遊鬱@ripplemirror不安な個人、立ちすくむ国家 〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜 平成29年5月 次官・若手プロジェクト https://t.co/m2XyBy4Sbc 週末のお友に最適ー皮肉抜きでデータやバズワードに溢れて「社会を語る」に今後あちこちで流用されるだろうこと必至。
2017年05月20日 10:54
遊鬱@ripplemirror以下メモ P3「グローバルメガトレンド」「サステナビリティ」「シンギュラリティ」「キラー技術」 P4 このレポートのキーワード「液状化する社会と不安な個人」:近代社会に関する社会学系量産言説 P5 多分このレポートが好意的に受容されたフォーマットの勝利、敷居低さをアピール
2017年05月20日 11:01
遊鬱@ripplemirrorP8 大事なことなので二回言いました P10~ 五〇年代ー八〇年代「昭和の人生すごろく」比較だが、案外終身雇用については34→27%と大差ない。よって趣旨と異なり「コンプリート率」=家庭+終身雇用と定義すると昔から少数派になる(苦笑) P12「人生二毛作」畑の場合、地力回復させる
2017年05月20日 11:30
遊鬱@ripplemirrorP15~厚労省だけでなく経産省までとなると霞が関の総意か…健康寿命と平均寿命の差についてどう考えるか、健康寿命を伸ばし「生甲斐」を餌に働けベクトルと、胃ろうを代表に「人間らしい最期」の殺し文句で平均寿命を縮めるベクトルの二本立て。総理候補の小泉Jrの言説を見るとこの路線で折伏済
2017年05月20日 11:36
遊鬱@ripplemirrorP26~子どもの貧困(母子家庭)の問題は、自身で引いているデータ通り再分配即ち政策的失敗、最後に対症療法的な金銭給付だけが解決策ではないとか、言い訳ネットワーク載せているがそうならばそれぞれの寄与率を分析すればいいだけのこと。金銭給付をしてからほざくべきなにか。
2017年05月20日 11:41
遊鬱@ripplemirrorP42~フェークNEWSなどSNS>既存メディアへの警鐘。ただし、それ以前のページでGDPと幸福量が必ずしも比例しないなどと書いているのを見ると分配率とか、形式ではなく実質成長でとらえるとか、格差とか「既存」の指標でほかにも幸福量と相関取れそうなものはないのかね?といいたくなる。
2017年05月20日 11:48
遊鬱@ripplemirrorP48~結論は「シルバー民主主義」批判。個人的には総論賛成、各論違和感有りといったところ。 一番の眼目はP52胃ろう減少グラフ。5年間で4割減少という劇的な結果、「診療報酬を大幅に切り下げ」とあるけどこれは国民の生命に直結する何かだけどちなみに国民的合意はどこで得たの?
2017年05月20日 11:56
分析中身ではなく、文体や若手官僚が国を憂えているというだけで好意的な反応が目立つことに萎える。それこそ「会議でスマートに見せる100の方法」の一つとして使えるかなという次元、普通にリベラルアーツを高めるべきだと思うのだが産業振興政策の先行きは暗いね。
会議でスマートに見せる100の方法 (早川書房)
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この手の皮肉大好き!ただし冷笑的態度ではなく「本気」でこの本に書かれているような事例の実践をする人間の方が評価される現実があることを踏まえると喜劇なのか悲劇なのか演者(サラリーマン)にとっては分からないけどね。一番のお気に入りは「ホワイトボード戦術 描くだけでスマートに見える21個の無意味な図形」。
「ひとの小さなアイデアにケチをつける方法」⇔「ひとの大きなアイデアにケチをつける方法」
―革新的じゃなくない? ―革新的過ぎない?
―飛躍的な成長をもたらす? ―これをどうやってロードマップに落とし込むの?
―みんなが望む未来がこれ? ―方向転換にならない?
―それ、もうとっくに消えたと思ってた。 ―机上の空論じゃない?
―これのどこがすごいの? ―ピントがずれてない?
―でも、アップルがもうやってるんじゃない? ―でも、どうやってテストするの?
王妃たちの最期の日々 上
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王妃たちの最期の日々 下
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西欧の著名女王・王妃列伝。全盛期や生涯ではなく、最期に絞って照射するのがまさに棺覆いて―を地で行く構成。ブルグント女王やセルビア王妃などこの書で初めて知った人間も多数。一番面白かったのは、ナポレオン皇妃(初代・3代)いずれも旦那が失脚してからの人生がむしろ輝いています。
毒々生物の奇妙な進化 (文春e-book)
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今年の1冊確定。エッセー的に様々な毒々生物を取り上げながら、毒々生物という具体的観点から人類への影響・未来へとさまざまな観点から知的刺激を与えられた。ヒトの免疫機構を考えたときに細菌やウイルスだけでなく、「毒」も範疇に含まれるというのは盲点。それこそアナフィラキシーショックなど考えれば自然と腑に落ちる―そして、そこから山田風太郎ばりに自家免疫実践者(毒に対する耐性を強める試練)の跋扈に至り笑うしかなくなる。「進化」という観点だけでなく、抗毒素科学という「医療」面で既にその有用性が実証・先行き明るい一面にも触れられた。―「毒」が古来より人気ジャンルであり続けていることに根拠あり。
政治の理論 (中公叢書)
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経済・社会学に続き政治学として三部作たる一冊ということだが、読後感は著者の政治学観として実学として経済学に溶けたという解釈かな。ただ政治がメディア消費材(闘争・選挙勝敗・失言)に堕ちた中で、源流に遡り、民主主義と自由主義を分離し決してお互いが必要十分条件ではないことを理解することや、家政を元祖として経済学と政治学は生まれは同じと知ることの重要性など基礎部分をなぞるだけでも十分楽しい。