FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ
FP試験最高峰”CFP資格審査試験&1級FP技能検定試験”独学で合格するための対策ブログです。
1日1回(日~金曜日朝9:00、土曜日夜10:00)、
以下の内容を更新しています。


【平日ならびに土曜日】

(1)時事・法改正 
難易度の高い金融対策の内容をメインに、FPテキストと過去問だけでは対応できない時事、法改正問題対策として、日本経済新聞からCFP試験と関連の深い記事をピックアップし、FP754のCFP試験対策と視点をお伝えしています
(2)相場  FPとして、経済状況の把握は必須ですが、他の資産との関連の深い為替を軸に、特に目立った市場の動きについて、FP754の相場観を少々述べています。

【日曜日】
企画モノを更新しています。
(1)CFP試験 時事・法改正問題対策まとめ
、試験前準備、受験者の感想、試験分析(総括の一部)など
  ※勉強法、試験分析(各課目の詳細&総括)、出題予想については、下記サービスの提供に移行 
(2)1級FP実技試験 
勉強法、試験分析、受験者の感想などの最新情報
※下記サービスの提供に移行
(3)CFP資格研修 CFPエントリー研修、みなし実務研修など
(4)その他
   オススメ本、テレビ番組、日経新聞記事、グルメ、洋楽など


ホームページ
あなたの時間と費用を節約できる独学CFP資格取得法 」では、FP754が長年CFP試験支援業務で培ってきたCFP試験合格のノウハウの概要を確認でき、以下のサービスも提供しています。

【教材編】

(1) FPテキストサービス-金融課目
のみ(2019年度からCFP資格標準テキストで提供)
 CFP試験の実施機関である日本FP協会が発行する教材であるCFP資格標準テキスト(FPテキスト)に、過去に出題された重要ポイントが分かるようにチェックを施すサービスです。

 【勉強指南編】  
(1) 試験分析で得点力アップシリーズ(旧CFP試験重要ポイント総整理)-金融編
 昔から一貫して難易度の高い金融課目における試験直前に押さえておきたい重要ポイントや出題予想を提示するサービスです。 
(2)FP754のCFP試験の勉強法
FP754が長年CFP試験支援業務で培ってきたCFP試験合格のノウハウを結集した勉強法シリーズです。
(3)FP754の試験分析
FP754が長年CFP試験の実施ごとに行ってきた試験分析シリーズです。
(4)FP754の1級FP試験の勉強法
CFP試験合格後、W資格取得のため受験する1級FP技能検定実技試験の勉強法シリーズで、日本FP協会の1級FP実技試験独自の論述問題について過去の出題傾向を詳細に分析し、出題予想を掲載しています。
(5)FP754の宅建試験攻略法

難易度の上がっている不動産課目における
他資格同時受験の相乗効果を狙った勉強法シリーズです。


※勉強指南編は上記HPの前半部分にあるFP754の勉強法、試験分析についての概要を3倍詳しく解説したサービスです。
※上記HPの後半部分には、当サービスを利用ならびにブログを閲覧いただいた合格者の声が多数掲載されています。
 
現在、FP754が運営するCFP試験に関するサイトは複数にまたがっていますので、サイト運営者の立場からFP754のサイト活用法2024をまとめましたので、ご参照ください。

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為替介入効果か、円安独歩高一服、ドル円156円台回復後、再び153円台まで円高ドル安進行

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面、総合2面記事(Web刊)(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:2回目の円買い・ドル売り介入観測、介入規模2日間8兆円、円安主因日米金利差、国内利上げ必要

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、為替介入についても、指示は財務省、実行は日銀が行うなど以前の試験で出題されたことでありますので、内容として確認しておいてください。
<視点>
政府・日銀は4月30日祝日東京時間に1回目の為替介入に踏み切り、ドル円は159→155円台まで急落する円高ドル安が進行、2回目はその数時間後157→154円台まで急落する円高ドル安が進行、翌日反発基調で、157円台を回復後、その翌日のNY時間、米FOMC後の早朝、157→153円台まで急落する円高ドル安が進行、再び156円台まで戻りましたが、投機筋のポジション調整と思われる売りが出て、153円台まで急反落し、政府の思惑通りの円高阻止は一旦成功した形になっています。

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊
CFP試験分類:金融政策
出題キーワード:米連邦公開市場委員会(FOMC)、米連邦準備理事会(FRB)、政策金利据え置き、5会合連続、短期金利指標フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標5.25~5.50%、量的引き締め(QT)ペース減速正式決定、米国債削減額上限月600億→250億ドル


(FP754より)
<CFP試験対策>
現在、日米欧の金融政策は、日銀は長短金利操作付き量的・質的金融緩和の継続、マイナス金利解除観測、米FRB、欧州ECB利上げから現状維持への転換、利下げ観測浮上の流れですが、まさに昨年11月の前回試験、一昨年11月の3回前の試験、5回前の試験で日銀の金融政策、一昨年6月の4回前の試験で米FRB、欧州ECBの金融政策、以前の試験で米FRBの金融政策が出題されたのを始め、日米欧の金融政策は頻出なので、日銀の金融政策決定会合、米FRBのFOMC、欧州ECBの定例理事会における金融政策の決定事項はセットで、内容を確認しておいてください。

<視点>
今回の米FOMCでは、今後の利下げ方針を確認するドットチャートは次回会合での発表となるため、パウエル米FRB議長の定例記者会見が注目されましたが、インフレの高止まりで利下げ開始時期後ずれへの懸念を示したものの、次の政策変更は利上げの可能性低いと、予想外にハト派寄りだったことで、米長期金利は低下したことで、若干ドル安気味に推移しました。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:経済開発協力機構(OECD)、世界経済成長率見通し2024年3.1%、2025年3.2%、0.2ポイント上方修正

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>
2024年の成長率見通しは、前回発表から上方修正されましたが、米、ユーロ圏、中国は引き上げ、日本の24年のみ引き下げと、やはり米国を中心に世界経済は底堅く推移するとの評価です。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊

CFP試験分類:国内経済指標

出題キーワード:消費動向調査、消費者態度指数 、内閣府

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、消費動向調査の消費者態度指数は、過去に出題されたことがあり、また一昨年6月の4回前の試験で、日銀の展望レポートの選択肢として個人消費が出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

4月は前月比で下落、7ヵ月ぶりに悪化となり、やはり商品の値上がりが原因とのことで、実際、スーパーで買い物をしていても、つい安くなっているものや割引シールが貼ってある商品に目がいってしまいます。

 

 

【相場】

為替介入効果か、円安独歩高一服、ドル円156円台回復後、再び153円台まで円高ドル安進行となりました。

日経平均は前日のNYダウが反発したにもかかわらず、半導体株がさえず軟調に推移し、小幅続落、NYダウは前日の米FFOMCでパウエル米FRB議長の次の政策変更は利上げの可能性低いと否定したことで、米長期金利が低下したことを好感し、上げ幅300ドル超の続伸、ドル円は前日NY市場での米FOMCを通過した引け後早朝、まさかのタイミングでの為替介入が観測され、157円半ばかで153円台前半まで急落、その後、利益確定買戻しが入り、156円台前半まで急反発しましたが、円売りが積み上がった投機筋のポジション調整か、その後は下落基調に反転すると、そのまま終日再び153円台前半までジリジリと下落が続くと、ようやく下落一服となり、153円台半ばで引けましたが、今回の政府の為替介入はやはり2022年同様、円安が止まらないと思われる状況の中、4月30日に2回、5月2日に1回の計3回、意表をつくタイミングで実施され、今のところ、ドル円は160円台乗せ後、153円台まで下落する円高ドル安となったことで、一応、成功したと言えますが、米インフレ高止まりにより、米FRBの利下げ開始時期が後ずれし、日米金利差が拡大したままの状況では、円買い介入の効果は一時的との見方も根強い中、本日東京市場はGW祝日後半に入り休場の中、今週最後の重要イベントとなるNY市場での米雇用統計の発表がありますが、米労働市場の強さを改めて確認されれば、再びドルが買われそうですが、丁度、相場の動きに後から材料がついてくるように、予想外に米雇用統計が弱い結果となった場合、現在の円高ドル安基調の援軍となりそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日からまたGW後半の祝日で月曜日まで4連休ですね。

今週は、GW真っただ中の中、政府が2日間に渡る大規模な為替介入を予想外の時間帯に実施したことで、介入前の当初は、影響は限定的で円安の流れは止められないという意見が大半を占めていましたが、いざ介入が実施されると、その絶妙なタイミングでの大規模介入に円売りを進めていた投機筋は思い他大きなダメージをくらったようで、市場の雰囲気が一変した感じになっていますが、引き続き東京市場はGW祝日で休場ということで、薄商いの中、更なる円高進行など突発的な動きが出やすいことや、今夜の米雇用統計の発表も残っていますので、引き続き相場を注視していきたいと思います。

米FOMC現状維持、予想よりハト派寄り、直後、意表を突く為替介入か、ドル円153円台割れまで急落

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞国際面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:ISM製造業景況感指数、日銀短観、景気判断の節目50割れ

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、ISM製造業景況感指数は昨年11月の前回試験で出題された日銀短観にあたる米経済指標で、CFP試験の出題において最も重要ですが、実務的にも週末発表予定の米雇用統計に次いで株式、金利、為替などの金融市場を動かすエネルギーがある経済指標であり、以前に出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

景気判断を節目となる50を再び割り込み、米長短金利は低下したものの、同日、米FOMCを控えていたため、影響は限定的でした。

 

 

【相場】

米FOMCは現状維持、予想よりハト派寄りで、その直後、意表を突く為替介入か、ドル円は153円台割れまで急落しました。

日経平均は前日のNYダウが反落したことで、売りが優勢となり、下げ幅150円弱の3営業日ぶり反落、NYダウは発表された米ADP雇用統計が予想を上回ったものの、ISM製造業景況感指数が予想を下回る強弱入り混じる内容、更に米FOMCで政策金利は現状維持となりましたが、量的引き締めペースが予想より減少するなど、インフレ長期化への懸念が示されたものの、総じてハト派寄りの内容だったことを好感し、買いが優勢となり、反発、ドル円は米雇用、景気指標は強弱入り混じる内容でしたが、注目の米FOMCは現状維持だったものの、ハト派寄りの内容だったことで、若干ドル安が進行していた中、NY時間引けにかけて、為替介入と思われる円買いが出て、ドル円は157円台半ばからで153円台割れまで下げ幅4.5円ほどの急落となる円高ドル安が進行、その後、利益確定の買戻しが入り、154円台後半まで反発しましたが、明日から東京市場は再び平日2日間がGWの祝日で休場となること、一昨日の為替介入後、やはりドル円は一時154円台半ばまで急落後、ジリ高となり、157円台後半まで反発していたところに、本日、米FOMCの重要イベント通過後に、2度目となる為替介入が実施された模様で、2022年週末NY市場での介入時と同じように、意表をつく時間帯での介入と言えますが、まだ明日の米雇用統計も控えていますが、この為替介入で下押ししたドル円は米雇用統計を経て、再び160円台を目指す展開を再開するのか、それとも160円台を今回の円安相場のピークとして、徐々に円高相場に移行していくのか、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日は、日本時間明朝3:00からの米FOMCを早起きして内容を確認、その後、相場も落ち着いたので2度寝でもしようかなと思っていたところで、5:00過ぎから突如、為替介入と思われるドル円の急落が見られ、リアルタイムで相場動向を眺めていましたが、まさかのタイミングでかなりビックリしました。

それにしても、神田財務官は、2022年の時といい、今回の2024年といい、円安が止まらず、困難な市場動向の中、意表を突く見事なタイミングで為替介入を相次いで実施、なかなかの策士だな~と思いましたが、今後も円安との攻防はまだ続きそうですが、2022年は3回実施しており、今回すでに2日間で3回実施済みということで、報道では8回可能との見方からまだ余力はありそうなので、またビックリさせられる機会が早々に訪れるかもしれません。

為替介入騒ぎで乱高下、一時154円台をつけた翌日のドル円は、早くも158円台手前まで急反発

皆さん、こんばんは。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。
次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 

【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞経済・政策記事(Web刊
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:鉱工業生産指数(速報値)、在庫循環 、経済産業省

(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、鉱工業生産の在庫循環は昨年6月の前々回試験で出題されたほか、以前の試験でも2回連続出題されたことがあるほか、鉱工業生産そのものも一昨年6月の4回前の試験の日銀資料の選択肢として、また以前の試験で内閣府資料の選択肢として出題されていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
3月は前期比で3.8%上昇、ダイハツ工業などの認証不正問題で落ち込んでいた自動車の生産再開や生産用機械工業がけん引、3ヵ月ぶりの大幅プラスとなり、今後の景気回復に期待が持てる内容となりました。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:完全失業率、総務省、有効求人倍率、厚生労働省、2023年度有効求人倍率、3年ぶり低下

(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、完全失業率、有効求人倍率ともに、以前の試験で連続して出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
2月の完全失業率は横ばい、有効求人倍率は16ヵ月ぶりに上昇ということで、労働環境の改善の兆しが見えてきたという結果ですが、2023年度は3年ぶりに前年比で低下となりました。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:欧州連合(EU)統計局、2024年1-3月実質域内総生産(GDP、速報値)、前期比0.3%増、年率換算1.3%、欧州最大ドイツ景気後退回避

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>

1-3月期速報値は前期比で0.3%、年率換算で1.3%であり、3四半期ぶりのプラス成長となりましたが、引き続き欧州最大国であるドイツの景気回復が遅れている影響で、強い米景気と比較し、大きく差が出ている状況です。

 

[日経新聞国際面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:ドイツ連邦統計局、独2024年1-3月国内総生産(GDP、速報値)、前期比0.1%増、前年同期比0.1%減

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、昨年11月の前々回試験の国内GDPはもちろん、まさに6月の前回試験ならびに昨年6月の3回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>

1-3月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.1%増とプラス成長となったものの、欧州経済最大国ドイツの景気回復の動きは鈍いままです。

 

 

【相場】

 

為替介入騒ぎで乱高下し、一時154円台をつけた翌日のドル円は、早くも158円台手前まで急反発となりました。
日経平均はGW祝日の休場明けとなりましたが、前日のNYダウがハイテク株主導で反発したことを受けて、半導体株主導で買いが優勢となり、上げ幅450円超の続伸、NYダウは発表された米雇用指標が予想を上回り、明日から開催される米FOMCで早期利下げ開始時期後ずれ観測が強まり、米長期金利が上昇したことが重しとなって売りが優勢となり、下げ幅550ドル超、3営業日ぶりに反落、ドル円は前日の為替介入騒ぎで、160円台→154円台→156円台と乱高下し、一時5円強急落した流れを受けてスタートしましたが、早くも円安ドル高の動きが再開、NY市場で発表された米雇用指標が予想を上回り、米長期金利が上昇すると、157円台を回復後もジリジリと上昇し、157円台後半まで一段高となる円安ドル高が進行し、早くも160円台回復に向けた動きとなってしまっていますが、本日のIMS製造業景況感指数、明日の米FOMCの結果発表、週末の米雇用統計と重要イベント、経済指標が目白押しなる中、介入効果で早くも週内で剥落し、160円台を回復することがあれば、早くも2回目の為替介入が実施される可能性がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

 

【最後にひとこと】

 

今日から5月ということで、もうすっかり春ですね。

今日は、先日日曜日の企画もの記事で告知した6月の2024年度第1回CFP試験インターネット出願の締切日なので、まだという方は忘れないように早めに済ませておきましょう。

ところで、一昨日、日経新聞を読んでいると、総合・経済面に掲載されていた”100円ショップから見た景気”という記事に目が留まりましたが、100円ショップワッツの社長さんは今回のインタビューで物価高で来客増であるものの、100円商品は海外からの輸入となるので円安は苦しいが100円という価格に拘りたいとのことで、消費者目線では、食料品以外の雑貨等の数百円単位の買い物はやはり100円ショップに頼ることが多く、実際、最近の100円ショップは品質的に十分満足のいく商品ばかりですし、またダイソーになければキャンドゥ、セリア、それでもなければ今回のワッツなど、どこかに行けば置いてない商品はないくらい品揃えも豊富であることから、今後も物価高の救世主として、家計の節約に大きく貢献してくれる100円ショップを積極的に活用していきたいと思います。

週明けの相場は、ドル円34年ぶり160円台後、為替介入か、一時154円台まで急落

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面、総合・経済面記事(Web刊)(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:ドル円160円台、約34年ぶり円安ドル高水準、154円台急騰、ユーロ円171円台、史上最高値、政府・日銀円買い為替介入、2022年9~10月3回実施24年ぶり、日米金利差拡大、米早期利下げ観測後退、日銀金融政策現状維持決定、米連邦公開市場委員会(FOMC)、雇用統計など米重要指標

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、為替介入についても、指示は財務省、実行は日銀が行うなど以前の試験で出題されたことでありますので、内容として確認しておいてください。
<視点>
ドル円は東京市場が祝日で休場の中、午前中に数秒間に158円台後半から約34年ぶりに160円台をつける円安ドル高が進行する過度な変動があり、午後に入り、突如、為替介入と思われる155円台前半まで急落する場面があり、一旦、157円台前半まで反発しましたが、再び154円台半ばまで急落する円高ドル安が進行し、下落時の変動幅が約5円と22年の為替介入時と同じ変動幅で急落、財務官はノーコメントとしましたが、明らかに円安ドル高阻止の為替介入が入ったと思われます。

 

 

【相場】

週明けの相場は、東京市場休場の中、ドル円34年ぶり160円後、為替介入か、一時154円台まで急落となりました。

日経平均は昭和の日の祝日で休場、NYダウは主だった米経済指標の発表がない中、米長期金利が低下したことを好感し、買いが優勢となり、上げ幅150ドル弱の続伸、ドル円は東京市場が祝日で休場の中、午前中にいきなり158円台後半から約34年ぶりに160円台乗せとなる急騰となる場面があり、その後、利益確定売りに押され、159円台半ばで推移していたところ、午後に入ると、155円台まで急落、一旦、157円台まで反発しましたが、再び154円台まで一段安となる急落となり、1日で約5円の急落は、2022年9月に実施された前回の為替介入の1、2回目とほぼ同じ値幅だったことから財務官はノーコメントとしたものの、明らかに為替介入が入った動きでしたが、その後、欧州市場でじり高となり、NY市場で156円台後半まで反発する場面がありましたが、再び155円台前半まで急落後、156円台を回復する往って来いの動きも見られるなど、値動きの荒い1日となりましたが、今回は160円台で明らかに為替介入が入ったと思われるのは、①明らかに看過できない過度な変動だったこと②160円台は1990年につけたバブル崩壊初期時の1973年変動相場制移行後の戻り高値の1つで、この水準を抜けてしまうと、次の高値めどは1985年につけた263円台まで無くなってしまうことから、一気に円安ドル高が加速してしまう懸念があった、の2点が考えられますが、これで、今回の円安ドル高の1つの高値めどが、160円台と明らかになったもののの、今週の米FOMCでインフレ高止まりを受けて、タカ派姿勢が示され、更に週末の米雇用統計が改めて米景気の強さが確認されれば、再び米長期金利が上昇し、160円台高値に向けた円安ドル高の進行が再開する可能性がありますが、一方で、前回2022年の為替介入時も9月に1回目を実施した後、1か月後に1回目実施前の水準に戻ったところで、2、3回目を実施し、ついに円高ドル安の流れを食い止めた経験がありますので、今回も再び160円台に近付く場面では、市場の意表をつく絶妙なタイミングで、再度為替介入で対処する可能性が高そうで、しばらくは値の荒い展開が続きそうですが、まずはGW祝日明けの動きに注目したいと思いますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

神田財務官はノーコメントとしましたが、昨日のドル円の急落はその値幅からも明らかに為替介入が入ったと思われますが、丁度、昨日の当コーナーで懸念していた週明け早々にチョッピーな動きから160円台乗せ後、為替介入で5円急落という珍しく想定していた通りの展開となったことに自分も驚きましたが、上記【相場】でも解説したように、今後の動きは2022年9、10月に実施された3回の為替介入時の動きが参考になりますが、そうすると今回もドル円は再び160円台を目指す展開となるも、再び為替介入が入り、ついに円安ドル高の動きに歯止めがかかることになったという結果になりますが、果たして今回はどうなるでしょうか。

今週の注目点は、米FOMC、米雇用統計など米経済指標、そして為替介入

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞国際面記事(Web刊
CFP試験分類:世界経済
出題キーワード:欧州最大経済大国ドイツ、景気回復の遅れ、2024年実質成長率は0.3%、日本を含む主要7カ国(G7)最低見通し

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>
ドイツはの2023年名目国内総生産(GDP)はドル建てで日本を超え、米国と中国に次ぐ世界3位に浮上したものの実質成長率では日本を下回る可能性があるとのことで、ユーロ円相場は、ドルと円相場次第となっており、ユーロは対ドルでは下落するも、対円では大きく上昇していることで、クロス円のユーロ円は上昇基調で推移しています。

 

 

【相場】

 

今週の注目点は、米FOMC、米雇用統計など米経済指標、そして為替介入です。

先週末、日銀金融政策決定会合は現状維持、一部浮上していた国債買い入れの減額はなく、円安対策はゼロ回答、更に植田日銀総裁の物価高に円安の影響は軽微と明言するなどして円安が加速、更に米物価指標PCEデフレーターが予想を上回ると、円安が更に加速し、158円台乗せとなるなど、1日で3円近く円安が進行するなど、まさに財務省が言う過度な変動状態と言わざるをえませんが、為替介入が行われることなく、実施時期を完全に見誤った模様、今週は更に米FOMC、米雇用統計など米重要指標の発表が控え、結果次第では米利下げ観測が更に後退し、利上げ観測さえ浮上しそうな状況で、そうなるとますます円安ドル高の進行が加速してしまいそうですが、果たしてこのGW中に為替介入による実弾投入、円安阻止はあるのか注目されます。

米経済指標は、1-3月期四半期雇用コスト指数、ADP雇用統計、ISM製造業景況感指数、米連邦公開市場委員会(FOMC)、パウエル米FRB議長の定例記者会見、雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率、平均時給)、ISM非製造業景況感指数、米以外の経済指標は、独1-3月期国内総生産(GDP、速報値)、ユーロ圏4月消費者物価指数(HICP、速報値)、ユーロ圏1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)、日銀金融政策決定会合議事要旨など重要イベントの開催、重要指標の発表と、先週に続き、市場が大きく反応しそうな材料が目白押しです。

なお、5月1日はメーデーの祝日で、海外市場は休場です。

 


【最後にひとこと】

 

本日4月29日は昭和の日の祝日で、東京市場は祝日で休場ですが、市場参加者が少なくなる中、海外投機筋などが薄商いを狙って更なる円売りドル買いに動く可能性がありますが、そのような日本が祝日の中での為替介入が実施されると意外なタイミングとなり、案外効果はあるかもしれませんが、一方で、更なる円安ドル高進行要因となりそうな米FOMC、米雇用統計などを控えているため、仮に為替介入を実施してもすぐに元の水準に戻ってしまうとの見方から介入を見送ると、今週中もしくは本日にもあっというまに節目の160円台まで円安ドル高が加速してしまう懸念があり、もはや過度な変動を注視といった口先介入だけで静観している場合の円安水準、変動ではないと思えますが、果たして政府は動くでしょうか。

 

 

2024年度第1回CFP試験の出願受付は今週5月1日(水)締切

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマでありますCFP試験。 

2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。
 

日曜日は企画ものです。

本日は、2024年度第1回CFP試験の出願受付今週5月1日(水)締切です。


【2024年度第1回CFP試験の出願受付締切】
 

昨日からGW入りとなり、先週の当コーナーでお伝えしたとおり、GWはまとまった勉強時間を取れる絶好の機会となりますが、、CFP試験の勉強の進み具合はいかがでしょうか?
ところで、6月9日、16日(日)実施予定の2024年度第1回CFP試験まで早くも残り1ヵ月半弱となり、刻々と試験本番が近づいていますが、すでに2024年度第1回CFP試験の出願受付は今月4月上旬から始まっており、今週5月1日(水)が締切となっています。

(2024年度第1回CFP試験の出願期間)
 インターネット 2024年4月3日(水)~5月1日(水)

(試験概要)
日本FP協会ホームページ トップページバナー、もしくはFP資格取得を目指す>CFP資格について>CFP資格審査試験
・FPジャーナル4月号P26~掲載

 

再度述べますが、出願期間は今週5月1日(水)までです。

まだという方は今すぐ手続きを済ませておきましょう。


【最後にひとこと】
 

もうすっかり2020年新型コロナの流行により、2020年度第1回試験が中止となった記憶もすっかり過去のものとなってしまっていますが、2020年度第2回試験再開後からはコロナ禍の中でも予定通り実施、昨年3月のコロナ5類移行に伴い、昨年11月の2023年度第2回試験はじめ、すっかりコロナ前の状況に戻っており、あのコロナによる中止騒動から早4年が経とうとしていますが、本当に時が経つのは早いですね。

6月の試験本番まで残り1ヵ月半ほどになり、勉強期間も少なくなってきているものの、しっかり過去問中心の勉強計画を立て、その計画通りに毎日コツコツと勉強をこなしていくことが合格への近道です。
出遅れた・・・という方もまだまだ間に合いますので頑張ってください。
なお、FP754のホームページのサイドバーに、今回の2024年度第1回CFP試験対策として、オススメ教材の商品画像、テキストリンクを掲載していますので、ご活用ください。

注目の日銀金融政策金融会合はまさかの円安対策ゼロ回答と強い米物価指標で、ドル円158円台まで急騰

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面、総合2面、総合4面記事(Web刊)(Web刊)]

CFP試験分類:金融政策
出題キーワード:日銀、金融政策決定会合、長短金利操作付き量的・質的金融緩和(イールド・カーブ・コントロール)再修正、長期金利上限1.0%めど、一定程度1.0%超え容認、指し値オペ1.0%、マイナス金利、ETF買い入れ現状維持、植田日銀総裁の定例記者会見

 

(FP754より)

<CFP試験対策>

現在、日米欧の金融政策は、日銀は長短金利操作付き量的・質的金融緩和の継続、マイナス金利解除観測、米FRB、欧州ECB利上げから現状維持への転換、利下げ観測浮上の流れですが、昨年11月の前回試験、一昨年11月の3回前の試験、5回前の試験で日銀の金融政策、一昨年6月の4回前の試験で米FRB、欧州ECBの金融政策、6回前の試験で米FRBの金融政策が出題されたのを始め、日米欧の金融政策は頻出なので、日銀の金融政策決定会合、米FRBのFOMC、欧州ECBの定例理事会における金融政策の決定事項はセットで、内容を確認しておいてください。

<視点>

日銀が予想通り金融政策を現状維持としましたが、一部、円安対策として、国債購入額の減額案も浮上していたところ、そのような対応はなし、更に植田総裁の定例記者会見では、現在の円安に関する質問が集中しましたが、現在の物価高に対する円安の影響がなしと明言したことで、更なる円安を招く結果となりました。

 

[日経新聞総合2面記事Web刊]
CFP試験分類:
金融政策
出題キーワード:日銀、経済・物価情勢の展望(展望レポート)、成長率見通し24年度0.8%、25年度1.0%、26年度1.0%物価見通し24年度2.8%、25年度1.9%、26年度1.9%


(FP754より)
<CFP試験対策>
日本の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、政府や日銀が日本経済の見解を述べた資料の穴埋め問題も毎回出題されており、日銀の展望レポートはまさに昨年11月の前回試験、昨年6月の前々回試験をはじめ、一昨年6月の4回前の試験、5回前の試験でも連続で出題されており、引き続き出題可能性が非常に高いので、内容を確認しておいてください(日経新聞では「リポート」になっていますが、日銀HPでは「レポート」になっていますので、「レポート」で暗記してください)。
<視点>

展望リポートの方はあまり注目されず、市場は現在の円安進行どう対応するのか注目されましたが、その肝心の円安対策がが全くなく、決定会合の結果発表ならびに総裁会見後に、円安が大きく進行するきっかけを与えるはめになりました。

 

 

【相場】

注目の日銀金融政策金融会合はまさかの円安対策ゼロ回答と強い米物価指標で、ドル円158円台まで急騰しました。

日経平均は、日銀金融政策決定会合での現状維持を素直に好感し、上げ幅300円超の反発、NYダウは発表された米個人消費支出(PCEデフレーター)が予想を上回ったことや企業決算を好感して買われ、3日ぶりに反発、ドル円は注目の日銀金融政策決定会合で、予想通り現状維持となったものの、一部で浮上していた国債購入額の減額はスルーされ、更に植田日銀総裁の定例記者会見で、現在の止まらない円安に対する質問が集中しましたが、現在の物価高に円安は影響していないとの見方を明確にしたことで、円安が加速し、156円台乗せ、更にNY市場で発表された米個人消費支出が予想を上回る結果となると、円安ドル高の流れが加速し、157円台乗せで留まることなく、更に一段高となり、引けにかけて場イングクライマックスのような5分ほどで0.6円ほどの急騰となり、158円台半ばまで上値を伸ばす円安ドル高が進行、日銀からの政策支援がなく、為替介入が入らない中、強い米物価指標を受けて、ますます米FRBの年内利下げ開始時期は後ずれ、更に利上げ観測さえ台頭してくる始末で、もはや来週のGW初日にも節目の160円台乗せ達成は時間の問題かと思えるくらいの止まらないで、かつ投機筋円売りポジションは2007年ピーク時と同様の水準にほぼ到達、この週末の円安加速で、それを突破した可能性が極めて高そうですが、まだ時期尚早なのかもしれませんが、これだけ一方的な相場、ポジションになるとその偏りによる反動も相当なものになりそうですが、そこで思い出すのが、1998年の超円高で、1ヵ月で136円台から111円台の25円もの大暴落を演じたことがあることから、相場を一変させるような逆材料が出てくることで、そのような動きを招くリスクがあるものの、まずはこの週末の過度な変動に対し、週明けは祝日ですが、徐々に世論からも現在の円安への不満が高まる中、効果は限定的との声を無視してでも、政府が確固たる円安阻止の決意をもって為替介入を実施するか注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

昨日の日経新聞記事にも掲載されていたとおり、ソフトバンク(通信子会社の方)が1:10の株式分割、初の株主優待も実施すると突如発表しましたが、これはライバルのNTTを完全に意識した動きで、現在のソフトバンクの株価が1,800円台、これが180円台になることで、NTTの160円台と買いやすさで肩を並べることとなり、更にNTTもdポイントの株主優待を付与していることも同じ、違いと言えば、ソフトバンクは高配当株として有名で、現在も4%台半ばの高配当を維持しており、新NISAでますます人気が出そうですが、1つ心配なのが、NTTも昨年1:25の大型分割を実施したものの、その後、ディフェンシブ株ということもあるのか、年初からの日本株の上昇の波に乗れず、現在の株価水準は株式分割前の水準を割っていることから、ソフトバンクも同様の状況に陥る心配は残りそうです。

日経平均大幅安、NYダウ軟調、ドル円高値更新、いよいよ日銀金融政策決定会合、為替介入あるか

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:米商務省、2024年1-3月四半期実質国内総生産(GDP、速報値)、前期比年率換算1.6%増

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>

1-3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比年率換算で1.6%、前期比で大幅に減速、予想も大きく下回り、個人消費も予想を下回るも、住宅投資、コアPCEは予想を上回り、インフレ高止まりで米長期金利が上昇、NYダウなど米国株の下落を招きました。

 

 

【相場】

日経平均大幅安、NYダウ軟調、ドル円高値更新、いよいよ日銀金融政策決定会合、為替介入あるかです。

日経平均はNY市場引け後の米ハイテク株の決算発表を受けて、先物が急落したことで、半導体株主導で売りが優勢となり、下げ幅800円超の4営業日ぶり大幅反落、NYダウは発表された米第1四半期実質GDPが予想を大幅に下回るも、米インフレは高止まりで、米長期金利が上昇したことが重しとなって売られ、下げ幅400ドル弱の続落、ドル円は前日34年ぶり155円台乗せとなり、152円台に続き、第2の防衛ラインとの見方から為替介入への警戒感があるものの、明日の日銀金融政策決定会合前に実施されないとの見方から投機筋が買い進め、155円台後半まで上昇後、上昇一服、欧州市場では155円台半ばから後半のレンジ取引で推移しましたが、NY市場で発表された米第1四半期実質GDPが予想を大幅に下回るも、インフレ高止まりで米長期金利が上昇する一方、日銀が明日の会合で国債買い入れ額減少を検討との報道が出て、急落する場面がありましたが、すぐに往って来いの展開で、元の水準まで戻り、NY市場でも同水準でのレンジ取引で推移しましたが、いよいよ本日は日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されており、日銀が現在の円安に歯止めをかけるような政策を打ち出してくるか、またそこに政府が為替介入をぶつけてきて、2022年9月の為替介入を再現させるか、現在の日米金利差拡大による円安ドル高の流れに為替介入の効果は限定的との見方が優勢となる中、仮に為替介入がなければ、早々sと160円に達する勢いの現在の止まらない円安ドル高の流れに対し、その効果を最大限に引き出す想定外の為替介入が実施できるのか、また本日NY市場で発表される米物価指標PCEデフレーターの発表後にぶつけてくるのか、今週末から始まるGW中の市場参加者が少なくなる中で、積極的に動いてくるのか、様々な思惑が交錯する中、この週末の動きに大注目です。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、あの2005年JR福知山線脱線事故から19年を迎えたとのことで、毎年このコーナーでも帰省に伴い、普段は阪急を使うのに利便性がよくなったということでたまたまJRを使ったらあの事故にニアミスしたということをお話ししてきましたが、最後に関西に行ったのもこの2005年ということで、さすがにそろそろ行かなくちゃ…と思っていますが、現在は伊丹だけでなく、関空に加えて、当時はなかった神戸空港もあり、(今もあるのか知りませんが…)ポートアイランドやポートライナーなんか子供の頃以来、行っていない、乗っていないので、もし帰省するなら、神戸空港を利用してみたいと思っていますが、現在、どうなっているのか気になります。

ドル円34年ぶり155円台乗せ、2度目の円安防衛ライン突破で為替介入あるか

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:歴史的円安局面長期化、ドル円155円台、約34年ぶり円安ドル高水準、米連邦準備理事会(FRB)早期利下げ観測後退、日銀低金利政策継続、政府・日銀為替介入警戒

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
ドル円は152円台に続き、円安防衛ラインと見られている155円台を突破したことで、152円台時には見送られた政府・日銀の為替介入が明日の日銀金融政策決定会合前でも実施されるのか要注目です。

 

 

【相場】

ドル円34年ぶり155円台乗せ、2度目の円安防衛ライン突破で為替介入あるかです。

日経平均は前日のNYダウが中東情勢の緊迫化が和らぐ中、4日続伸したことを好感、ここ最近急落していた半導体株主導で大きく買い戻され、上げ幅900円、3万8千円台を回復する急反発、NYダウは米FRBの利下げ観測後退による米長期金利の上昇が重しとなり、ハイテク株主導で売りが優勢となり、5営業日ぶりに反落、ドル円は週末の日銀金融政策決定会合を控える中、米早期利下げ観測後退による米長期金利の上昇を受けて、円安ドル高の流れが止まらず、主だった材料ない中、NY市場でついに節目の155円台を突破、その後も上昇が止まらず、ジリ高の展開となりましたが、ドル円はついに152円台に続き、政府の円安防衛ラインと見られている155円台を突破し、更に為替介入への警戒感が高まりつつも、明らかに政府のいう過度な変動が見られているにも関わらず、政府は為替介入に動こうとしていない雰囲気になりつつあり、そこを投機筋に突かれて円安ドル高が進行、このまま何もしなければ、過去のチャート上、節目の高値となる160円まで円安ドル高が進行してしまいそうな勢いで、それほど円安ドル高の地合いとなるファンダメンタル条件が揃っている状況ですが、果たして前回2022年9月に24年ぶりに実施された最初の為替介入は日銀会合直後だったことから、明日の週末までに為替介入があるか注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

現在、ドル円は155円台の歴史的な円安ドル高が進行していますが、これは米FRBの利下げ観測後退、日銀の金融緩和継続による日米金利差に着目した投機筋による円キャリートレードの影響が大きいと思われますが、100億円長者番付サラリーマン投資家清原達郎氏同様、以前発売された為替での著名投資家の本をふと読み返していると、市場で儲けられないトレーダーは安易に楽な方法(円キャリトレード)に向かうが、高金利通貨(以前は豪ドル円)のキャリートレードは必ずそのトレーダーを破綻に追い込み、生き残ったものを知らないと断言されていて、まさに現在の投機筋の円売りポジションは2007年以来の水準に積み上がっており、当時はその後、まさかの2007年サブプライムローン問題、2008年リーマンショックの金融危機へと発展し、米FRBが利下げに転換、たったの2ヵ月ほどでその円売りポジションはゼロとなり一掃されたことは大きな教訓として頭に入れておいた方がよさそうですが、果たして現在進行している円安ドル高の行方はどのような結末を迎えるのでしょうか。

米経済指標は強弱入り混じる内容で、NYダウ上昇、米長期金利低下、ドル円往って来いの展開

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞マーケット総合面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:歴史的円安局面長期化、ドル円154円台、約34年ぶり円安ドル高水準、政府・日銀円買い介入警戒、米インフレ、米連邦準備理事会(FRB)、利下げタイミング曖昧

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
ドル円は年初の140円台から、強い米景気、インフレ高止まり、米FRBの利下げ開始時期後ずれ、そして日銀のマイナス金利解除の金融緩和継続で、約34年ぶり高値となる154円台後半まで一方的に上昇、投機筋の円売りポジションの2007年以来の高水準まで積み上がる中、155円台での為替介入警戒感から膠着状態に入っているものの、ジリジリと上昇し、連日小幅ながら高値を更新し続けている状況で、155円での攻防が続いています。

 

 

【相場】

米経済指標は強弱入り混じる内容で、NYダウ上昇、米長期金利低下、ドル円往って来いの展開となりました。

日経平均は前日のNYダウが反発したことを好感し、上昇基調が継続したものの、半導体株の下落が重しとなって伸び悩みながらも続伸、NYダウは中東情勢の緊迫化が和らぐ中、発表された米経済指標が強弱入り混じる内容となったものの、米長期金利が低下したことを好感し、買いが先行、上げ幅250ドル弱の4日続伸、ドル円は155円台での根強い為替介入警戒感から、154円台後半で膠着状態で推移するもじり高となって、わずかに約34年ぶり高値を更新していましたが、NY市場で発表された米製造業PMIが予想を下回り、米長期金利が急低下すると、154円台後半で急落する場面がありましたが、続けて発表された米新築住宅販売件数が予想を大幅に上回り、米長期金利が低下幅を縮小すると、急速に買い戻され、結局、米指標発表前の水準である154円80銭台に戻る往って来いの展開となり、高止まり状態が続くことになる一方、ユーロドルは欧州ECBの6月の利下げ観測が高まり、下落基調が続く中、発表された独経済指標が強い結果となり、節目の1.07ドル台を回復すると、ユーロ円は165円台後半まで上昇し、約16年ぶり高値をつけるなど、ユーロは堅調に推移しましたが、ドル円は節目の151円台後半の高値を上方に突破した状況の時と同様、またしても節目の155円台乗せを前に膠着状態に入った様子ですが、毎日ジリジリと高値を更新していることからリスクは上方向であるものの、155円台に入ると、さすがこれだけ口先介入を繰り返してきた政府・日銀の為替介入が実施されるとの見方が強い一方、米FRBの利下げ開始時期が後ずれする中、その効果は限定的に終わる可能性が高いとの楽観的な見方もありますが、2022年の介入時には、見事に市場の裏をかくタイミングで実弾投入し、円安進行を食い止めた実績があることから、今回も絶妙がタイミングを伺っていると見られるものの、その間にドル円はどんどん上昇し、円安ドル高が進行してしまうという皮肉な結果となっていることから、早期の為替介入が望まれますが、果たしてそのタイミングはいつやってくるのでしょうか。

 

 


【最後にひとこと】

 

昨日スーパーに行くと、タイムセールだったのか、10個入りのたまごがSサイズだったものの200円を切る価格で売っていて、”おっ、ようやく安くなってきたか~”と思いましたが、その他の商品についてはあいかわらず高い印象で、特にニュースを見て思うのが、大都市圏のマンション価格の高騰で、もう億ションが当たり前の状況になっていますが、遠い記憶でいうと、2007年リーマンショックによる金融危機時には、当然、不動産価格も暴落し、割安な価格で売られていた記憶がありますが、不動産はその方のライフプランもあるので、買いたくなった時が買い時とは言いますが、いつか好景気は終わりを告げ、不動産価格も下落に転じる時が来るだろうし、更に日本は少子高齢化による人口減少による需給バランスから不動産価格も将来的には落ち着いてくることが見込まれ、更に現在の金利高により変動金利型住宅ローン金利も上昇しようとしていることもあり、もう少し賃貸で我慢し、様子を伺った方がよいでのはないかな~と思いました。

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