めざせ!ハッピ-ファミリ-inアメリカ -2ページ目

ケンタッキーダービー

競馬ファンの皆様お待たせいたしました。日本はG1レースの真っ只中ですね。こちらもアメリカ三冠レースが始まりました。今日はその初日、134回ケンタッキーダービーがケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われました。

結果は2000年のケンタッキーダービーでフサイチペガサスに乗り、その後日本でも騎乗し、クラシックを制した日本でもおなじみのジョッキー、ケントデザーモ騎手が騎乗したビックブラウンが優勝しました。ビックブラウンは大外20番からのスタートだったのですが、大外からケンタッキーダービーを制した馬というのは1929年以来はじめてのことであり、3回という浅いキャリアで挑戦して見事このダービーを制した馬というのは1915年のフィリーリグレット以来だそうです。

競馬の流れはスムーズでした。デザーモ騎手がインタビューで語ったように大外スタートから他の馬をみながら自然の流れで馬に任せて前の方に位置づけ。そこからコーナー前から射撃体勢に入り狙って抜け出たそうです。ゴール前では余裕の勝利でした。

ただ今回のレースは去年ほど私自身盛り上がらず、悲しいレースとなってしまいました。というのもゴールして少し、2着に入ったエイトベルが倒れてしまい動かなくなったのです。騎手の話ではゴールを過ぎてからギャロップがおかしくなり、そのまま倒れてしまったという事で結果エイトベルは両前足首骨折ということで安楽死処分が取られました。1995年の宝塚記念のライスシャワーを思い出してしまいました。競馬に事故はある意味つきものですが、なんとかいつも皆無事で走ってほしいと願うばかりです。

アメリカ三冠、次回は2週間後のプリークネスステークスです。また報告します。

今日のケンタッキーダービーのユーチューブです。レースをご覧になりたい方はぜひ!
http://www.youtube.com/watch?v=UTg5h_zMYaw

今日のダービー優勝馬のビッグブラウンとデザーモ騎手です。では次回はまたダディの愚痴話につきあってやってくださいませ。




アメリカの人種

皆さん、お久しぶりです。お元気でしょうか?こちらは皆元気ですが、ダディが出張を機に太ってダディダンスの動きも前以上に重たいです。さて今日のお題です。

アメリカは移民の国だけあり、様々な国から人が集まっています。ニューヨークやロサンジェルスなどの大都会はそれこそ人種のるつぼで、歩いているだけで様々な言語が聞こえます。英語はもちろんのこと、中国語、ヒンズー語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、韓国語、、、とあげるとキリがありません。これに伴いテレビでも様々な言語の放送を観る事ができ、図書館ですらあらゆる言語の本が並んでいます。料理に関しても様々な国のレストランがあり、私自身、こちらに来て初めて口にする料理も多いです。英語だけを学ぶのであれば少し地方に行った方がいいかもしれませんが、英語プラスアルファで他の言語に触れたい方には都会に観光、住む事はお勧めです。




さて我が家。。。
毎度の事ながら毎日バタバタと忙しい私で、ダディと話すのが一番うっとおしく思う今日この頃です。

私:「なあ、そろそろ英語で話すのやめにせえへん?面倒臭いねん!

ダディ:「OK! Well, let's start talking in German!
(わかったよ!じゃあ、今からドイツ語で話そう!)



なんでドイツ語やねん~!




娘:「No! Daddy, we should speak Chinese!
(違うよ、ダディ!中国語で話そうよ)




ダディ:「OK! Let's speak Chinese then!
(わかった、じゃあ中国語で話そう!)



って

なんでおまえらはそっちに話がいくねん~!




娘:「ニイハオ
(こんにちは) (注:中国語)

ダディ:「ヅァイジェン
(さようなら) (注:中国語)

いきなり会話終わっとるやないか~!




私:「あんたらなんで日本語で話せへんねん!

ダディ:「Oh, I see
(ああ、なるほど~)



って

気づくんが遅いんじゃ、ボケ~!







日本語がしゃべれないダディはこの後「はじめまして、ダディです」の一行で終わってしまいました。いつかダディが日本語を話せる日は来るのでしょうか。たとえその日が来たとしても怪しい日本語しかしゃべれないに決まっています。どなたか根気のある方に是非ダディに日本語を教えていただきたいものです。アホがうつるのを覚悟で。。。



サンフランシスコの靴磨きの様子です。街角でビジネスマンが椅子に座って靴を磨いてもらう姿を時々見かけます。ついでにダディのハゲ頭も磨いてほしいものです。磨かれたダディのはげ頭を家の中の照明に使って省エネ対策したいです。電気代が高くてやってられません。



アメリカのピザ

皆様またまたご無沙汰です。これからも細々続けていきますので、どうかよろしくお願いいたします。今日も久々にしてくそ長い文章ですが、お時間のある方はおつきあい下さいませ。

アメリカの食事と聞いて真っ先に思い浮かぶのがジャンクフード。ピザ、ハンバーガーなどこれでもかと太るものばかりです。それらが学校のランチメニューにもなっているくらいなので大人だけでなく子供の肥満も社会問題になっているわけです。そのピザですが、もともとはギリシャやイタリアからの移民によってアメリカにピザの文化が持ち込まれたそうですが、それを元に地方により様々な工夫、変化がつけられ現在ではアメリカ独自のピザ文化が生まれています。

いくつか代表的なものをあげると、まずはニューヨークピザ。これはイタリアナポリからの移民によって作られたピザで一般的に薄い生地でソースとチーズをのせたシンプルスタイルのピザです。次に代表的なのがシカゴピザ。これは生地が深皿のようになっていてこの中に具をいれた感じでボリュームがあります。そして薄い生地で有名なのがセントルイスピザ。次にカリフォルニアピザは伝統的なピザにこだわらずチキンや野菜など様々な具在をいれたピザとなっています。この他にも土地によっていろいろなスタイルがありますが、日本にあるようなマヨネーズピザはアメリカでは一般的ではなく今のところまだお目にかかったことはありません。結構好きなのですが。。。






さて我が家。。。
出張中のダディがくそ忙しい夕食時に電話してきました。

ダディ:「Hello~. It's daddy! How is everybody doing?
(やあ、ダディだよ!皆元気?)




いちいち名乗らんでも電話番号みたらおまえやってわかるんじゃ、ボケ~!
(注:我が家はかかってきた人の名前と電話番号がでるようになっています)





ダディ:「What is everybody doing now?
(今、皆何してるの)


飯食うてるに決まっとるやろ~!



飯時にわざわざ電話してきやがって~!


ダディ:「Oh, sorry! What is today's supper?
(ああ、ごめん!で、今日の夕食は何?)

私:「ピザやけど

ダディ:「Oh, no! Pizza? I wanna eat it!
(ええ~、ピザ!ダディも食べたいよ!)  (注:ダディはピザ大好き男です)

私:「悪いなあ、ダディがいてへん時に食べて。また帰ってきたら夕食ピザにしたるから

ダディ:「That'OK. I just said that. It was no meaning. I don't care about pizza now
(大丈夫だよ。ダディはただ言ってみただけで意味は無いよ。だってダディは今ピザの事なんか考えてないもん)




ほんなら言うな~!






ダディ:「We have great food here. We have fish, meat and more
(ここにはすごく美味しい料理があってね。魚でしょ、お肉でしょ、他にもいろいろ)

ダディ:「Many people chose meat, but I chose fish today. And,,, The fish was so great! And then,,,,,
(大勢の人がお肉を選んでたけど、僕は今日は魚にしたんだ。そしたらその魚がすごくおいしくてね。それでね、、、)

って

自慢か~!ボケ~!







まったく人がせっかく熱々のピザを食べようと思っていたのに、どこぞのアホがくだらん自慢話をする為に電話してきたお陰で肝心のピザは冷めるし、3秒で電話を切らなかった自分の行動には後悔するしで、まったくもって不満な夜でした。というか電話を取った事がそもそもの間違いでした。今日は自分の行動を反省して寝ます。



シカゴピザです。この中にダディを埋め込んで上からギューギューに押し付けたいです。



お疲れのあなたに 2

アメリカのガソリンスタンド

皆様またまたご無沙汰いたしました。相変わらずかなり忙しいまぐる家で、ダディは出張続きの毎日です。お陰で私の血管はとてもとても修復されています。では今回のお題です。

最近はもっぱら大統領選挙、景気後退のニュースが多いアメリカですが、その景気後退の原因のひとつともされているのが今のガソリン値段の急騰です。全米一ガソリン価格が高いカリフォルニア。現在のカリフォルニア州の平均ガソリン価格は1ガロン3ドル63セントだそうです。(1ガロンは約3.8リッター)。日本よりはまだ安いと思いますが。。。このカリフォルニア州の景気後退がアメリカの景気後退に拍車をかけているとも噂されています。

さてアメリカのガソリンスタンドですが、世界初のガソリンスタンドが1905年ミッズーリ州セントルイスに建てられた事が始まりだそうです。その後、除除に各地にガソリンスタンドが増え始め、1970年まではフルサービスのガソリンスタンドが主流でしたが、それ以後はセルフサービスのスタンドが増え初め、今では法律でセルフスタンドが禁止されているニュージャージー州とオレゴン州を除いた全州でセルフサービスのスタンドが主流です。

ガソリンの入れ方ですが、主に機械にクレジットカードを入れる方法とスタンドにあるお店に現金を持って行き払う方法があります。お店で現金を払う方法は先に何番の機械に現金いくらぶん入れるかをお店の人に告げ(例えば「$20 for No.1 please」一番の機械に20ドル分お願いしますといった感じです)、お金を渡し、ガソリンを入れ終わったらお釣りがある場合はまたお店にいけばお釣りをくれます。基本的にセルフなので私もいつも自分でガソリンを入れているので、日本でガソリンスタンドでの再就職も可能だと思っています。






さて我が家。。。
出張の合間に一度家に帰ってきたダディ。久しぶりに家族でハンバーガーショップにハンバーガーでも食べに行こうということになり、ダディの運転で私の車で出発。すると

ダディ:「Oh, no! Your car doesn't have any gas
(なんてこったい!まぐるの車のガソリン空っぽじゃないかい)




そない驚かんでもええやろ~!



ガソリン入れたらええだけの話やろ~!


ダディ:「But we don't know we can even drive to the gas station
(でも(このガソリンの量じゃ)ガソリンスタンドまでたどりつけるかどうかもわかんないよ)





っておまえ、

目の前にガソリンスタンドあるやろう~!



ダディ:「Oh, I see
(ああ、ほんとだ)




って

なんで通り過ぎんねん!


アホが目の前にあるガソリンスタンドを通り過ぎやがりました。

ダディ:「I'm going to the other one
(ダディは別のスタンドに行くんだよ)


なんでやねん~!



私:「あんたなあ、ここのガソリンスタンドがこの界隈で一番安いのになんで他んとこわざわざ行くねん!


ダディ:「That's daddy!
(それがダディさ!)



って

おまえはアホか~!








結局ダディの気の向くまま少し離れたこの界隈で一番高いガソリンスタンドに行きました。なんで近くにある安いところを避けてわざわざ遠くの高いところに行くのか本当にわけわかりません。




ガソリンスタンドの写真です。ここで非常に勿体ないですが、一か八かでダディにハイオクを入れてみたいです。そうしたら少しはダディの頭もマシになるでしょうか。。。?




お疲れのあなたに

アメリカの音楽

皆様またまたご無沙汰いたしましたが、いかがお過ごしでしょうか?書きたい愚痴は山ほどあるのに日々の生活に追われなかなか更新が追いつきません。やはり動画にするべきかもしれません(苦笑)。さて今日のお題です。

アメリカの音楽といえばロックンロール、カントリーミュージック、リズム&ブルース、ジャズ、ヒップホップなどが有名ですが、アメリカは移民の国だけあり、これらの音楽のルーツは様々な国や人種です。アメリカの最初の音楽といえばインディアン音楽。その後、17世紀初めにイギリス、スペイン、フランス各国からの大量の移民とともに新しい楽器や音楽が持ち込まれ、アフリカからやってきた奴隷達はアフリカ独自の音楽を広めたそうです。

興味深いのは現在のポピュラー音楽の多くの基盤となっているのが19世紀に広まったアフリカンアメリカン(アフリカ系の血をひくアメリカ人)ブルース音楽やゴスペル(キリスト教音楽で神やキリストを賛美する歌)で、このアフリカンアメリカンの音楽の基盤となった音楽に使われている楽器がヨーロッパから運ばれてきたものだという事です。そして忘れてはならないのがフォークソング。これまたウクライナ、スコットランド、ポーランドなどなど様々な人種により様々なスタイルがあるようです。そして現在のアメリカ音楽ですが、これら移民の影響で人種、地域により音楽の形態が少し異なるようです。その土地土地で、どの国からの移民により強く影響を受けている音楽なのか、アメリカを旅する時に地域ごとにそういう事を考えながら音楽を楽しむのもまた味があっていいかもしれません。






さて我が家。。。
相変わらず週末も休みなく働くダディ。私も24時間週末も休みなしの育児でいい加減イライラが募ってきました。


私:「あ~、もうほんま疲れるわ!たまには「ありがとう」とかねぎらいの言葉くらいかけてくれてもええんちゃうの?

ダディ:「Thank you, mommy
(ありがとう、まぐる)






って


おまえのは心がこもって無いんじゃ、心が~!




私:「あ~あ、子育てに休みは無いし、することはいっぱいあるし、ダディはいたわってくれへんし。。。

って


おまえ、寝んなよ、ボケ~!




またダディが人の話を聞きながら寝やがりました。

ダディ:「Sorry, I was just sleepy
(ごめん、眠くって)

私:「もう人が真剣に話しようとした時くらい聞いてくれてもええやん!もう悲しいわ。家出したる!

ダディ:「mmmmm...
(ん~、、、)




ん~って

おまえ、なんとか言えよ~!私は家出する言うてんねん!




ダディ:「Daddy usually doesn't talk, but daddy sings
(ダディは普通話さないんだよ、でもそのかわりダディは歌うんだ)

ダディ:「If you love me~, if I lied to you~
(もし君が僕を愛してるなら~、たとえ僕が君に嘘をついても~)




いきなり歌を歌いだしたダディ。

ダディ:「Do you know country music?
(カントリーミュージックって知ってる?)


私:「カントリーミュージックくらい知っとるわ!


ダディ:「Country music is tragic
(カントリーミュージックは悲劇的なんだ)



ダディ:「When you are sad, you should listen to country music
(まぐるが悲しい時はカントリーミュージックを聴いたらいいよ)


なんで悲しい時に悲劇の歌、聴かなあかんねん!





ダディ:「You think that your problem is not so bad as people in country music. So you feel better
(カントリーミュージックを聴いたら、まぐるは自分が抱える問題はカントリーミュージックの中にでてくる人たちの問題よりずっとマシだと思う。そう思うと気分が良くなるよ)



って


おまえさえ行動改めたらええ話なんじゃ、ボケ~!







カントリーミュージックのオンパレードでダディは勝手に一人で軽く3曲歌いやがりました。なんかまんまと丸め込まれたような気がして余計腹が立ったら今度はブルースを歌い続けやがりました。私のイライラの素がダディやということにいつになったら気づいてくれるのでしょうか。永遠に無理なような気がします。




娘と同じ保育園に通う女の子達とそのお母さん達とでディズニーオンアイス(ディズニーのキャラクター達のアイススケートショー)を観に行ってきました。王子様やお姫様を見て童心に戻りとてもいい気分で家に帰ったのに、ダディが帰ってきて気分ぶち壊しです。ダディはここで氷漬けです。



バレンタインズデー

皆様大変ご無沙汰いたしました。いまさらながらバレンタインデーの愚痴を聞いてやってください。

過去大勢のバレンタインという名のキリスト教殉教者が存在したそうですが、バレンタインデーとはもともとこの中のAD269年頃亡くなったイタリアのローマの聖バレンタインとAD197年頃亡くなった現在のイタリアのテルニで亡くなった二人に敬意を表す日だったそうです。しかしこれには様々な説があり、この二人は実は同一人物であったという説もあるそうです。この聖バレンタインデーが現在のようにロマンチックなものになったきっかけは1382年、イギリスの詩人が当時のイギリスの国王リチャード2世とボヘミアアンの婚約の1周年を記念して詩を送ったのが始まりであると言われているそうです。

そしてアメリカでは19世紀中ごろ、当時イギリスで流行していたバレンタインデーの日にカードを送る習慣がアメリカでも流行となり、現在では男女を問わず愛する人、または学校でも子供同士でカードを交換したり、キャンディーやチョコレートを渡し、男性からは女性に花を贈るなど愛を語る日、そして聖バレンタインを祝う日となっています。





さて我が家。。。
バレンタインデーということで夕食はどこかレストランでと思い、ダディの会社に電話しました。

私:「今日は外で食事しようと思てんねんけど、今日も仕事終わるの遅い?

ダディ:「No, not that late. but I'm sure that everywhere will be very crowded today, but you still wanna go out?
(いや、別にそんなに遅くはならないよ。でも今日はどこ(のレストラン)も混んでると思うんだけど、それでもまぐるは出かけたいの?)


混んどることは100も承知じゃ、ボケ~!



おまえにはロマンがないんか、ロマンが~!


結局レストランで合流という形で久しぶりに家族でお寿司を食べて、帰りにお店の人から薔薇の花をもらいました。
そして家に帰ってダディにバレンタインのカードを渡しました。



ダディ:「Thank you! How nice!
(ありがとう!とても素敵だね!)




とても喜ぶダディ。

そして背中に隠していた手を私の前に出しました。



ダディ:「Here is a flower for you
(はい、まぐるに花だよ)




私:「嬉しい~!

って

それはレストランからもらった花やろ~!

そんなんで私が喜ぶとでも思とんか、ボケ~!








ダディは「買う時間が無かった」と言い訳して、レストランからもらった花を差し出しやがりました。花やったらなんでもええという根性が許せません。それも人からのもらいもの。根性が腐ってます。




アメリカで一番深く、世界で7番目に深いオレゴン州にあるクレーター湖です。今日こそここにダディを沈めたいです。





大統領予備選挙

ただいま熱戦を繰り広げている大統領予備選挙ですが、この選挙システムは少し複雑です。アメリカは民主党、共和党の二大政党でそれぞれ大統領候補者選びをまず行います。これが現在行われている予備選挙です。代議員を通しての間接選挙で、代議員の数は州の人口によって決まります。まず有権者が大統領候補に立候補している人の中から民主、共和それぞれ一人を選んで投票。基本的にその投票獲得数により一票でも多く獲得した人がその州の代議員全ての票を獲得したことになります。しかし、この一般代議員以外にも特別代議員なるものが存在し、彼らは州の予備選挙の結果に関わらずどの候補を押すか選ぶことができます。そしてこれらの代議員が集まり、夏に開催される全国党大会で過半数の支持を得た者がその党の大統領候補となるわけです。

とこう書いてるだけでも頭が痛くなりました。この他にも選挙地区、小さな町などによっては有権者を前に町のリーダーなるものがどちらを支持するか決めて有権者が一斉にリーダーが押す候補者に投票するなどという事もあるようで、いろいろ奥深くほじくっていくといろいろでてきてもっとややこしいです。しかしこんなに白熱し盛り上がっている民主党ですが、最後ふたをあけたら共和党のジョンマッケイン氏が大統領になったら、いったい今までなんやってん!ってな事になるんでしょうね。






さて我が家。。。
ダディがパソコンの前に座って一生懸命ニュースをチェックしていました。



私:「選挙戦すごいなあ~。民主党は今、誰が勝ってんの?

ダディ:「Clinton won in California
(カリフォルニアはヒラリークリントンが勝ったよ)


そんなことは知っとんじゃ、ボケ~!




アメリカ全土で今どっちが優位かって聞いとんねん!


ダディ:「I don't know
(知らないなあ)

っておまえ、

今、ネットでそのニュースチェックしとるんとちゃうんか~!





ダディ:「I was checking my stock
(僕は自分の株のチェックをしてたんだよ)




また株か~!


どうせまたマイナスなんとちゃうんか~!



ダディ:「That's OK. It'll be plus sometime
(大丈夫。いつかプラスになるから)




って


そのいつかはいつくるんじゃ、ボケ~!









いつまでも待っていますが一向にそのいつかがきた試しがありません。ダディははっきり言いませんが、絶対ダディの株の収支は限りなくマイナスに違いないと断言できます。前回もダディが株を売った後、その会社の株の値は1.5倍に跳ね上がりました。皆さん、株で儲けようと思ったらダディが売った会社の株を買うべきです。




カリフォルニア州とオレゴン州の州境です。オレゴン州は緑がとても綺麗でダディによってズタズタにされた心が癒されます。ついでにキレた血管も修復されます。




学校選び

アメリカの学校は一般的に秋から始まります。5歳のキンダーガーデン(幼稚園)から義務教育となり、6歳になるとエレメンタリー(小学校)、そしてミドルスクール(中学校)、ハイスクール(高校)となりますが、学校によってはミドルとハイスクールが別れていないところもあります。アメリカにも私立と公立の学校があり、公立は学区制で住んでいる地域の学校に行く事になります。基本的に自宅の住所地により学校が決められていますが、その他にも抽選で入れる学校があったり、自分の地域以外の学校でも空きがあれば入れるといった仕組みになっています。

この学校ですが、市によって授業内容、時間帯も異なり、昼までで授業が終わる学校、音楽や体育の授業が無い学校、中国語やスペイン語のバイリンガル授業を実施している学校など様々で、学校によってレベルも全く違います。レベルの高い学校に子供を行かせたければその地域に住まないとならない為、必然的にその地域の不動産は人気が出て、価格も上がります。学校の見学会や申し込み日も学校によって違う為、ネットや学校に問い合わせるなどして下調べが必要です。






さて我が家。。。
この秋からの娘の幼稚園、そして下の子の保育園と学校巡りで大忙しだった我が家。
ネットで学校を調べていたらだんだんイラついてきました。

私:「あ~あ、なんでこんなんいちいち調べなあかんねん!

ダディ:「You can just pick one that you like
(まぐるが気にいる学校を選んだらいいよ)


その為に今調べとんやろ~!




ちゅうか、

おまえがやれよ!


ダディ:「But you use computer more than I do
(でも僕よりまぐるの方がよくコンピューター使ってるから)




そういう問題とちゃうやろ~!





ここどこや思てんねん!アメリカやぞ、アメリカ!

おまえの国やろ~!


ダディ:「But I don't know about school well
(でも僕は学校の事はあまり知らないから)






っておまえ、


アメリカで学校卒業したんやろ~!




ダディ:「Maybe
(たぶん)

たぶんっておまえ、


おちょくっとんのか~!われ~!









ほんまに協力しない夫を持つと非常にイラつきます。どなたか優しい旦那様と金銭トレードしたいです。ダディを1セントで売りに出しますがいかがでしょうか?




南カリフォルニアトーランス近辺の埠頭です。ここに飛んでいるかもめにダディの髪の毛が全部抜けるまでつついて欲しいです。しつこく残っている髪の毛も全部。