monday books -5ページ目

color

" color "
「好きな色というのは確実あるけど、なんでだろう?」
ということをよく考える。写真を続けてる理由のひとつでもある。

急転直下

夏から秋へのグラデーションというものが一切なく、気温が落ちた。
今朝は半袖のTシャツの上にコットンニットを着て朝食の仕度をした。
温かい紅茶やトーストがうれしく、冷たい果物が冷たく感じる。
個人的には、もう少し夏の澱のようなものを感じたい。
夏は最期の一滴まで惜しまれつつ、消えて行くべきものだ。
来週はまた気温が上昇するという予報らしい。


匂い

ぼくは目を使って仕事をしているけど、本当は鼻で感じて広がるイメージのほうが強い事を知っている。ごまかしが効かないのは圧倒的に嗅覚だ。

ダイニングテーブルが仕事机でもあるので、キッチンで過ごす時間はながい。
まだ8月だというのに、一昨日から一気に秋の気配がずどんと落ちてきた。
いま住んでるアパートには秋に引っ越してきた。不思議と秋には秋のこのアパートの匂いがあって、引っ越し当日のことを思い出したりする。そして何の足しにもならないような、この文を書くきっかけになったりもする。すこし感傷的になりそうなので、コーヒーをいれて、日常の匂いを、そこに混ぜてみよう。きっとあたたかい気持ちになるだろう。音楽もラジオも今日は要らない。薄鼠色の空をみて。陽の光を欲しながら。



ITALIA 20

いくつになっても遊びは本気でやらなければならない。
仕事よりも遊びに本気になりすぎて、どうもいけない。
いや、どうもいけない。

出来るようになる、という事について

平均寿命を考えると、折り返しのお年頃になった。
そのせいか、いろいろ残りの半分の人生について考える時間が増えたように思う。
シンプルに生き、きれいに死ぬ。それを実行するにはどうすれば良いのか??
自分の手についている事を書き出してみる。少ない。
この少ないスキルで、どんどん衰えてゆく体と共に生きなければならない。
と、思うと少し心がドキドキとする。出来ない事が多過ぎるのだ。
もっともっと必要なことを経験しなければならない。
経験をする事でしか、なにをも身に付ける事が出来ないから。頭はその後に使うものだ。
肉体と脳の良好で、すてきなバランス関係。理想。
リスクは大きいが時間と共に進もう。時間を御そう。時間は概念であり、標だ。

いつかうつくしい馬と暮らしたい。まだ馬には乗れないけど。