株・ストラテジストの「ここ、知っとこ!」 -35ページ目

ブログなKABU夢追い(老い?)人

 「ブログな芸能人」というタイトルで、某新聞の夕刊にブログの女王Mさんが紹介されていた。そこには、「読まれるブログにするための10か条」が紹介されていた。①格好付けはダメ、②素性はできるだけさらして、③普段話している言葉で、・・・・との女王のノウハウが披露されていた。


 このブログは、①かっこずけ過ぎ、②素性も明かしていない、③固い言葉が並んでいるーと、挙げられていた3つのいずれの条件を、ひとつもクリアできていない。・・・・でも、ま、いいか。ブログの「王道を行く」よりも、「人の行く裏に道あり、花の山」ってこともあるし・・・・・(9月29日ブログの今日の知っとこ再掲載)。


今日の知っとこ(VOL13の復習):「人の行く裏に道あり 花の山」。投資家は、とかく群集心理で動きがち。いわゆる付和雷同型といわれる。しかし、むしろ他人と反対のことをやった方がうまくゆく場合が多いという格言。逆に、「王道につけ」もある。

We Love Japan Stock!!

りの電車で最新(10/3)のビジネス雑誌を読んだ。今週は特大号で「We ♥ Japan!。目覚めた日本人。2005年夏、日本人が変わった。」これまで、悲観的な内容の多かったマスコミの報道も、日経平均が4年4ヶ月ぶりの13600円台を回復などで、自信を取り戻した表れか。ーと期待してページをめくった。でも、タイトルの割りに、中の記事内容は、日光のひとつ手前の駅(今市)?。


 来週発売の某経済情報誌でも、大々的に「株高の特集」が組まれている。自分もそのお祭りの神輿を担ぐ一人だが、こうも強気な意見が多くなると少し心配になってくる?。


今日の知っとこ(VOL14):「もうは、まだなり。まだは、もうなり。」もう、いいところにきたと思う人が多いと、相場はまだ高い。まだまだ、上昇すると思う人が多くなると、もういい所にきているという、相場の格言。

「蝉しぐれ対決」の軍配は?

 画の試写会が当たったので、会社の帰りにかみさんと「蝉しぐれ」を見た。日本人が日本人らしかった時代。貧しくとも、義に熱く、律儀さと凛とした強さのある、日本の士像は、藤沢周平文学の傑作といわれる。ただ、全体の透明感にこだわりすぎ、間も長い。ついつい、依然放送されたNHKと比べるが、配役も、映画の木村佳乃VSNHKの水野真紀では後者の方が艶っぽかったなあ。子供時代のお福と文四郎は、映画がやや好み。全体の出来上がりは・・・・。ーなんて、独断と偏見の映画評論でした。あ、そういえば、市川染五郎もいました。


今日の知っとこ(VOL13):「人の行く裏に道あり 花の山」。投資家は、とかく群集心理で動きがち。いわゆる付和雷同型といわれる。しかし、むしろ他人と反対のことをやった方がうまくゆく場合が多いという格言。逆に、「王道につけ」もある。さて、今の相場、どちらの格言に軍配?

シンプル イズ ベスト!

日のお昼は、日本橋に新たに開店した四川料理のお店で、坦々麺を食べた。店の雰囲気も、中国の本場の音楽が流れ、味も良かった。オープンして間もないためか、アンケートを店員が持ってきた。

上から、店の雰囲気、料理の味から始まって質問がズラズラと紙に一杯(評価ランクも多い)。

これでは、せっかくの坦々麺を味わっている暇はない(辛いので汗をかきかき、ボールペンはもてない?)。せっかくいい味を出しているのだから、ユックリ食べさせてくれー。

我々のレポートもそうだが、何事も、「シンプル イズ ベスト!」。


今日の知っとこ(VOL12):「相場の器用貧乏」という格言がある。これは、小手先を利かせて売ったり買ったりしていては、目先の小幅な利益は挙げ得ても、大きな成果は期待できないということ。これは今の相場の戒めでもある。「シンプルに王道をゆくのがベスト!」ということか。

また、捨万求一(パートⅡ)

万求一(しゃばんきゅういつ)。「徒然草」百八十八段。一事を必ず成さむと思わば、他の事の破るをもいたむべからず。人の嘲(あざけ)りおも恥ずべからず。万事にかへずしては、一の大事なるべからず。ーの意味の四字熟語。「信長の棺」より。でも、株はキャピタルゲイン(値上がり)と、インカムゲイン(配当)の2兎を追うのは常套手段。ああー。また娘から面白くないと怒られそう?


 今日の知っとこ(VOL11):今日は権利・配当落ち日。明日の日経新聞をみると、配当などを受ける権利がなくなったことを示す記号が「前日比」の欄についているので参照(いつもの△印が菱形に)。配当落ち日には、理論的に配当などに相当する分、株価が安くなる。今日の配当落ち分は▲47円なので、今日の正味の日経平均の下落幅は▲82.59円の半分だということだ。

いきなりの13300円台突破に唖然?

 朝の某株式情報のTV番組で、「今週の日経平均を13300円~12800円」とフリップに書いたら、今日1日で13300円を突破してしまった。恥ずかしー!・・・だ。今回の相場は、米国株との連動性、テクニカルポイント、季節習性など、ここ10年の経験則は全く通用しない、ということを改めて思い知らされた。「ここ10年のデフレ時代の物差しは捨てよう!」とコメントしながら、この有様に少々反省。


 毎月1回開いている、おじさん4人の飲み会でこのことを話した。すると、チャートの大家である某氏が、「今は、まず月足からみて、週足をみて、日足をみること」、とのご託宣。なるほど、と納得。


今日のここ知っとこ:早起きし、眠くて思い浮かばないので、今日はお休み。疲れたー!。

台風被害と家族の今昔

 型で強い台風14号(9月6日)は、九州、中国地方に大きな被害ももたらした。昨日、帰ってきた故郷である山口県も、道路が寸断され、多くの家屋が浸水するなど、自分が生まれた年の*ルース台風(1951年)以来の被害となっていた。


 おらが国の自慢である錦帯橋も橋ゲタの一部が流され、ショックであった(昨日から、鉄骨の橋ゲタで通行が再開された)。実家も、玄関の石段まで水が押し寄せたというから、自分の記憶では初めての水位だ。前を流れる清流「錦川」は、子供の頃泳いだ時とは全く違う場所の流れに変わっていた。

 

 母親の昔話で、ルース台風の水害を逃れて本家の2階に親戚の子供達が集められた際、生まれたばかりの自分の肩を誰かに踏まれて、脱臼したことなどを聞かされた。この話には、必ず、大洪水のなか今は亡き父が泳いで川を渡った武勇伝も入ってくる。子供の頃よく聞いた話だが、今改めて思うと「本当・・?」だが、親孝行な家族は決して突っ込みを入れたり、したことはない。


 娘から、「最近ブログが前よりもまして面白くない」、とズバズバと痛いところを指摘された。親孝行の有り方も、昔(奥ゆかしい)とはずいぶん変わったように思う。


今日のここ知っとこ(休日バージョンVOL10):戦後の台風は、米国の「カトリーナ」、「リタ」などのように、日本でも女性の名前が付けられていた。今年のように、第16号も来る日本の台風は、いちいち名前をつけていると、確かに大変?

久しぶりにいいね!!

「久しぶりにいいね!」は、映画シンデレラマンのキャッチコピーだが、話題の本「信長の棺(ひつぎ)」もそうだ。


 明智光秀は何故本能寺の信長滞在を知っていたか(本能寺急襲は、計画的だった?)、何故秀吉はあれほど早く「中国の大返し」ができたのか(秀吉は光秀の反乱を知っていた?)、本能寺で亡くなった信長の遺骸はどこに消えたか(本能寺に秘密のトンネルがあった?)ーなど、裏面史は、帰郷の行きと帰りの電車「のぞみ」での空間を、わくわくする時間に変えた。


 信長の伝記「信長公記」の作者である大田牛一のモノ書きとしての歴史の検証にスポットを当てた歴史ミステリーは、司馬遼太郎の世界(解釈)に生きてきた自分にとって、衝撃(ディープインパクト)であった。のぞみが東京駅に丁度滑り込むころ一気に読み終えた。外は秋雨が降り始めており、窓の外の風景も行きの時と変わって見えた。


今日のここ知っとこ(VOL9):「コンセンサスを疑え!」。見る立場によって、解釈は異なる。今の日本を見る目も、外国人(外からの目)と日本人(内だけの目)では異なるということ?

プラザ合意から20年、米のライバルは蹴落とせ!

22日は、1985年9月のプラザ合意から丸20年。米国の貿易赤字が拡大し、ライバルになってきた相手国の通貨を切り上げる構図は、かつての日本を、中国に置き換えて再現している。円相場は、プラザ合意で1ドル240円だたものが、10年後の1995年には79.75円まで大幅な円高が進行した。2005年は、中国が元の切り上げを7月に実施したが、切り上げ幅はわずか2%であった。ブッシュ大統領は、先週の米中首脳会談で中国の胡国家主席に一層の人民元改革を求めたというが、中国は「馬耳東風?」。日本を反面教師とした中国の老獪さは、さすが4000年の歴史の強さだ。


今日の知っとこ(VOL8):23日からワシントンで開かれるG7は、おじいさんの集まりではなく主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議の略。年寄りが多いのは事実。ちなみにグリーンスパン米FRB議長は79歳!。でも奥さんはうちのかみさんより若い!!。

捨万求一(万を捨て一を求める)の投資戦略

「小泉首相も魅了した今年最大の話題作。各紙誌・TVで注目のベストセラー」。これは某新聞紙の紹介本「信長の棺(ひつぎ)」の見出し。小泉首相の衆院選挙での圧勝は、郵政民営化一本に絞った「捨万求一(万を捨て一を求める)」の戦略(小泉さんは郵政だけ知っている?)が成功の背景だと某TV局の選挙速報番組で紹介されていたこともあって、買ってみた。電車の中で早速読みはじめたが、いきなり、本能寺の変から始まる信長の歴史小説は初めてで、興味深々だ。明日、電車の中(帰郷)で続きをユックリ読もうと思う。


今日のここ知っとこ(VOL7):資産運用で、「多くの卵をひとつの籠にもるな」という喩えが、リスク分散の考え方としてよく紹介(投資信託募集など)される。しかし、投資金額が少ないとリスク分散にも限度があり、全体としてのリターンも少なくなる。個人投資家は、知っている(研究した)ものに投資する(あまり、知らないものは買わない)「捨万求一」戦略の方がリターンが大きいのは、いうまでもない。