FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ -2ページ目

週末の相場は、小動きながら、日米株高、円安進行

皆さん、こんばんは。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 

【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合4面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:財務省、国際収支、経常収支、貿易収支、所得収支、サービス収支(旅行収支)、23年度経常収支過去最高、資源高一服、貿易赤字縮小

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、まさに昨年11月の前回試験で出題されたほか、一昨年11月の3回前の試験ならびに一昨年6月の4回前の試験でも出題、5回前の試験では国際収支ならびに世界各国の経常収支の比較が出題されたのをはじめ、国際収支関連は連続して出題されており、今後も出題可能性が高いので、内容を確認しておいてください。
<視点>

23年度経常収支は、資源高一服、貿易赤字縮小で過去最高を更新しましたが、先月末にドル円が節目の160円台をつけましたが、その最大の要因は日米金利差拡大、投機筋の円売りですが、その他にも新NISAの外国株投信への投資のほか、この経常収支の構造変化が挙げられます。

 

[日経新聞総合4面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:内閣府、景気ウオッチャー調査、街角景気、景気判断の分かれ目50

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、昨年11月の前回試験で日銀短観の選択肢と出題されたほか、以前の試験で珍しく2回連続出題されましたので、内容を確認しておいてください。

<視点>

4月の現状判断指数が2ヵ月連続低下したとのことで、円安による物価高が重しとなったとのことですが、特に円安は政府・日銀の為替介入が入り、ようやく落ち着きを取り戻しつつありますが、あいかわらず物価高は高止まりし、中々低下に転じそうにありません。

 

[日経新聞総合4面記事Web刊)]
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:総務省家計調査、消費支出


(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、家計調査は以前の試験で出題されたことがあり、消費支出も重要なので、内容を確認しておいてください。
<視点>
3月は実質で前年同月比1.2%減少、マイナスは13ヵ月連続ということで、やはり消費において賃金の伸びを上回る物価高の影響は大きく、消費の伸び悩みを招いていますが、先月の好調な春闘を受けて、いよいよ消費も転換点を迎える可能性があります。

 

 

【相場】

 

週末の相場は、小動きながら、日米株高、円安が進行しました。

日経平均は前日のNYダウが7日続伸したことや国内企業決算がピークを迎え、買いが優勢となり3営業日ぶりに反発、NYダウは米早期利下げ観測に下支えされ、引き続き買いが優勢で推移しましたが、米経済指標が予想を下回ったものの、期待インフレが予想を上回ったことが重しとなるも、上げ幅150ドル超の8日続伸、ドル円は終日小動きで推移しましたが、NY市場で発表された米経済指標で期待インフレが予想を上回ったことで堅調に推移しましたが、為替介入後の急落からの半値戻し水準となる156円台手前では上値を抑えられましたが、今週は一貫して先週の為替介入、米雇用統計で160円台高値から151円台安値まで急落後の反発相場となり、ジリジリと円安ドル高が進行、半値戻しの156円台まで戻してきましたが、果たして来週は上昇基調が継続し、再び160円台を目指す展開となるのか、それとも為替介入をきっかけについに160円台で円安ドル高のピークをうち、今後、下落していくのか果たしてどうなるでしょうか。

 

 

【最後にひとこと】

 

先週、今週末の仕事後、いつも寄って帰る神社の参拝時、久々にキツネを見ました。

先週は拝もうと境内に向かう所で、赤ちゃんキツネが賽銭箱の前を横切っていき、今日は境内に向かう前に鳥居をくぐると、やはり境内の近くから逃げていく親キツネが見えて、お参りして、鳥居をくぐって帰ろうとしたところ、3mくらいでしょうか、すぐ横に先ほどのキツネが目をくりっとさせてお座りしてこちらを見ているのに気づいたので、スマホを取り出して逃げないで~と祈りながら写真を撮ってみましたが、案の定、ボケてあまりきれいに写っていませんでした。

米雇用指標の悪化をきっかけに、利下げ観測強まり、金利安、株高、ドル安の流れに転換

皆さん、おはようございます。
FP754です。

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:内閣府、景気動向指数(速報値)、景気一致指数、景気先行指数

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、景気動向指数は最近こそ単独の設問での出題が見られなくなっているものの頻出で、昨年11月の前回試験で日銀短観や機械受注統計、昨年6月の前々回試験で消費者物価指数の選択肢として出題されたほか、一昨年11月の3回前の試験でも機械受注統計の選択肢として、5回前の試験では、しっかり基本問題が出題され、今後も連続して出題される可能性がありますので、内容を確認しておいてください。

<視点>

3月の一致指数は3ヵ月ぶりに上昇、要因は自動車関連の品質不正問題から生産や出荷が再開したことなど挙げられますが、日経平均は方向感なく、また米経済指標も悪化も出始めており、今後の先行き不透明感が強まりつつある状況と言えそうです。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:厚生労働省、毎月勤労統計調査、実質賃金、現金給与総額(名目賃金)、所定外給与(残業代)

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、毎月勤労統計は、最近、名目賃金から物価上昇を差し引いた実質賃金の伸びを確認する指標として、景気回復の先行きを占う上で注目度が高まっており、以前の試験の選択肢としても出題されていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
3月は前年同月比2.5%減となり、マイナスは24ヵ月連続となり、1991年の統計開始以降過去最長、賃金上昇が物価上昇に追いつかない状況が続いていますが、春闘での賃上げが反映される今後に期待したいところです。

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:債券
出題キーワード:米債券市場、逆イールド、戦後最長1年10ヵ月、インフレ圧力、高水準政策金利、景気後退、株安

(FP754より)

<CFP試験対策>
債券市場の短期金利と長期金利の逆転現象(逆イールド)については、以前の試験で出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
逆イールドは今後の景気後退と株安の予兆と言われますが、実際、現在の日米景気はかなり長期間堅調に推移しており、それを反映して、日米株式ともに史上最高値を更新、日本株に至っては1990年バブル崩壊前の史上最高値を更新後も、初の4万円台乗せと歴史的な上昇相場となってきただけに、その反動も相当のものが懸念されます。

 

[日経新聞マーケット総合面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替
出題キーワード:外国為替市場、円キャリートレード、日米金利差5%分水点、約34年ぶり安値(160円)、2度の円買い介入、米利下げ観測再熱で高値(151円)、上昇幅半値押し水準(156円)

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場は、先週から今週にかけて、歴史的な乱高下相場となっており、現在の相場動向の把握は、実務的な内容として重要なので、確認しておいてください。
<視点>
外国為替市場は、先週のGW中に、ドル円は節目の160円台をつけた後、2度の為替介入を実施し、151円台まで急落したものの、ジリジリと買い戻され、半値戻しの156円台手前まで反発してきている状況ですが、昨日の米雇用指標のの悪化をはじめ、先週の米FOMCでのハト派姿勢、米雇用統計の弱い結果など、これまで堅調だった米景気の転換の兆しがわずかながら見え始めており、なんらかの悪材料が出ることで、円安相場が大きく崩れてしまうリスクの声も聞こえ始めてきました。

 

 

【相場】

米雇用指標の悪化をきっかけに、利下げ観測強まり、金利安、株高、ドル安の流れに転換しました。

日経平均は国内企業決算がピークを迎える中、方向感の出ない展開となり、下げ幅100円超の続落、NYダウは発表された米雇用指標が予想を下回り、米利下げ観測の復活が強まり、米長期金利が低下したことを逆に好感して買われ、上げ幅300ドル超の7日続伸、ドル円は先週の為替介入後から急落した流れの買戻しが今日も継続、欧州市場では160円→151円台の半値戻しとなる156円台回復目前まで上昇していましたが、NY市場で発表された米雇用指標の弱い結果を受けて、米利下げ観測による長期金利の低下を受けて、ドル全面安の展開となり、155円台半ばまで反落しましたが、上記円キャリトレード記事でも触れたとおり、先週の米FOMCで予想外にハト派色が強かったこと、米ISM製造業、米雇用統計が弱い結果で、更に昨日の米新規失業保険申請件数も弱い結果だったことで、いよいよ過熱感の強かった米労働市場も高水準を維持してきた米政策金利の効果が出始めてきた兆しが見えてきた可能性があり、そうなると年初から続いた円安相場も転換点を迎え、後から振り返ると、そのきっかけが2022年と同様、影響は限定的と言われたドル円160円後に実施された円買いの為替介入だったとなるストーリーも浮上しますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

現在、冬用に貯蔵していた小型の石油ストーブ用の灯油をひたすら消費していますが、昨日の気温の低下をうけて、ようやく最後の補充を終えることができ、ホッとしたのも束の間、5月と言えば、気が重くなる自動車税の納税通知書が届き、古い車なので同じ排気量の車でも税率が高く、毎年軽に買い換えたくなりますが、確定申告もそうですが、ここ数年は何かと”キャッシュレス決済が便利”と納税を促す記載が目立つようになっていますが、ふるさと納税のような見返りを求め、税金支払いでもポイントがつく支払方法を取ることで、気持ち程度ですが気を紛らわせています。

日経平均大幅安、ドル円ジリジリと3日続伸し、早くも155円台回復

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:米経済指標
出題キーワード:個人消費、雇用、住宅販売、企業景況感、物価

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内経済指標は必ず毎回出題されていますが、海外の経済指標も過去に出題されており、先週末発表された米雇用統計をはじめ、米経済指標も重要で、今後の出題可能性がありますので、内容を確認しておいてください。

<視点>

先週明け、ドル円が節目の160円台の円安ドル高水準をつけましたが、その要因となっているのが、日米金利差とともに、強い米景気がありますが、その米景気動向を点検する上で、米経済指標の内容をチェックしますが、ここ数ヵ月どの指標も予想を上回る強い結果が出ていましたが、先週末の米雇用統計、米ISM製造業景況感指数など重要指標で、予想を下回り、ようやく米景気の過熱感が和らぐ兆しが見え始めたかもしれません。

 

 

【相場】

日経平均は大幅安、ドル円はジリジリと3日続伸し、早くも155円台を回復しました。

日経平均は前日のNYダウは5日続伸したものの、ハイテク株は下落したことで、半導体株主導で大きく売られ、下げ幅600円超の大幅反落、NYダウは引き続き米利下げ観測復活が下支えとなり、買戻しが優勢で推移、上げ幅150ドル超、節目の3万9千ドル台を回復する6日続伸、ドル円は本日も終日を通して朝方から為替介入、米雇用統計後の買戻しが継続、NY市場では155円台後半までじりじりと上昇する上げ幅約1円超の3日続伸となりましたが、先週、政府関係者から為替介入が2日間で実施されたことが示されましたが、その後、イエレン米財務長官の発言を受けて、今後の為替介入は実施しにくいとの見方から投機筋とドル買い需要のある輸入企業などの実需筋の双方からドル買いが持ち込まれている模様で、ドル円は先週末151円台後半の安値をつけた後、3日間で155円台後半まで4円上昇し、160円台をつけた後の為替介入後の下落幅の半値戻しまで156円前後まであと一歩に迫っていますが、果たして為替介入への警戒感が薄れる中、改めて日米金利差に着目した円安ドル高の戻りはどこまで行くのでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

現在、国内企業決算がピークを迎えていますが、昨日、日本を代表する時価総額トップのトヨタ自動車が決算を発表、過去最高を更新するとともに、日本企業で初めて本業の儲けを示す営業利益が5兆円を超えたとのことで、改めてトヨタの強さを示しましたが、トヨタは本業の自動車ではEVの出遅れを懸念された時期もありましたが、強みのHV戦略が当たり、市場の支持を得て業績は絶好調、更に先行投資としても、EVの鍵を握ると言われる全固体電池の特許はトップ、次世代半導体製造会社ラピダスへの出資や宇宙関連の事業にも乗り出すなど、事業体制は万全、それを反映してか時価総額トップの会社であるにもかかわらず、株価もこの1年間で2倍になるなど、株価動向を見ていても本当に安定していて、しかも今回の決算で自社株買いなんと1兆円を発表、死角がないように見えますが、個人的には、実はトヨタの車を1度も所有したことがなく、車屋に聞いても、やはり壊れないのはトヨタと言われたことから、1度はトヨタの車に乗ってみたいなぁ~と思っています。

GW連休の休場明けの日経平均大幅高、米FRB要人発言等でドル円154円台回復

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本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

ナシです。

 

 

【相場】

GW連休の休場明けの日経平均は大幅高スタート、米FRB要人発言等で、ドル円は154円台を回復しました。

日経平均はGW連休の休場明けとなる中、連休中に先物も大きく上昇していたことや前日のNYダウが4日続伸したことを好感して大きく買われ、上げ幅600円弱の3営業日ぶり反発、NYダウは企業決算が本格化する中、米利下げ観測復活による米長期金利の低下を好感して買いが継続し、5日続伸、ドル円は為替介入による下落が一服し、米利下げ観測復活による米長期金利が低下しているにもかかわらず、先日のイエレン米財務長官の為替介入牽制発言や米FRB要人の米政策金利据え置き長期化発言など日米金利差を意識した買いが連日で優勢となり、上下動しながらも154円台後半まで上昇しましたが、神田財務官の円安牽制発言は続くものの、政府・日銀はすでに2日間3回の為替介入を実施しており、更にイエレン米財務長官の発言からもすぐに次の為替介入は実施されないとの見方から、ジリジリと円安が進行している展開で、現在、ドル円はこの7日間で160円→151円→154円台と乱高下、5日間で約8円(8.25円)下落後、2日間で約3円(2.73円)反発している状況ですが、しかしながら、先週発表された米ISM製造業、米雇用統計が弱い結果となり、ようやく米インフレ高止まりの要因になっている労働市場の過熱感も和らぎ始めた兆しが見え始めたかもしれない中、やはり来週15日(水)の米CPI待ちとなりそうですが、それまではしばらく円安の流れが続く展開でしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

GW連休の休場明けの日経平均は、国内企業決算が本格化する中、半導体株主導で大幅高スタートとなりましたが、5月と言えば、やはり相場格言の”セル・イン・メイ(5月に売れ)”が思い浮かびますが、2024年5月現在、株式相場は年初からの上昇が一服し、下落基調に転換するも、その下落も一服し、一旦反発している状況ですが、今年は突発的な材料が出て、このセル・イン・メイが実現してしまうリスクは上昇相場だった2023年よりはあるのではないかな~と見えますが、果たして杞憂に終わるでしょうか。

週明けの相場は、東京市場がGW祝日で休場の中、ドル円一時154円台回復など上昇スタート

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【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合・経済面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:株式、投資信託
出題キーワード:新少額投資非課税制度(NISA)、日本証券業協会、証券会社1~3月新規口座開設数170万件、前年同期比3.2倍

(FP754より)
<CFP試験対策>

新NISAについては、まさに昨年11月の前回試験で出題されたほか、前々回、3回前の試験を除くと、これまで必ず毎回出題されていて、現在最も旬な法改正内容であり、今後も出題される可能性が高いので、内容を確認しておいてください。

<視点>

2024年から新NISAがスタートし、新NISAの新規口座開設数は順調に推移しているとのことで、現在、株式、投信投資の制度環境も整備され、日本をはじめ世界的な株式市場の上昇という後押しもあり、貯蓄から投資への動きが鮮明になっている一方、日銀のマイナス金利解除による金融緩和修正を受けた金利高による預金金利の上昇も無視できません。

 

 

【相場】

週明けの相場は、東京市場がGW祝日で休場の中、ドル円一時154円台回復など上昇スタートとなりました。

日経平均はQW最終日こどもの日の祝日の振替休日で休場、NYダウは先週末の米雇用統計が予想を下回り、利上げ観測が復活、米長期金利が低下して上昇した流れが継続して、買いが優勢となり、上げ幅200ドル弱の続伸、ドル円は先週の為替介入、米雇用統計を受けて、151円台まで急落した流れが一服、週末のイエレン財務長官の発言を受けて、今後の為替介入のハードルが上がったとの見方、安心感から、円売りの流れが再開し、ドル円も終日買われ、153円台前半から一時154円台を回復する上昇となりましたが、元々為替介入前は、影響は限定的ですぐに円売りが再開し、元も水準に戻るとの見方が大半でしたが、政府・日銀の2022年同様の意表をつくタイミングでの巧みな為替介入を2日間3回実施され、米雇用統計の弱い結果も後押しとなり、160円台から151円台まで押し下げることに成功しましたが、現在、153円台後半と、またジリジリと円安の流れが復活しようとしているように見えますが、果たして政府・日銀は次の一手を打ってくるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

あつという間にGWは終わってしまいましたが、今日から株式市場も再開ということで、大手企業決算とその後の株価の動きが注目されます。

ところで、先週の日経新聞夕刊を電子版で見ていると、即席袋麺の販売が堅調で、売れ筋ランキング1~15位の図表が掲載されていたので、どれどれと見てみると、1位はやっぱりサンヨーのサッポロ一番塩、2位が同みそ、そして3位が日清のチキンラーメンと定番の袋麺が強い結果でしたが、自分がこれはうま~いと舌鼓みしたのが、8位のカレーでお馴染みハウス食品のうまかっちゃん九州の味で、あっさりトンコツ味が抜群のうまさで、北国に住む自分は普段は近所のスーパーに売ってなくて買えないので、九州フェアがあれば、また買って食べたいです。

今週の注目点は、為替介入、米雇用統計後の動き、国内企業決算

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

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本日の時事・法改正は・・・


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:政府日銀円安介入、投機筋円売り、米物価高、財政支出

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、為替介入についても、指示は財務省、実行は日銀が行うなど以前の試験で出題されたことでありますので、内容として確認しておいてください。
<視点>
掲載されている4月からのドル円相場と米長期金利の推移、そして各種イベントの図表を見ると、この1ヵ月での相関関係がわかりますが、やはり為替介入を起点に米長期金利も低下傾向に転換し、円安圧力を緩和しているように見えます。

 

 

【相場】

 

今週の注目点は、為替介入、米雇用統計入後の動き、国内企業決算です。

先週は、ついに為替介入が2日間3回実施され、ドル円は160円台から154円台、157円台から152円台に急落、更に週末の米雇用統計が予想を下回り、一時151円台まで一段安となり、1週間で8円以上急落する円高ドル安が進行、ようやく止まらない円安相場の流れが一服した形となりましたが、本日はGW最終時の祝日で、引き続き東京市場は薄商いとなる中、不安定な相場展開が続くのか注意が必要ですが、日経平均では、先週から国内の大手企業決算が始まり、今週ピークを迎えるなどその動向も注目されます。

米経済指標はナシ、米以外の経済指標は、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨で、先週に重要イベントの開催、重要指標の発表が集中していたので、今週のその消化週間となりそうです。

なお、本日5月6日はこどもの日の祝日の振替休日で、東京市場は休場です。

 


【最後にひとこと】

 

昨日、お知らせしたとおり、当ブログの運営は残り1ヵ月ほどとなりますが、引き続きこれまで通りの内容を更新していきます。

ところで、今日で早くもGWは最終日ですか、個人的にはあいかわらず特別なことはせず、いつも通り過ごしてしまいましたが、いよいよ来週の日曜日からまた家庭菜園の準備を始めようと思っていますが、今年も昨年並みの猛暑になってしまうのでしょうか、今年こそとうきびを収穫できるように頑張りたいです。

 

【大切なお知らせ】当ブログは2024年度第1回CFP試験対策をもって運営を終了します

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマでありますCFP試験。 

2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。
 

日曜日は企画ものですが、本日は、大切なお知らせです。

当ブログは2024年度第1回CFP試験対策をもって運営を終了します。



【ブログ運営について】

 

【ブログの運営終了】

 

各試験が終わるたびに更新してきたテーマ「今後のブログ方針」記事の【最後のひとこと】にて、毎回いつまで続けられるかわからない…とこぼしてきましたが、ついにその決断を下す日がやってきてしまいました。

FP754のCFP試験対策サービスの入口として、2006年2月から18年もの長きに渡り、更新を続けてきた当ブログですが、来月6月の2024年度第1回CFP試験対策をもって運営を終了させる旨、ようやく決心がつきました。

 

【ブログ運営終了の理由】

 

一言で言うと、当ブログはCFP試験対策ブログであり、その受験生の皆さんのCFP試験の合格に対し、お役に立てているという実感をもはや持てなくなった…ということが一番大きな理由です。

なお、私が2006年ブログ開始当初から提唱してきたテキストの過去問の勉強法は現在のCFP試験レベルでも十分通用することは試験ごとに行っている最も難易度が高い金融の試験分析からも毎回確認していますので、もはや勉強法が通用しなくなったから…ということではありませんが、やはり長年運営してきたことでマンネリ化してしまった、もしくは時代の流れ…ということはあると思っています。

 

【ブログ更新最終時期】

 

一応、2024年度第1回CFP試験金融試験日である2024年6月9日かその前後で考えています。

残り1ヵ月ほどとなりますが、それまでは、いつも通り更新を続けていきます。


【当ブログの今後の処置】
 

ブログ更新停止後、最大で年内をもってアメブロを退会(ブログ消去)する方向で考えています。

なお、当ブログ自体は運営を終了するものの、別途ホームページで提供しているFP754のCFP試験&1級FP実技試験対策の各種有料サービスは、今後もしばらく続けていく予定であり、当ブログのサービス内容はFP754のサービス利用者に別の形で提供していくこととします。

 

【今後のブログ運営全般について】


実は、当ブログ以外にもこれまでアメブロでいくつものブログを開始、運営してきましたが、そのまま継続しているものもあれば、更新がストップしているものも多数あります。

その中で、実は皆さんに一度もお伝えしたことがないのですが、2020年コロナ禍頃からもう4年近く趣味でやっていた別のアメブロがありまして、そのブログ内容は現在最も興味のある関心事の1つであり、また当ブログ18年の経験を活かせる場として、今後はそちらのブログ運営を本格的にやっていきたいと、昨年頃から強く思うようになりました。

そこで、まず行動の一環として、昨年末アメブロから独自ドメインで運営できるWordPressに引っ越し、今年の春あたりから、そのWordPressでのコンテンツを充実させるべく、現在作業をしている最中です。

そちらのブログを告知するかどうかは、当ブログの最終更新日まで検討させてください。



【最後にひとこと】

 

当ブログを開始したのが、遠く昔の2006年2月8日ですが、それ以来、本日2024年5月5日まで、18年以上もの長きに渡って、ブログを続けてきたことに対しては、我ながら結構頑張ったんじゃないか~と思っています。

特に、途中、体調不良に見舞われたり、災害に遭ったりしても、後日、更新するなどして、ほぼ1日も穴をあけることなく、365日年中無休で毎日ブログ更新を続けてきたという自負がありますが、これは大学受験時代に通信添削のZ会をやっていた時の標語にあった「継続は力なり」を実践できたのではないかな~と思っています。

 

なお、長年ブログをご覧いただいていた皆様へのご挨拶は、最後の更新の時にさせていただきたいと思います。

注目の米雇用統計は予想を下回り、ドル円一時151円台に急落

皆さん、こんばんは。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞総合・経済面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:米雇用統計、非農業部門雇用者数、失業率、平均時給


(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、特に米雇用統計は、株式、金利、為替などの金融市場を最も動かすエネルギーがある経済指標で、一昨年11月の3回前の試験や以前の試験で出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

4月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数、平均時給は予想を下回り、失業率も上昇と総じて弱い結果となり、後退していた米利下げ観測が復活、米長期金利が低下し、ドル全面安の反応で、ドル円は一時151円台後半まで急落する場面がありました。

 

 

【相場】

注目の米雇用統計は予想を下回り、ドル円は一時151円台に急落する場面がありました。

日経平均はGW中の憲法危険日の祝日で休場、NYダウは発表された米雇用統計、米ISM非製造業景況感指数が予想を下回り、後退していた米利下げ観測が復活、米長期金利が低下したことを逆に好感して大きく買われ、上げ幅450ドル超の3日続伸、ドル円は東京市場が祝日で休場の中、為替介入による急落のダメージが残っているのか、朝方から軟調に推移し、153円台前半のレンジ取引で推移していましたが、NY市場で発表された米雇用統計が投じて弱い結果となり、米利下げ観測が復活、長期金利が低下したことで、売りが加速して、151円台後半まで急落、その後、ISM非製造業景況感指数も弱い結果となりましたが、FRB高官の利上げ発言などを受けて、米長期金利が低下幅を縮小すると、買戻しが優勢となり、152円台後半まで反発して引けましたが、今週は週明けの祝日や米FOMC後のNY市場引け後という意表を突くタイミングで2日間に渡る為替介入が実施され、ドル円は160円台を付けた後、151円台まで急落する乱高下相場となってしまい、当初、為替介入が実施されても影響は限定的との見方でしたが、1回目の為替介入後は確かにそのような見方からすぐに円安ドル高の流れに戻りましたが、2回目の為替介入が効いて、為替介入後、反発するも短命に終わり、為替介入なしもでも、円高ドル安の流れとなり、為替介入時の下値まで反落、更に週末の米雇用統計でダメ押しされたという感じですが、果たして160円で円安相場はピークを打ったのか、それとも当初の見方通り、日米金利差拡大の長期化を意識した円安相場が再開するのか、来週以降の相場展開に注目です。

 


【最後にひとこと】

 

最近、主要輸出国のブラジルでの不作や円安の影響によるオレンジ不足で、オレンジジュースが販売休止になったり値段が跳ね上がっているというニュースを見ますが、実際、近所のマックスバリュでは濃縮還元100%のオレンジジュースは売っているのですが、値段を見ると同じ100%のブドウやグレープフルーツは200円なのに対し、オレンジはなんと400円と2倍の高さ、ここ2~3年の物価高前なら、特売時なら100円ちょっとくらいで買えてたはずなのに、ここまで値上がりすると、おいしくても中々手が出ませんね。

為替介入効果か、円安独歩高一服、ドル円156円台回復後、再び153円台まで円高ドル安進行

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面、総合2面記事(Web刊)(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:2回目の円買い・ドル売り介入観測、介入規模2日間8兆円、円安主因日米金利差、国内利上げ必要

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、為替介入についても、指示は財務省、実行は日銀が行うなど以前の試験で出題されたことでありますので、内容として確認しておいてください。
<視点>
政府・日銀は4月30日祝日東京時間に1回目の為替介入に踏み切り、ドル円は159→155円台まで急落する円高ドル安が進行、2回目はその数時間後157→154円台まで急落する円高ドル安が進行、翌日反発基調で、157円台を回復後、その翌日のNY時間、米FOMC後の早朝、157→153円台まで急落する円高ドル安が進行、再び156円台まで戻りましたが、投機筋のポジション調整と思われる売りが出て、153円台まで急反落し、政府の思惑通りの円高阻止は一旦成功した形になっています。

 

[日経新聞総合2面記事(Web刊
CFP試験分類:金融政策
出題キーワード:米連邦公開市場委員会(FOMC)、米連邦準備理事会(FRB)、政策金利据え置き、5会合連続、短期金利指標フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標5.25~5.50%、量的引き締め(QT)ペース減速正式決定、米国債削減額上限月600億→250億ドル


(FP754より)
<CFP試験対策>
現在、日米欧の金融政策は、日銀は長短金利操作付き量的・質的金融緩和の継続、マイナス金利解除観測、米FRB、欧州ECB利上げから現状維持への転換、利下げ観測浮上の流れですが、まさに昨年11月の前回試験、一昨年11月の3回前の試験、5回前の試験で日銀の金融政策、一昨年6月の4回前の試験で米FRB、欧州ECBの金融政策、以前の試験で米FRBの金融政策が出題されたのを始め、日米欧の金融政策は頻出なので、日銀の金融政策決定会合、米FRBのFOMC、欧州ECBの定例理事会における金融政策の決定事項はセットで、内容を確認しておいてください。

<視点>
今回の米FOMCでは、今後の利下げ方針を確認するドットチャートは次回会合での発表となるため、パウエル米FRB議長の定例記者会見が注目されましたが、インフレの高止まりで利下げ開始時期後ずれへの懸念を示したものの、次の政策変更は利上げの可能性低いと、予想外にハト派寄りだったことで、米長期金利は低下したことで、若干ドル安気味に推移しました。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:経済開発協力機構(OECD)、世界経済成長率見通し2024年3.1%、2025年3.2%、0.2ポイント上方修正

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>
2024年の成長率見通しは、前回発表から上方修正されましたが、米、ユーロ圏、中国は引き上げ、日本の24年のみ引き下げと、やはり米国を中心に世界経済は底堅く推移するとの評価です。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊

CFP試験分類:国内経済指標

出題キーワード:消費動向調査、消費者態度指数 、内閣府

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、消費動向調査の消費者態度指数は、過去に出題されたことがあり、また一昨年6月の4回前の試験で、日銀の展望レポートの選択肢として個人消費が出題されましたので、内容を確認しておいてください。
<視点>

4月は前月比で下落、7ヵ月ぶりに悪化となり、やはり商品の値上がりが原因とのことで、実際、スーパーで買い物をしていても、つい安くなっているものや割引シールが貼ってある商品に目がいってしまいます。

 

 

【相場】

為替介入効果か、円安独歩高一服、ドル円156円台回復後、再び153円台まで円高ドル安進行となりました。

日経平均は前日のNYダウが反発したにもかかわらず、半導体株がさえず軟調に推移し、小幅続落、NYダウは前日の米FFOMCでパウエル米FRB議長の次の政策変更は利上げの可能性低いと否定したことで、米長期金利が低下したことを好感し、上げ幅300ドル超の続伸、ドル円は前日NY市場での米FOMCを通過した引け後早朝、まさかのタイミングでの為替介入が観測され、157円半ばかで153円台前半まで急落、その後、利益確定買戻しが入り、156円台前半まで急反発しましたが、円売りが積み上がった投機筋のポジション調整か、その後は下落基調に反転すると、そのまま終日再び153円台前半までジリジリと下落が続くと、ようやく下落一服となり、153円台半ばで引けましたが、今回の政府の為替介入はやはり2022年同様、円安が止まらないと思われる状況の中、4月30日に2回、5月2日に1回の計3回、意表をつくタイミングで実施され、今のところ、ドル円は160円台乗せ後、153円台まで下落する円高ドル安となったことで、一応、成功したと言えますが、米インフレ高止まりにより、米FRBの利下げ開始時期が後ずれし、日米金利差が拡大したままの状況では、円買い介入の効果は一時的との見方も根強い中、本日東京市場はGW祝日後半に入り休場の中、今週最後の重要イベントとなるNY市場での米雇用統計の発表がありますが、米労働市場の強さを改めて確認されれば、再びドルが買われそうですが、丁度、相場の動きに後から材料がついてくるように、予想外に米雇用統計が弱い結果となった場合、現在の円高ドル安基調の援軍となりそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日からまたGW後半の祝日で月曜日まで4連休ですね。

今週は、GW真っただ中の中、政府が2日間に渡る大規模な為替介入を予想外の時間帯に実施したことで、介入前の当初は、影響は限定的で円安の流れは止められないという意見が大半を占めていましたが、いざ介入が実施されると、その絶妙なタイミングでの大規模介入に円売りを進めていた投機筋は思い他大きなダメージをくらったようで、市場の雰囲気が一変した感じになっていますが、引き続き東京市場はGW祝日で休場ということで、薄商いの中、更なる円高進行など突発的な動きが出やすいことや、今夜の米雇用統計の発表も残っていますので、引き続き相場を注視していきたいと思います。

米FOMC現状維持、予想よりハト派寄り、直後、意表を突く為替介入か、ドル円153円台割れまで急落

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞国際面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:海外経済指標
出題キーワード:ISM製造業景況感指数、日銀短観、景気判断の節目50割れ

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、海外の経済指標も重要で、ISM製造業景況感指数は昨年11月の前回試験で出題された日銀短観にあたる米経済指標で、CFP試験の出題において最も重要ですが、実務的にも週末発表予定の米雇用統計に次いで株式、金利、為替などの金融市場を動かすエネルギーがある経済指標であり、以前に出題されたことがありますので、内容を確認しておいてください。
<視点>

景気判断を節目となる50を再び割り込み、米長短金利は低下したものの、同日、米FOMCを控えていたため、影響は限定的でした。

 

 

【相場】

米FOMCは現状維持、予想よりハト派寄りで、その直後、意表を突く為替介入か、ドル円は153円台割れまで急落しました。

日経平均は前日のNYダウが反落したことで、売りが優勢となり、下げ幅150円弱の3営業日ぶり反落、NYダウは発表された米ADP雇用統計が予想を上回ったものの、ISM製造業景況感指数が予想を下回る強弱入り混じる内容、更に米FOMCで政策金利は現状維持となりましたが、量的引き締めペースが予想より減少するなど、インフレ長期化への懸念が示されたものの、総じてハト派寄りの内容だったことを好感し、買いが優勢となり、反発、ドル円は米雇用、景気指標は強弱入り混じる内容でしたが、注目の米FOMCは現状維持だったものの、ハト派寄りの内容だったことで、若干ドル安が進行していた中、NY時間引けにかけて、為替介入と思われる円買いが出て、ドル円は157円台半ばからで153円台割れまで下げ幅4.5円ほどの急落となる円高ドル安が進行、その後、利益確定の買戻しが入り、154円台後半まで反発しましたが、明日から東京市場は再び平日2日間がGWの祝日で休場となること、一昨日の為替介入後、やはりドル円は一時154円台半ばまで急落後、ジリ高となり、157円台後半まで反発していたところに、本日、米FOMCの重要イベント通過後に、2度目となる為替介入が実施された模様で、2022年週末NY市場での介入時と同じように、意表をつく時間帯での介入と言えますが、まだ明日の米雇用統計も控えていますが、この為替介入で下押ししたドル円は米雇用統計を経て、再び160円台を目指す展開を再開するのか、それとも160円台を今回の円安相場のピークとして、徐々に円高相場に移行していくのか、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日は、日本時間明朝3:00からの米FOMCを早起きして内容を確認、その後、相場も落ち着いたので2度寝でもしようかなと思っていたところで、5:00過ぎから突如、為替介入と思われるドル円の急落が見られ、リアルタイムで相場動向を眺めていましたが、まさかのタイミングでかなりビックリしました。

それにしても、神田財務官は、2022年の時といい、今回の2024年といい、円安が止まらず、困難な市場動向の中、意表を突く見事なタイミングで為替介入を相次いで実施、なかなかの策士だな~と思いましたが、今後も円安との攻防はまだ続きそうですが、2022年は3回実施しており、今回すでに2日間で3回実施済みということで、報道では8回可能との見方からまだ余力はありそうなので、またビックリさせられる機会が早々に訪れるかもしれません。