Commentarii de AKB Ameba版 -2ページ目

Commentarii de AKB Ameba版

AKBとかその周辺とか

words 

 

 17時着。ほぼ1年ぶりのシアター。カウンターには小さな箱が2つ。地震と大雨への募金だ。 

 お賽銭投入してシアターの女神に心の中で感謝。だいぶ干されてたけどな。

 

 列に並んだ時から1巡で呼ばれるイメージでいっぱい。今日こそはセンター最前だ。

 まあそれでも事件前の2列目なんだけどね。

 18時10分、抽選開始。

 16順下手4列柱3。この位置だと3人以下のユニットはほとんど見えない。立ち見センターは3列めくらいなら空いてたんだけど、もうね、座りたいんですよ。年だから。

 

 開幕、暗闇の中に響く円陣のかけ声。

 「いつも元気。冷静丁寧正確に」。ゆる〜い間延びした声だ。ちょっと笑っちゃうぞ。

 

 それでもあのイントロが流れ、あのコスチュームが光の中に浮かぶと、いっきに頭の中をイメージが駆け巡る。

 何回再生したかわからないAX2009の奇跡

 ピアノソロで歌う竹内

 そしてわが懐かしの13期14期(とみぃちゃん)

 そりゃ涙腺も弛みますよ。もう年だし。

 

 働き方改革が叫ばれる昨今、「無理な努力無駄な努力無茶苦茶な努力」とか「圧倒的な努力」とかの評判はよくない。

 無理をしているとすぐに「休め」と言われるし、休ませないと「ブラック」とか言われるし。

 

 でもね、今の君ではなく何者かになりたいんだったら、人並み以上の叶えたい夢があるんだったら、死にもの狂いでやらなきゃいけない時がある。

 そんなことは、昔の僕はよーく知っていたんだよ。

   夢は汗の中に

   少しずつ咲いて行く花

 馬齢を重ねて努力をしない言い訳ばかり上手くなった。

 諦めた夢を思い出すことも絶えて無くなった。

 

 そんな僕の目の前で、(まあ正直ヘタクソな子もいたけどさ)一心不乱に踊り、歌う彼女たち。

 咲くか咲かない分からないけど今はこれしかない、と心に決めたように。

 

 世間じゃAKBはもうオワコンだって言ってる。

 テレビをつければ一目瞭然だ。

 気の利いた子はナントカ坂を目指している。そっちがよっぽど華やかだ。

 

 でも僕らにはシアターがある。

 ここに(栄に。難波に。博多に。新潟に。瀬戸内には港を求めてさまよう船もある)。

 毎日「初日」に望んでいる彼女たちがいる。

 

 ちょっとくらい泣いてもいいじゃんか。

 

 追記:感想

 

 下手に着席したせいで、センターの様子を直接見ることはほとんどできなかった。3人以下のユニット曲は特に。まあこうなることは分かってて座ったんだけどさ。

 こういう時はシルエットを堪能するのも乙。負け惜しみじゃないよ。「見えない」のもシアター体験のうちなんだって。

 「天使のしっぽ」なんて、しっぽのシルエットが可愛いんだぜ。

 「てもでも」もそう。シルエットだけならみかちぃに見える。

 あと「純情主義」ね。あれは衣装のシェイプがカッコいいから。ただターンがちょっともっさりしていたように見えたのは気のせいか。

 「ジャンヌ」の旗の持ち方は、ちゃんときくぢに倣ってたかな。左手下の右手上、で。さすがにそれは影じゃわからない。 

 「黄金センター」、なんで? 一瞬いぶかしんだが、そうか、「水夫」がお蔵入りなんだ。「曲に罪なし」なんだけどなあ。カッコイイしミズオ。まあ「黄金センター」僕の好きな、そして研究生に相応しい曲だからいいけど。ああ、確か竹内が推されてる頃だったなあ、彼女も卒業かあ。

 

 正直言って、相笠や西野に遭遇した時のような視線を強奪されるようなビックリはなかった。でも総じてみんな一生懸命だった。特にドラフト3期(「ドラ3」って言ってた)メン。

 前から言ってるんだけど、自己紹介でどんなに恥ずかしくても四の五の言わずに何かキャッチフレーズ的なことをやるべきなんだって。名前が売れていない連中は特に。とにかく名前を憶えて貰わなきゃ始まらないんだから。

 ドラ3のメンバーは、ほとんど全員がやってた。誰かが指導したのかな。

 それは絶対必要なことだ。

 ただ惜しむらくは、遠慮がちに「私が○○と言ったら、××と答えたら嬉しいです」てなパターンばっかだった。

 栄なんかコール&レスポンスを顔写真付きのプリントで配ってるぜ。「お願い」なんて他人行儀なことは一切ない。いきなり本番。ヲタを信じて引っ張っていこうぜ。

 

 16期昇格お預け組は、ちょっとだけセンパイなせいか、同期の中でやっている時より伸び伸びとしていたような気がする。

 特に佐藤美波

 ハツラツとしてて見てて楽しかった。舞台が跳ねた後のBGMで「初日」のカラオケが流れたんだが、ずっと踊ってたこの子。

  

 本間麻衣。 

 ポンコツ属性を自覚しているのか「自分は背が高いことしか取り柄がないから、もう5センチ身長が欲しい」だって。

 そんな切ないこと言わないの。前見た時よりずっとよくなってるって。その長い手足をもっと活かすパフォーマンスがきっとあるはず。

 

 本田そら吉橋柚花

 初見のメンバーで最初に目を惹いたのはこの2人。後列端っこでもしっかりやってた。

 

 岡田梨奈

 うまく言えないが、何かをこじらせてる感あり。

words

   冷静に考えれば/お馬鹿な話

 いやあ干された干された。

 正月に1回シアターに呼ばれた後、干されっぱなし。

 応募してなかったわけじゃないんだよ。いやむしろ応募しまくっていた。行けるか行けないかわかんない日でも取り敢えず申し込みだけはしてた。最初の頃は当然はずれた。いや、いいんだよ、はずれを重ねるのが大事なんだよ、と思いながら、ひと月。ふた月。み月。幸先のいいことに、4月にはに呼ばれて、松村センパイに会うことができた。こりゃあ今年は運がいいぞ、と思ってた。

 だが。

 

 5月6月7月8月。

 春が過ぎバカみたいに暑い夏が来て、今年はホントにくるのか心配だった秋がまあ当然ながらやってきた。

 「世界は夢に満ちている」「神曲縛り」「M.T.に捧ぐ」「会いたかった」「ただいま 恋愛中」「PARTYがはじまるよ」「夢を死なせるわけにいかない」「最終ベルが鳴る」「大人になっても、全力でやらなきゃダメじゃん!」「秋葉原発祥フレッシュレモン、出荷します」「ミネルヴァよ、風を起こせ」「サムネイル」「ヤバイよ!ついて来れんのか?!」「アイドル修業中」「手をつなぎながら」「シアターの女神」「RESET」。

 

 9月10月11月。

 全て蹴られた。寒い冬になっていた。

 その間ナンバにも干された。せっかく関西に行くチャンスだったのに。

 この頃には、もうぼかぁAKBに嫌われたんだと、拗ねていた。落選のメールの後、どっとくる営業メールに辟易としていた。

 13周年のお祝いも目の前を素通りした。どうでもいいような気持ちにもなった。

 

 そういうの、よくないんだね、きっと。もっと素直な気持ちで申し込まなきゃ。

 

 やっと年末に届いた招待状が、研究生公演「パジャマドライブ」。

 

 16期研究生公演で心惹かれたメンバーはあらかた昇格してしまったので、馴染みの少ない人と、全くの初見のお嬢さん方だ。

 正直言えば、横ちゃんやずっきーや彩希さんに会いたかった。

 

 でもあれだよな、「研究生こそAKB」だもんな。ひよっこ達をしっかり見ろ、という、空の高いところにいる人の思し召しなんだよな、これって。しかも「パジャドラ」。

 

 思い起こせば5年前峯岸坊主みぃちゃんが二度目の研究生を勤めていたころのことだ。

 今でもありありと思い出せる。岡田(奈)のパフォーマンスに息を呑んだ夜だ。

 こういうものを、目の前で見ることが出来ることの幸運と幸福を噛みしめた。

 

 時は流れ「AKBにいそうって、もはや悪口」の時代、研究生はどんなパフォーマンスを見せてくれるんだろうか。

 シアターでしか会えない大事な人に、また僕は巡り会うことができるんだろうか。

 あそこは、今でもそういう場所のままでいてくれているんだろうか。

 初めて会った時、その額がまぶしかった。

 どうしてこんな小娘が、この場所に立っているのかと、問い詰めようとした、その矢先、そのまぶしさにクラクラした。

 

 それからずいぶん年月が経った。

 たくさんの友だちが去って行く、その後ろ姿を、ずっとずっと見送って行った。

 

 どんなに辛かったのだろう。その立場は。その日々は。

 自分が努力することは、誰でもできる。

 でも自分以外の人に、それも年上の人に努力を強いることがどれだけ辛かったことか。

 

 それでも君は歯を食いしばってその場に立ち続けた。

 

 そして今日。

 

 じゅり坊。

 おめでとう。本当に本当におめでとう。

 僕の敬愛する松村センパイはちょっと惜しかったけど、君がそこに立てたことで、僕は十分嬉しかったよ。

 

 うん。

 世界はまた一つ前に進んだ気がするよ。

 

 じゅり坊。

 

 

words

  どんな荒れた土地も/ひとつの種蒔けばいい

  やがて芽を出したら/希望の実をつけるだろう

 「荒れた土地」だなんて失敬な表現だが、「オワコン」と言われたら、何となく頷いてしまう自分がいる。

 でも僕らには劇場がある。アキバに。栄に。難波に。博多に。新潟に。瀬戸内がどうなっているのかは知らないけれど。

 

 劇場があって、そこに行けば必ず彼女たちに会えるということが、どれほど多くの人の支えになっていることか。

 ネットが発達して、家にいても世界と好きなだけ繋がっていられる今だからこそ、「会いに行く」「会える」ことの意味は大きい。

 

--

 

 SKEバージョンのMIX抜きオバチャが終わると、聞き慣れたイントロ。

 Team S4の「Reset」ではライトがついた瞬間J茉夏ゆりあが宙に浮いていて、足が着くのと同時に音が鳴った。あのタイミング。今から思い出しても鳥肌が立つ。

 

 今日はちゃーんと板に立ってたけどね。

 そして飛び出してくる松村センパイ。

 とうとう劇場で会うことができた。武道館舞浜を経て、やっとたどり着いた。

 

 上手後列。

 ステージ中央じゃ誰かの長い手足がダイナミックに動いているのが視界のはじでもよくわかる。おそらく荒井か古畑だろう。普段だったらそっちに目移りするだろうに、だめだ、今日は視線が離れない。

 

 最近送られてくるメールの写真はすっかりべっぴんさんになっていたのでちょっと心配してたのだが、そんなこたないやっぱりちょいブス変わらないかおたんだ。パフォーマンスもよっこらしょだ。見てるうちに目から汗が出て視界が滲む。

 

 おかげでM4の「ウッホウッホホ」まで全然他の子をちゃんと見られなかったよ。

 

 ユニットのMARIA。懐かしいなあ。オリジナルの公演DVDを何回見たことか。

 トップはブラックサテンのハイカラー。肩がふくらんだいわゆるパフスリーブの長袖。前身ごろの左右、肩から縦にシルバーのモールが入っている。袖にはジュエリーのビーズが散りばめられ、胸には銀のクロス。
 ボトムはレース地(?)のペチコートと、それを覆うドレープの入ったブラックサテンのスカートなのだが、左の丈が短いAKBお得意のアシンメトリーなカット。だから増田が左半身になってステップを踏むと、ペチコートの下から左足が見え隠れする。全体はすごく上品なスタイルなのに、端なくも見えるこの白い足とのコントラストがすっごく艶やかである。

MARIA4

  センター増田。

 当時は衣装についてだけでもこれだけ書けた。

 今や「お、かおたん見た目はカッコいいじゃん」。だいぶ老化したよね。

 

 かおたん、途中でマイクはずれたとか、ターンが遅いとか、そういうこともうどうでもいいや。

 かおたんが「MARIA」を歌うこと。そこに意味があるんだもの。

 なんども言うが、MARIA、それは「赦す人」。そして「癒す人」でもある。

 

 たとえばこの人のこと。

 まあ現役時代からやらかし続きでしたね。降格され昇格して写真撮られて。それでも多くの人を惹きつけたパフォーマーには違いなかった。

 そして卒業後。転進先のギョーカイがギョーカイだけに、彼女は村内では語ることを憚られる「不都合な人物」となってしまった。

 アキバで言えば中西。

 にも関わらずかだからこそか。

 かおたんも黙っていれば波風も立つまいに、こんなだったり、あんなだったり、お返しにこうだったり。

 誰もが中西について口をつぐんでいた2012年に

 りなてぃんさんは永遠で

 AKBさんはこじはるさんに

 憧れています(´;ω;`)

研究生日替わりブログ2012.1.13

 と何のためらいもなく語っていたのかおたんのことだから、こんなことはごく当たり前のことなのだろう。

 道こそ違え、一度仲間となったからには、決してその人を裏切ることはない。

 

 それでこそ、我らが大将。

 

 公演終了間際、大場が挨拶で総選挙での選抜入りを目指すことを語った。

 しかし集まった大場ヲタの反応は、正直100%とは言えなかった。「え、選抜まじで」という空気もなきにしもあらず。

 恐らくそれが歯がゆかったのだろう、松村センパイ並み居るヲタにしきりに気合いを注入。しまいには「みなを選抜に入れなかったら、来年はもう会えないからね」とまで言い放った。

 

 大将あんたも選抜入り狙ってるんでしょ。人のこと言ってる場合じゃないでしょ。

 

 いや、人のことを言う、それがまた自分のことでもあるんだ。

 同じ夢を見るとは、そういうこと。

 百尺竿頭さらに一歩。

 その一歩を進めればフツウに考えれば落下。

 でもその一歩を踏み出す勇気を持たなければ、上には行けない。松村香織はそのことをよく知っている。

 

 必要なのは、信じる心と妖精の粉。それさえあれば、飛べる。

 その「妖精の粉」は、たぶんヲタどもの血と汗と涙で出来ている。心に一抹の痛みを感じながら、それを傲然と要求できる者こそ、我らが大将。

 

 なあ御大将。

 今年こそもう一度行くぜ。

 

--

 

 あああ。かおたんのことばかり書いてしまったけど、それ以外のメンバーもよかったんだよホントだよ。

 SKEって総じて全力で、後列端で力抜いてる子って基本いない。

 それを再確認。

 

 古畑奈和

 6年ぶりのお目見え。

 ものすごい存在感。鏡獅子のように髪を振り乱し妖しく笑う。ガタイもものすごくいい。プロレスやれるんじゃんマジで。

 松村センパイが出てなかったら間違い無くこの人ばかり見ていただろう。

 

 内山命

 「君について」、しっとりとした歌声に聞き惚れてしまった。不覚なり。

 

 高木由麻奈

 え、こんなべっぴんのお姉さん栄にいたっけ(←失敬)? と思ったらこの人だった。

 梅本Team Eのメンバーだったから、よく見知っているはずなのに。

 

 小畑優奈&北野瑠華

 今日初見だったが、よかった。だが今見て個体識別できるかどうかわからん。

 

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 お見送り、胸ポケットから小さなカードを取り出して松村センパイに見せる。

 「早推し認定証」。

 今から5年前。

 「SKE48終身名誉研究生」であったかおたんと数ヶ月前にやらかして降格された峯岸みなみの2人が中心になって行われた、AKB48グループ研究生 武道館公演「推しメン早い者勝ち」のDVDのおまけ。

 松村センパイは破顔一笑、「ああ、なつかしいねえ」とすぐにわかってくれた。

 大場の挨拶が本人の言うとおり長くて、生写真も劇場横の串焼き屋での一杯も諦めざるをえなかったけれど、それ以上のおミヤゲだったよ。うん。

 

words

   人は誰でも/愚かな過去を

   償える/明日があるよ

 この曲について最初に書いたのはずっとずっと前。

 彼女たちに会いに行く勇気(と覚悟)を持てなかった頃のことだ。

 そこに行く代わりに、僕は映像で彼女たちを毎日毎日執拗に見ていた。

 うん、そうだ。微に入り細をうがつとはこのこと。MARIAのマイクパフォーマンスの角度を調べたりもしたっけ。

 こんなふうに。

 

 あの頃は秋元先生の仕事もていねいで、歌詞をゆっくりと噛みしめて味わうことができた。

 たとえばJESUSは「救う者」でMARIAは「赦す者」。

 こんな風なよしなしごとを書き付けていたのは、やらかして謹慎していた大場がちょうどシアターに復帰した頃のことだった。

 

 「せめてAKBは寛容であり続けて欲しいなあ」などと。

 その願いは直後に霧散してしまうのだけれども。

 

 そういえば、今日栄の劇場に来るちょっと前に松村センパイからメールが来た。

 今日の公演はユニットシャッフルがあるんだけれど、センパイがやるのはどのユニット曲でしょうか、というまあ、アンケートというか当て物。

 そんなの「MARIA」一択だよね常識的に考えて。だって彼女以外、誰が「MARIA」たり得るのよ。

 誰が傷ついた魂を抱きしめ赦すことができるのよ。

 かおたんだけじゃんねえ、そんなの。

 

--

 

 快適な椅子と高い天井、明るい照明。

 栄はアキバのシアターとは別フレーバーの妖精の粉に満たされている。

 大場の人徳か、明らかに女の子が多い。もちろんマジョリティはおっさんなんだが総じて小ぎれいなので、金ボタンの紺ブレにボウタイでも浮かない。

 何より遠方枠シートと「でべそ」のおかげで、ステージはすぐそこ。

 

 オープニングアクトの前座ガールはもちろん今日の主役の大場。

 なつかしの衣装、そしてイントロ。

 大場には申し訳ないが、ちっちゃい声で最強研究生コールを口ずさんでみる。

 「おしりん!れおな!わんちゃん!おぎりー! なっきぃ!まぁたん!ゆっぴーーーー!
  さきぽん!ゆめち!かおたん!じゅなぁぁぁぁぁ最強研究生!!!」

 数年ぶりなのにすらすら言える自分にちょっとびっくり。仕事関係の名前は全然憶えられないのにねえ。残り少ない記憶力を無駄遣いするんじゃないよ俺。

 そうだ。今日はアップカミング組の青木と竹内がいる。そして誰よりも松村センパイ。

 舞浜アンフィシアター以来のお目見え。

 

 ほんとは寿司サイ振るつもりで、サイリウム3本買ったんだけど生誕祭のジャマしちゃいけないと思い直して持参せず。委員に貰ったうちわを振っておりました。

 

 ステージの大場。

 かつて僕は彼女を

   鋭い眼光と赤子の微笑みを併せ持ち、
   キャプテンの称号を剥ぎ取られた躾のなってないキャプテン。

 と評したことがあった。

 見てきたようなこと書いてたけど、でもよく考えたら大場に直接会うの今日が初めて。

 

 継子扱いされた初代Team 4、オンデマで追い続けたはじめての「うちの子たち」なんだけど、結局シアターで会うことはかなわなかった。

 

 栄で会えたのは、しかも生誕祭に呼ばれたってのはやはり奇遇というべきだろう。

 いろいろあったけど、いい仲間に恵まれたようでよかった。

 ホント、よかった。やっぱりMARIAは栄にいたんだ。

 

 

 

 

 

 

words

   あなたの名を呼ばせて下さい/もう一度

 名古屋着16時31分。劇場着16時45分。だがすでにインフォメ前には長蛇の列。なんだこりゃ。

 すんません。まだまだ未熟ですた。

 

 それはそうと、今日の公演。

 偶然ではあったが、大場美奈生誕祭。

 うーん。やっと会えた今日がそうか。何だかずっとずっとこの日を待っていたような気がする。

 

 思えば僕が最初に出会った彼女たちは、Team 4だった。

 そのキャプテンだったのに、しばらくお待たせされたのがころたんことみなるんこと大場だった。

 「オオバ、オオバカヤロウ」。

 今から7年前のことだ。

 

 あれほど入れ込んでいたのに、僕はとうとう大場Team4に出会うことが出来なかった。

 

 あれから7年。

 まだ10代だったんだな、みなるん。

 はい、おめでとう。

 

 

words

   負けたら オケラだよ

 毎日毎日、応募を続けているのに、全く負けっ放し。

 

 1月にシアターに入ってから、その後ずっと、ずっと、ずっと、ずーーーっと、はずれっっぱなし。

 どういうことさ、これ。

 

 月に1回とは言わない。せめて2ヶ月に1回くらい入れてくれてもいいじゃんさあ。

 当たったのはクソ番のキャン待ちが3回。

 何かしましたか俺。

 このままじゃMVP入場する前に腰が曲がっちまうよ全く。

 

 それでもいつかは当たるのは判っている。ただその「いつか」がいつになるか、ってなあ。

 

 ふん。シアターに呼ばれないなら栄があるさ、と。

 こう見えても俺プラチナだから、と。

 2回しか入ったことないけど、と。

 

 ポチっとな。

 

 はい。「0start」公演、呼んでいただきました。着席確定の遠方枠。もう公演がはねて隣の串焼き屋でモツ噛みしめながら酩酊してるところまで見えました。はい。

 

 はじめてのKII。

 我が敬愛してやまない松村センパイがしろしめすKII。

 

 どうしよう。スケジュール全然調整してないのに。

 何とかなるのか、俺。

 いや、何とか「なる」ではなく何とか「する」のが大人のタシナミ。そりゃそうなんだが。

 しばらくはキビシイ日々が続くぞこりゃ。

 

 追記:げ。平場の公演かと思ったら、いつの間にか「大場美奈生誕祭」になってんじゃん。うひょー。

 追追記:やたっ。松村センパイ出演だ!

 

 

 

 

 

 

 

 words

 忘れていたわけではないが、思い出そうとしていなかった僕の心ををみすかすように、松村先輩からメールが来た。

 「ちょっとでも出来ることを」と。

 

 ああ、そうだ。

 ちょっとでもいいから自分の出来ることをしよう。今日ぐらいは。

   誰かのために/人は生きてる

   私に何が/できるのでしょう?

 今日のささやかな幸せが、どれだけかけがえの無いものかを思い出そう。

 

 

words

 しっかしなあ。

 新しく出来たグループのいっちゃん最初の曲のタイトルが「暗闇」とは。

 最近あれだ、ほらなんとか坂のちょっと拗ねたタイトルの曲のウケがいいもんだから、

 大将いい気になったんじゃないの、と思ったわけよ最初は。

 また説教をするなのかヤツは。それとも大人への文句を書き連ねて厨二に買って貰うつもりなのか。

 

 そんなことを考えながらふと見た公式ページのMVの女の子の表情が妙に心に引っ掛かった。。

 暗い画面の中、不安そうに見上げているその顔。どこかで会ったことがあるようでもあった。

   太陽は水平線の彼方を目指して
   Rを描き ただ落下する夕暮れに
   何かをやり残してるような悔いはないのか?
   僕はまだ帰りたくない

 この景色は確かに見たことがある。

 後悔と疲労、あきらめともどかしさを抱きながらたどる家路。

 太陽は沈もうとしている。

 そう、「夕陽を見ているか」だ。

 

 正直言えばあの時だって、楽しいことは決してつらいことに勝ち越してなんかいなかった。

 でも傍らにはあっちゃんたちがいたし、アキバの夜空には見えない星がきらめいていた。

 

 10年ほど前のことだ。

 時が経ち、場所が変わった。

 

 画面にはまだ垢抜けない女の子たち。コスチュームもどこか身体にフィットしていない。

 窓の外には、海と、島と、夜。

 曲調は明るいのに、歌詞は胸を締め付ける。

   あの空とこの海がほら 分かれているように

   交わらないものがあるってことさ

 あっちゃんたちの頃より、立ち位置が少しだけ「絶望がわ」に寄っているのは時代のせいなのか。

 ああ、そうだ。「暗闇」は文字通り心の闇のことだ。

 

 --

 

 なぁちゃんこと岡田奈々がそこに呼ばれたことは知っていた。

 真面目で責任感のある彼女だから、きっと一生懸命やっているんだろう。

 

 最初の頃、僕の目は西野やさっほーや茂木ちゃんに奪われていたから、シアターで綺麗な衣装に包まれて笑いさざめくメンバーの中で、ちょっと居心地悪そうにしている彼女を見て、僕もなんだかリラックス出来なかった。

 

 彼女に最後に会ったのは、奇しくも彼女の生誕祭、西野が卒業を発表した夜。

 

 「底抜けに明るい西野と求道的に真摯な岡田。

 決してステージでは手を抜かない2人とチーム4の将来を楽しみにしていました。」と、僕はその夜のことを書いた。

 西野はいなくなり、チーム4は5度目の解体を迎えることになった。

 

 笑うことが苦手。

 食べるのが好きでない。

 いつかのMCで彼女はそう語っていた。

 後にカミングアウトした「摂食障害」の既往。

 

 摂食障害、特に拒食症とは、要するに現在の自分を否定する病だ。

 どうしても自分に価値が見いだせない少女たちが迷い込む袋小路。

 そこでは減った1グラムの脂肪の分だけ自分を赦すことが出来る。AKBに居場所がなかったわけじゃないのに、それどころかホープの一人として数えられていたのに、岡田(奈)は自分を追い込まないではいられなかった。生来の生真面目さと責任感、それが裏目に出た。

 

 たくさんのことがあって、その後回復したと聞いた。

 新たなポジションが与えられ、彼女はきっとそこでそれにまっすぐ取り組んでいるんだろう。

 

 CDを買ったのは本当に久しぶりだった。

   夜よ 僕を詩人にするな

   綺麗事では終わりたくない
   生きることに傷つきうろたえて

   無様でいたい

 たくさんの少女の声の中から、彼女の声を聞き取ろうとしたけれど、できなかった。

 でも、この中で岡田奈々はしっかりと生きている。できれば彼女たちが傷つく姿は見たくない。

 でも、それを見るのは、彼女たちからたくさんのギフトを貰ってきた者のつとめなんだろう。

 

 でも、おっさん、頼むぜホントに。

words

 16巡で入場して立ち見センター2列めなら上出来だろう。

 半年ぶりのシアター。

 見回すといつもの景色。一本増えたピンクのリボン。僕の周囲も椅子席も、おっさんおっさん一人飛ばして又おっさん。これも見慣れた光景だ。

 影アナがぐだぐだ。後ろの方から「ぐっだぐだ」と揶揄するような小さな声。うん、ぐだぐだがかわいい時期はもう過ぎてる。ちょっと心配になる。

 

 気になってたのは、メトロさんのレポ

序盤4曲を観た時点で、真剣に帰ろうと劇場の扉を開けました。

 

何とも言えない・・・ヒトツも刺さらないパフォーマンス。

 キ、キビシイ...。

 そんなにぬるいステージなんだろうか...。

 

 そんな心配の中、はじまったオバチャ。これが始まればもうグダグダと言ってられない。奥底に潜んでいた高校生がしゃしゃり出て来て、くたびれたおっさんとポジションチェンジ。

 

 あっという間の2時間。ぬると言えばぬるいところはあったし、前回のような震えるような瞬間は無かった。

 でもやっぱり楽しい時間でした。シアターに漂う魔法の粉を胸深く吸い込み、五体に染み渡らせました。何より16期の子たちに対するシンパシーが再度深まりました。

 

 でもねえ、それだけじゃあダメなんだよねえ。うちの子かわいい、あんよは上手じゃあ。彩希さんが言いたかったのはそういうことなんだろう、と思う。

 

 ここを経て、彼女たちのほとんどは正規Teamで戦うことになる。

 それは彼女たちにとっていいことなんだが、試練でもある。

 その時シアターにいるのは16期大好きのヲタばかりじゃあない。メトロさんみたいに日本中の劇場を見て歩く猛者だっている。劇場のドアを開けて外に一歩出ればあからさまに「AKBはオワコン」ってうそぶく世間だ。

 じゃあどうする、どうしたらみんなの夢がかなうのか。

 

 うーんわからん。

 わからんが、とにかくまた呼んで貰って、この目で見続けるしかないんだろう。

 

--

 

 セトリについて。

 

 「快速と動体視力」

 見ているだけの初恋、というのはAKB定番のテーマのひとつ。

 ちょっと振り返るだけでも「7時12分」「初恋の踏切」「ウィンブルドン」「青空片思い」「君の背中」「偶然の十字路」などなど思い出す。あ、最近では「青春時計」もこの系譜だよね。

 まあどれもこれも歯がゆいお話なんだが、それでも同じ車両に乗り合わせるとか、通学路ですれ違うとか、多少の接点はあった(同じ空気を吸う、とかね)。

 それがまあ行き着くところまで行き着いたのか、この曲、出会いは快速が通り過ぎる一瞬だけ。女の子はホーム。そんなの見えねえよってツッコミには「だからさあ、動体視力がいいんだってば。で、もっとよくなっちゃうんだって」と返す秋元センセ。んなわけあるかい。

 まあ「いつみきとてか恋しかるらん」って未だ逢はざる恋というのも王朝の伝統であるわけだからこれはこれでありでしょうと、と古典に造詣の深いセンセイ。

 

 「完璧ぐ〜のね」

 もうね完璧なアイドルソングでしょこれ。

 イントロが流れただけでキラキラしたまゆゆらぶたんなっちゃんはるごんの姿が浮かぶ。何も言うことないホントぐ〜のねが出ないカワイさ。

 こういうの書けるんだよ書こうと思えばあのデブ先聖先生は。説明とか説教とか聞きたくねえんだよおっさんはもうよー。

 

 「クロス」

 曲はカッコよくて大好きなんだけど、歌詞を読むとこれもAKBの隠れ定番とでも言うべき「脳内ヤンキー」ソング。「ヤンキーソウル」とか「拳の正義」とか「横須賀カーブ」とか。

 もっともどれもお勉強はできたけど、不良経験のない康おぼっちゃんの想像するヤンキー像。女の子ってちょい悪の男の子好きだよね。「ひと夏の反抗期」「家出の夜」にもちょっとその匂いがする。彩希さん好きなのかなヤンキー。

 

 「家出の夜」

 ビートルズの"She's leaving home"を思い出す。

 でもこっちは余りにも観念的で中二ψ(ああ書いちゃった)。家出のモチベーションが緩すぎ。これじゃ長続きしない。

 きっとこの子、スマホの支払いが止まったら帰ってくるんだろうなあ。そんな脆弱さを感じさせないではいられない。

   校舎の窓から机を捨てた日

   確かに生きてる鼓動を/僕は聴いた

 はじめてやらかした反抗にドキドキしちゃってんだよ、この子。それ生きてる鼓動ってほどのもんじゃないだろ。ちょっと校庭走ってみろよ。

 そういや夜の校舎、窓ガラスを壊して回った不良くんもいたっけ。

 暗い校舎、ガラスの割れる音が静寂を破り、粉々になった破片が冷えた月を反射してキラキラと光る。ことの当否(否に決まっているんだが)はともかく、そこには力強く鮮烈なイメージがあった。

 かたやよっこらしょと机を持ち上げて、窓から下を見て危なくないのを確認して、ぼっとんと落とす。何かおマヌケな感じ。

 やっぱ康おぼっちゃんなんだなあ。

 

 「憧れのポップスター」「ずっと ずっと」

 A6「目撃者」公演からのチョイス。思い返すと名曲揃いの公演だった。初めてシアターで見た公演だったという点をさっ引いても。

 「憧れのポップスター」のかわいいあっちゃん(現場じゃ見てないけどさ)。

 前曲「I'm crying」の冷たい孤独と絶望。息が詰まりそうにに暗く静まりかえったシアター。直後に「ずっと ずっと」のイントロがそれを爆発するように開放する、あの瞬間を思い出すと今でも鳥肌が立つ。

 そういや研究生の彩希さんも出てたっけ「目撃者」。いきなりのあっちゃんポジ。

 

 「High School Days」

 9期から12期の顔が浮かんできて、思わずうるっとした。

 13期14期だと「純情なんちゃら」じゃなくて、「Love修行」。

 15期D1D2にはそういう曲ないのがかわいそう(僕が知らないだけか?)。

 で、16期に与えられたのが、

 

 「抱きつこうか?」

 なわけだ。

 予習のためとは言えCD買ったのホント久しぶりだった。「汚れている真実」以来じゃん。

 で、歌詞だけ見るとこれがまあ説明文なんだな。いちいち状況や感情を事細かに説明してるだけ。こう書かないと意味を読み取ってくれないんだからしょうがないだろうキミ、とやすすセンセイはおっしゃるんだろうが。

 でもなあ、

   逆に新鮮だった

抱きつこうか?

 てのはどうなのよ。

 

 「チーム坂」

 こっちは説教。しかも薄っぺらい説教。

 ぶん殴っておいて

   あの日の怒りこそ/青春そのものだ

チーム坂

 とか、

   あの日の怒りこそ/懐かしい思い出

Ibid

 なんて、全然共感できない。

 殴られた方にしてみりゃ青春でも思い出でもねえよ。

 まあ自分が部活さぼってグラウンド走らされた側の人間だからだけどさ。

 

 などと散々「抱きつこうか?」「チーム坂」あと「家出の夜」とかくさしているくせに、目の前で見るとフリコピして大歓声ですよ。すいませんね。

 全部楽しんじゃいましたよ。

 

 非望を覬覦するの愚を侵すならば、dark sideの曲を1曲か2曲、この子たちにやらせたかった。A6繋がりで「I'm crying」もいいが、「ダルイカンジ」「パパは嫌い」「火曜の夜、水曜の朝」あたり。

 あどけない顔してナイフを隠し持ってるヤツらじゃないかって思うんですよね、この子たち。

 

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 安田叶

 今日の僕のMVP。

 「かなぶん」とか「ぶんちゃん」とか呼ばれてた。だよねえ、「かなちゃん」って大王様の御名ですもんねえ。

 前回、前々回は目を引かなかったが、今日はとってもよかった。

 前半は溌剌とした笑顔を絶やさず、空間を大きく使ったダンス。見ているとこっちも楽しくなってくる。こういうのを見に僕はここに来てるんだよ。うん。

 ユニットの「クロス」はうって変わって「男前」。動きのキレがいい。こういうメリハリの効いたダンスが得意なんだね。

 ただ「クロス」、あのイントロが流れるとどうしても高柳まつりなあともう一人の絵が頭に浮かんじゃって「そうじゃないだろ」って言いたくなっちゃう。カッコよかったもんなあ、高柳まつりなあともう一人。

 研究生と比べちゃかわいそうってのはわかっているんだが。

 一人一人は頑張っていると思う。浅井は一見おっとりなんだけど、長身を生かしてダイナミックな動きもできる。庄司だって踊れてた。でも3人のシンクロがどうも悪い。要所要所が締まらない。たとえばマイク倒して伸ばした右手が揃って水平になってないとか。あとマイク倒しすぎ。45度弱が吉。栄はそういうとこうっせえから。鳥さんにどやされっから。

 

 浅井七海

 すっごくっぴんさんになってた。

 もともと長身で顔立ちの綺麗な人だったのだけれど、立っているだけで目を惹くレベルになった。やはり視線にさらされ続けるというのは効果あるなあ。「見られている」だけで女の子は化けるよね。

 後半、おのおの制服でステージに上がったのだけれど、真っ白な上下で思わず息をのむ清楚さ。それでいて動きもいい。おしとやか美人じゃないんだこれが。前に見た時は棒立ちに見える時もあったけど、今回はなし。

 エンディングの2曲はこの人と山内(瑞)がツートップだったが、メトロさんご指摘の通り、いいコンビネーションでした。

 

 武藤小麟

 「愛の色」よかった。指先までとても柔らかくて、細やかな色のある動きと表情をしていた。ちょっと子どもが多いメンツなので、たいがいは歌の心には届かないのだけれど、武藤ははまっててよかった。

 

 田口愛佳

 KSGK感がさらに増していたぞ田口。いいぞもっとやれ田口。

 

 山内瑞葵

 前回の研究生公演で僕のハートを鷲づかみにした人。

 今回はソロもあるので楽しみ楽しみ、だったのだが。

 オープニングの「快速と動体視力」、なかなか見つからない。

 浅井とか武藤とか安田とか山根は探さなくても視界に飛び込んでくるのだが、山内がひっかかって来ない。おかしい。

 よーく見て、んー、この人だよねえ、と思ったのだが、まあそれが山内なわけ。

 何だか腑に落ちない。ちゃんとしてるんだけどふつうの動きなんだよね。生彩を欠く、とまでは言わないけど、ふつうなんだよねえ、これが。ふつうでも上手なんだけどさ。目が喜ばない。そんな人じゃないはずなんだが。

 で、「右足エビデンス」。せっかくのソロなのに何だか窮屈そうで借り物感が漂う。もちろん上手なんだけれども、ああいう曲想はまだ難しいのか。Dark sideはいけてたんだけど、ちょいエロは難しいのかなあ。

 これが横山結衣だったらどうだろう、なんてふと思ったりする。きっとあっと言う間に自分の曲にしちゃって、どこかでベロをちょろっと出したりするんだろうなあヨコちゃん。妙にエロいとこあるからなあヨコちゃん。

 後半は持ち直して、探さなくてもすぐにわかるようになった。

 これがメトロさんの言う、「エンジンのかかりが遅い」なのかな。

 特にラスト2曲、浅井とペアを組んでからのびのびとしてたように見えた。

 

 半年ブログ放っといたくせにまあ自分でも呆れるほど書くね。

 CD買わない曲聴かない、動画見ない、AKBへの熱はすっかり冷めてたみたいだったのが嘘みたい。どこから出て来たこのエネルギー。

 要はこれが公演の力。