和・顔・愛・語 -68ページ目
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第七話 わがまま?

喧嘩はいつも生理前。
普段は何ともないことに生理前になると
気になって仕方ない。
ついつい彼氏に これからの事を突っ込んでしまう。
しまいに彼氏は怒ってしまい
メールも電話もなくなってしまう。

生理も終わるころに
我に返ったように、やばい!って気持ちになる。
彼がいない日々なんて考えられない。

仲直りはエッチ。
・・って事は絶対にない。
喧嘩の後に逢っても しばらくは無言。
心の中で、「男のくせに ひつこくない?」
・・って思いながら
彼に チュ~

やっと、やっと喧嘩も終わる。

そんな8歳下の彼が、可愛いって思える瞬間のひとつ。

第六話 大スキ

あたしは、キムタクが大好き!
コンサートは、東京のファイナルを連日見る。
この行事が一年間の一番の楽しみ。
かっこつけてるのが、わかってるんだけど・・
キムタクは、やっぱり・・スキ。

彼氏も結構キムタクがお気に入りで良く情報を知ってた。
なぜか? それは彼の嫁さまが大ファン。
・・って知ってからあたしは、
キムタクの事を口にするのが嫌になった。

大阪でのコンサートの時
「チケットが、余ってしまうから嫁が家族で行こうって言うし
俺も生のキムタク見たいし、行くから」って・・
あたしが行く日と同じ日時。

「なんでよ・・」って感じ。
彼がコンサートに行く事にムカついたんじゃなくて
家族で、行くって行為が ムカついた。
しかも あたしの大好きなキムタクに家族で?って感じ。

「会場に着いたでぇ~」って彼からのメール。

どこにいてるか・・席がどこなのか聞きたくもなかったけど
双眼鏡でキムタクを見るんじゃなくて
双眼鏡で彼氏をキョロキョロ探してた。
どこかに彼がいてるって思ったら落ち着かない。
嫁さまと仲良く並んで見てるって思っただけ
コンサートが早く終わって欲しかった。

「終わったし帰るでぇ~気をつけて早く帰れよぉ~」

あたしのストレス発散出来る場所なのに
不発ってこんな感じなんかな?って思った。

キムタクは、やっぱりスキ。彼氏は、やっぱり大スキ。

第五話 夏休み

一番大変だったのが、夏休み。
一番上の子はクラブで昼間はいないけど
下の二人はバタバタと友達と遊びまくりながら
家にいてるので・・昼食の用意をしてから出かける。
彼氏と逢ってる時に携帯に電話・・

「何してんのぉ?」→「ん?買い物」
「おかしのコーンポタージュ買ってきて」→「わかったぁ」
家に帰ったら子供たちは、何処に行ってたん?と聞いてくる。
あたしの心の中は・・バレてる?みたいな罪悪感。

こんな夏休みが続くと朝が出にくい。
しだいに、ごめんねって
気持ちに変わる。あたしは何やってんだろって・・。
それでも逢いたいって気持ちを彼氏は理解してくれてたのかな。


こんな段階の時に旦那の事は、まったく頭にない自分がいた。

マジぃ~?

彼とエッチをする前は エッチに興味がなくて
子供を作る時だけでいいって思ってたのよね~


ホントにマジ?って思ったんだけど・・
最初、彼とエッチした時って元気度が低くて
中途半端状態で終わってしまったのよね・・
でも二度目チャレンジした時は・・
なんと4回もイキなさったのよ。


旦那と、まったくご無沙汰だった あたしは・・
たまげると言うか・・若いから?なんて思って。
あたしもカラカラにならないから・・自分でもビックリ!


これって、世間で言う・・
体の相性が良いって事?
でもでも、あたしはイカないのよね・・イキにくい?のかな?
それでも気持ちいいのよね~
一心同体って感じで。

第四話 涙

ずっと毎日、同じ時間を過ごしていると
ずっと一緒にいたくなるようになって・・
このまんま二人して消えたら・・って考えるようになった。
それには お互いに離婚しかない。
高い高いバーの見えないハードルを跳び越えるようなもん。

でも離婚して一緒になるって約束した。

その分、喧嘩も増えた。
一緒になるために何をしなきゃならないか・・?
でも彼は、ぷぅ太郎。
あたしは、そんな彼をいつの間にか追いつめてたと思う。

そんなある日に、将来の事で口喧嘩になって彼は、何も言わずに・・
あたしの車から降りて帰って行った。
目に一杯の涙を溜めて・・。

彼の涙を初めて見た。しかも男の人の涙って・・心が震えた。

第三話 バカップル

初めの頃は、マジに なんてウブな二人なんだろうって
思ってたけど・・36歳のあたしと28歳の彼氏は、人目も
まったく気にせず、ベタベタイチャイチャと・・

買い物中でも、店員さんは「彼氏に・・」って言い方をする。
「旦那さまに・・」って言い方はしない・・どうしてなんだろう?
バカップルすぎて・・夫婦とは思ってもらえなかったのかな?

あたしは彼のブツを触るのが大好き!
本屋さんなんかで、雑誌を見てる彼氏の横でコソコソと・・
他のお客さんにはバレないで触るのは得意。
彼氏は、雑誌を見ながら「あかんて・・バレるって・・」
って言いながら、モゾモゾしてるのが、おかしくって・・。
でも、コンビニなんかの防犯ビデオなんて見られると、
きっと、バレてると思う。

ちなみに、彼氏のジーンズのお腹から手を入れて
ブツを触るので、生でございます。

第二話 ラブラブ

そんなこんなで、半年たったくらいに・・
彼に単身赴任が決まってしまって、かなり悩んでいたけど
彼は、会社を辞める事を決めた!
あたしは、反対したけど・・辞めた。

ぷぅ太郎になった彼は、毎朝10時30分に、
あたしの家の近くの駅に電車で通勤。
あたしは車でお迎え・・。
そっから夕方4時まで、ずっと一緒・・
買い物したり、公園で昼寝したり・・
今までの半年間を取り返すように毎日毎日。

あたしは、朝の会う前に夕食の買い物を済ませて
夕方、彼とバイバイしてから夕食の用意してから
11時まで仕事に出かける。

会ってない時間は、ずっとメール。
仕事から帰って、お風呂に入るのもメールで「入るよ!」って
彼も待っててくれて、同じ時間に入る。
夜中2時くらいに、やっと「おやすみぃ」で同じ時間に寝る。
きっと、一日30通はメールの返信してたと思う。

今、考えたら・・すっごいハードな事を良くしてたなって、感心。

第一話 コトの始まりは・・

はじまり、はじまり・・

始まりはなんてないけど、
経済面での事で話を旦那にしてもなんて答えなし・・
相談してもなんて答えなし・・
もぅ、どうでもいいやって気持ちになってしまい・・
自然と何も話さなくなって・・出会い系サイトに、はまってしまった。
ほんとにメールだけで遊ぶつもりが・・
会ってもいいかって軽い気持ちから・・
8歳年下の27歳の彼。彼には2人の子供が居て既婚者でした。
彼は会社のパソコンからサイトを使ってメール。
朝が来るのが楽しくて、毎日が楽しくて。
でも彼の仕事の休みの土日が、面白くなくて。
一ヶ月に一回会うのが、精一杯だったけどワクワクドキドキ・・
お互いにウブ?な2人だったから・・会っても話するだけ。


こんなに、かわいい付き合いなんて過去した事ない・・きっと。
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