出版の方法 -3ページ目

出版を目指すなら、バックエンドを明確にした方がいい

商業出版を目指す場合、あからさまな宣伝本を出版しようとされる人がいらっしゃいます。

しかし、お金を出して本を購入してくれた読者からしたら、お金を払って広告を買わされるようなものですから、逆効果になってしまいます。

 

なので、バックエンドにつなげる事自体をあまりよく思わない著者や編集者がいるようです。

 

 

でも、私はバックエンドを明確にした方がいいといい続けています。

当然ながら、それには明確な理由がいくつかあります。

 

今日は、そのうち大きな理由を2つ説明しようと思います。

 

ひとつ目は、バックエンドを明確にし、そこに誘導されるような本にすることで、本が売れれば売れるほど自分の売上になりますので、本の販促に対するモチベーションが維持されます。

 

でも、そうでなかったとしたらどうでしょう?

 

本の販促というのは、お金も手間もかかる地道な活動です。

すでに多くのファンがいて、いつでも出版したら買ってもらえる状態であるなら構いませんが、そうでないなら本当に大変な活動だったりします。

 

しかも、頑張っても何の見返りがないんだとしたら…。

 

多くの著者さんが、「しっかり販促しますね」といって、何人が増刷するまで頑張りきれず挫折したことでしょう。

本を売るのは本当に大変ですからね。

自分のモチベーションを維持させるためにも、バックエンドを明確にし、そこに誘導するような本にしてみてください。

 

そして、ふたつ目の理由です。

それはターゲットを明確化させることができるから。

 

本を書くのに絶対必要な読者ターゲットの設定。

この読者ターゲットに向けて本を書いていくことになるわけですが、頭で考えた読者ターゲットだと本当のところが理解できていないのと、そこに対する熱意が高くないので話しがボヤケてしまいます。

 

やはり、読者を明確にすることとで、そこに刺さる言葉が出てきますからね。

 

だとするなら、現在のお仕事、つまり、バックエンドを想定することで、読者も明確になり、その人達が抱える悩みや望む到達点なども手に取るように分かるでしょうし、どんな言葉を投げかけたら喜んでもらえるのか、より理解してもらえるのかも容易に想像できるでしょう。

つまり、読者に刺さる原稿が書けるようになるということです。

 

他にもいくつも理由はありますが、この2つだけでも十分意義があると思います。

 

もし、まだバックエンドに自信がない、バックエンドがあやふやだということであるなら、出版を目指すよりも先にバックエンドを固めるようにしてくださいね。

私はバックエンドの専門家ではありませんので、そこへのアドバイスはなかなかできませんが、私が信頼している著者さんに大中尚一さんという人がいらっしゃいます。

この大中さんは、バックエンドの専門家でいらっしゃいますので、是非、お話しを聞いてみてください。

 

実は、9月に出版✗バックエンドということで、コラボセミナーを開催します。

私の出版に関する話しは聞き飽きたかもしれませんが、大中さんのバックエンドのお話は、目から鱗の話ばかりです。

より確実に出版を実現させるためにも、是非、このコラボセミナーにもご参加いただけたら嬉しいです。

 

 

コンテンツを活用して、商業出版と高額商品販売を同時に叶える方法

 

 

えっ! このセミナー無料だったんだ…笑

無料なら、もう参加しない理由なんて何もありませんよね?

 

編集力って無敵かも

最近、Kindleにハマって、ペンネームも含めて、何冊も出版しています。

 

Kindle、ちゃんと考えて作れば不労所得になります。

つまり、出せば出すほど金額も膨れていく計算です。

もちろん、初月と二ヶ月目、三ヶ月目とは売上は変わってきますし、それ以降はさらに変わりますが、下げ止まったところで稼ぎ続けてくれます。

 

そうなると、あとはジャンジャン作るだけ。

 

 

ただ、残念なことに、ふとKindle市場を見てみると、粗悪なKindleの多いこと。

あれではKindleの信用も早々に失墜するかもしれません。

 

逆にちゃんと作れば楽勝じゃん!って話でもありますが…。

 

とはいえ、一人で思いつく企画なんてたかが知れていて、そこから先は似たような企画ばかりになってしまいがち。

そこで必要になるのが編集力です。

編集力とひと言でいってますが、テーマ選びや市場選び、ターゲット選び、切り口のつけから、差別化ポイントの作り方、読者の信頼を獲得する文章の書き方など、その中身は多岐に渡ります。

 

私は、長年、商業出版の第一線で本を作り続けてきたので、この編集力を持ち合わせているため、Kindleの市場は美味しい市場にしか見えません。

逆に言えば、この編集力さえ身につけちゃえば、自分にコンテンツが無かったとしても、パクったりせずに面白いKindleを作ることが可能なので、もしかしたら一生食いっぱぐれないスキルなのかもしれないと思い始めております。

 

ちょうどそんな講座をやろうと思っていたことだし、本当はライターさんやウェブコンテンツのクリエイター相手にやろうかと思ったけど、副業や起業家相手にやるのも面白いかも。

これはちょっと本気でやる気になってきたので、近々、何かしら立ち上げようと思います。

 

期待していてくださいね。

 

 

50代になって、そろそろ総仕上げ?

50代になってずっと考えてきたことがあります。

それは、自分のキャリアの着陸方法。

 

 

仕事が大好きなので、たぶん一生何かしらやってくとは思います。

 

とはいえ、高校生の時に出版社に出入りしはじめて、雑誌にムック、書籍と出版物を作り続けて35年。

その間に1500冊以上の本の制作に携わりながら身につけた編集スキル。

 

その後、本を出版したい人の相談にのり、300人以上の著者を全国から輩出してきたプロデューススキル。

その集客のために数々のメディアを運営してきたWebマーケティングスキル。

 

25歳の時に独立して27年、会社を4社を維持し続けてきた起業・経営スキル。

数々の肩書きでメディアに露出してきたブランディングスキル。

 

何でもいいけど、これらのスキルは誰でも身につければ、どんな状況でも生きていけるだけのスキルだと思うんですよね。

それをこのまま自分の中だけで終わらせるのはもったいないし、せっかくなので後進に何かを残したいという想いもあり、今後、そういうスキルを承継させていきたいと思ってます。

 

今考えているのは、出版プロデューサーを育てられれば、これらのスキルを包括的に承継できるなぁ〜ということ。

 

世の中にはKindle出版プロデューサー養成講座なるものがあるようですし、それならKindleだけなんてしょっぱいこと言わずに出版プロデューサー養成講座でもいいかな。

弊社のリソースも開放して、人脈なども引き継いでもらえれば、出版プロデューサーを育てることって、それほど難しくないですからね。

 

ちなみに、出版プロデューサー養成講座って、興味ある人っています?

 

もし、いらっしゃいましたら、コメントでも、メッセージでも、メールでもいいのでご連絡ください。

何人かいらっしゃったら、実際に開催しようと思います。