造業景況感指数が予想を下回り、更にパウエル米FRB議長の利下げ姿勢も変わらなかったことで、下げ幅を縮小するも小幅続落、ドル円は東京市場では日経平均が軟調に推移する中、151円台半ばの狭いレンジで推移しましたが、欧州市場に入ると米長期金利の上昇を受けて、買いが優勢となり、151円台後半までジリジリと上昇、NY市場で発表された米雇用指標が予想を上回ると、米長期金利が上昇幅を拡大したことで、年初来高値151円台90銭台を伺う動きとなりましたが、続けて発表された米景気指標が予想を下回ると、利益確定売りが出て、高値トライはお預けとなる反落となり、更にパウエル米FRB議長の発言を受けて、年内利下げに対する姿勢が変わらないことを確認すると、米長期金利はマイナス圏まで低下したことで、ジリジリと下落が継続し、151円台半ばまで押し戻されたところで下落一服となりましたが、引き続き米雇用指標の強い結果をうけて、堅調な米景気を確認、米長期金利が高止まりする中、ドル円は再三に渡る152円台乗せの高値トライを続けていますが、中々突破には至っていませんが、前哨戦のADP雇用統計に続き、本丸の週末の米雇用統計が強い結果となれば、瞬間的にも151円台後半高値を突破し、152円台乗せとなる可能性がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

本日の日経新聞経済政策面にクレカ不正利用率が最悪、被害額10年で5倍との記事が掲載されていましたが、私たちは普段からなりすましによるスパムメールやスマホメッセージを通して、クレカの個人情報を抜き取られる不正利用の危険に晒されており、ウイルス対策ソフトなどによる自衛が必須となっていますが、個人的には必ず月1で各クレカの請求額をチェックするようにしており、仮に不正利用されても運営会社の定める期限内であれば全額補償が受けられる制度があることから、このチェック作業を行うことで安心感につながっています。

堅調な米経済指標で、米早期利下げ期待後退、米長期金利上昇、NYダウ大幅続落

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞金融経済面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:日銀、資金供給量(マネタリーベース)、マネタリーベース拡大継続を約束する金融緩和策(オーバーシュート型コミットメント)、月終了

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、日銀は3月の金融政策決定会合で、2013年黒田日銀総裁時に導入された異次元緩和を終了する大きな金融政策の転換を果たしたことで、日銀の金融政策関連は出題可能性が非常に高くなっていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

日銀が3月に金融緩和の修正を実施した後、国内長期金利は上昇しているにもかかわらず、ドル円が151円台後半の年初来高値を更新し、政府の円安牽制発言で為替介入の可能性が高まっている状況で、当初の日米金利差縮小による円高進行が見込まれた予想が裏切られた動きとなっています。

 

 

【相場】

堅調な米経済指標で、米早期利下げ期待が後退、米長期金利上昇で、NYダウは大幅続落となりました。

日経平均は国の半導体メーカーへ追加支援報道が出て、半導体株主導で買われたことが下支えとなり、小幅反発、NYダウは発表された米経済指標がいずれも予想を上回り、改めて堅調な米景気動向による年内の早期利下げ期待が後退し、米長期金利が上昇したことが重しとなり、大きく売られ、下げ幅400ドル弱の大幅続落、ドル円は堅調な米景気による早期利下げ期待後退による米長期金利上昇が下支えとなり下値は堅い一方、政府の度重なる強めの円安牽制発言で、152円台では為替介入が実施されるとの思惑から上値の重く、151円台半ばから後半の狭いレンジで終日推移、なお商品市況ですが、米中の好調な経済指標や中東情勢の緊迫化で、NY原油先物は85ドル台の5ヵ月ぶり高値、NY金先物は節目の2,300ドル台乗せとなる史上最高値更新と、ドル建てに不利なドル高が推移する中、いずれも高値圏で推移していますが、最近、堅調な米景気に対して、金利高を嫌気した米国株の下落が日本株にも波及し、日米株式は上値の重い展開となる一方、ドル円はもう2週間近く151円台で膠着状態が続いている状況で、2月にも同様の状況があり、その後、150→146円台へ4円もの円高が進行したことから、上下いずれかに動きだした場合、それ相応の値幅で動く可能性が高く、現在、最も想定されているのが、一旦、152円台の高値を更新した後、為替介入が実施され、147-148円台まで2022年の実施時と同程度の最大5円程度押し戻されるというパターンですが、実際の相場はどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

先週、Yahooニュースを見ていると、NTTドコモが第3世代移動通信方式(3G)の”FOMA”および携帯電話からインターネットやメールを利用できるサービス”iモード”を2026年3月31日に終了するとの記事に目が留まりましたが、自分が社会人として働き始めた頃、まさに携帯電話が普及し出した時期で、次第にPCやメールで仕事するのが当たり前になり始めた1990年代後半に、NTTドコモが現在のガラケーにあたるインターネットやメールができるiモードを搭載した携帯電話を発売、初期モデルはなんとまだカラーではなく緑茶色の画面で、それでも当時としては携帯でメールができることは画期的で、iモード搭載の携帯を持っていることはステイタス性があったことを懐かしく思い出しました。

新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウ大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタート

皆さん、おはようございます。
FP754です。

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:日銀短観(全国企業短期経済観測調査)、大企業製造業業況判断(DI)、4期ぶり悪化

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、日銀短観はまさに昨年11月の前回試験で出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

日銀短観の大企業製造業業況判断(DI)は4期ぶりに悪化、ダイハツ自動車の品質不正問題による自動車生産の減少が影を落とす形となりました。

 

[日経新聞国際面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:ISM製造業景況感指数、日銀短観、景気判断の節目50、2022年9月以来17ヵ月ぶりに回復

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、ISM製造業景況感指数は昨年11月の前回試験で出題された日銀短観にあたる米経済指標で、CFP試験の出題において最も重要ですが、実務的にも週末発表予定の米雇用統計に次いで株式、金利、為替などの金融市場を動かすエネルギーがある経済指標であり、以前に出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

景気判断を節目となる50を2022年9月以来17ヵ月ぶりに回復、予想も上回ったことで、米長短金利が急騰、NYダウは金利上昇圧力か下落するも、ドル円は151円台後半まで上昇しました。

 

 

【相場】

新年度入りとなる週明けの相場は、日経平均、NYダウは大幅安、米景気堅調でドル円上昇スタートとなりました。

日経平均は新年度入りとなる取引で、日銀短観が4期ぶりに悪化したことや、機関投資家による期初に伴う益出しの売りが出て、軟調に推移、下げ幅550円超、2週間ぶりに節目の4万円台割れとなる大幅反落、NYダウは発表された米ISM製造業景況感指数が節目の50を回復する強い結果となり、米早期利下げ期待が後退し、米長期金利が約3%もの急騰となったことが重しとなり、売りが優勢となり、下げ幅250ドル弱の反落、ドル円は東京市場で日経平均が大幅安となる中でも、151円台前半から半ばで堅調に推移、欧州市場でも同水準のレンジ取引で推移していましたが、NY市場で米長期金利が上げ幅を拡大したことで、151円台半ばまで上昇したところで、発表された米ISM製造業景況感指数の強い結果を受けて、ドル全面高の展開となり、ドル円は151円台後半まで上昇が加速し、年初来高値を試す動きとなるかと思われましたが、手前で失速し、利益確定売りに押され、151円台半ばまで反落しましたが、下落が一服すると、米長期金利の上昇に下支えされ、151円台半ばから後半のレンジ取引に移行しましたが、ドル円を下支えする米景気ですが、注目の米ISM製造業がまさかの景気判断の節目50を回復する強い結果となり、改めて堅調な米景気を確認、米長期金利の急騰を招き、ドル円も上昇と、本日東京市場での政府の円安牽制を強めそうな堅調さを保っていますが、このままいけば、仮に週末の米雇用統計も強い結果となれば、瞬間風速的に年初来高値を更新し、節目の152円台をつける可能性がありそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、日経平均が節目の4万円台割れとなり、3月中旬以来となる押し目買いチャンスの到来となりそうですが、本日の日経新聞1面見出しの株式分割の記事にあるとおり、上場企業の株式分割の動きが23年度は前年度比6割増となるなど活発化し、個人投資家にはこれまで単元株が高すぎて中々手が出なかった優良銘柄も株式分割により最低購入金額が下がることで手が届くようになっており、更に最近の証券会社では1株からなど単元株未満での取引も可能になっており、昨年1:25の大型分割を実施した昨日時点で時価総額6位のNTTなどはたった177円程度で購入できるなど、新NISAスタートとともに、個人投資家のマネーが流入しやすい株式投資の環境が整ってきたことを実感しています。

(投資は自己責任でお願いします)