My life is too absurd to be taken seriously. -5ページ目

頼れるは皮膚科なり。

一ヶ月以上、左顔の吹き出物が異常で悩まされている。
ま、ストレスだろうって分かっているものの。
そろそろ私にも新しいパートナーが欲しいとこ。
こんな顔では、幸せオーラもへったくれもない。
良い出会いに、健康的な第一印象は不可欠!

そんな訳で、人生初の皮膚科へ。
診察室へ入って私の左顔を見た女医が第一声、
"それ、何かありましたか?"
えぇ、プライベートでゴタゴタが。
女医さんは、えぇえぇそうでしょうみたいな感じで頷き、診察は3秒で終わった。

処方された錠剤を三種類、飲み始めて三日目。
早くも左顔の吹き出物が、鎮静化してきた。
早い。
こんなことなら、一ヶ月も苦しまずにさっさと皮膚科に行くべきでした。

ともあれ、原因はストレス。
マサシの件はすっかり過去のものとして消化され、失いかけた自信もだいぶ取り戻した。

素敵な殿方、待ってて!
今、期待に胸を膨らませた熟女が向かいます!

明けない夜はないっ。

毎日毎日、淡々と日々を過ごしている。
ほんの時々に、大事な人達からアドバイスを貰いながら。
大きなダメージから立ち直る為に。

ピザ屋さんを呼んだ時、彼が玄関に出てくれる姿がフラッシュバック。
もう暫く出前はやめよう 。

忘れられなくて、恋しくなること、後悔していることばかりを思う。

仕事でナイスプレイがあった時とエラーが出たとき、飲みながら笑ってくれる人驚いてくれる人教えてくれる人だった。
時には仕事の相談をしてくれた。
料理を心配そうに見ていた。
下らないバラエティーを毎週一緒に見る。
人の弱さについて語った。
国について、政治について語った。
戦争の悲しさや、人の命の尊さについて語った。
人間の美しさに触れて、涙を見せた。
世界って凄いよね、って言った。

だけど、私の存在は彼にとって少なからずストレスになってた。
何か役に立たなきゃと思っていても見つけられなかった。
私は彼にとって、抱きつきたくなるような理想のオンナではなかった。
一緒にいればいるほど、自分が無価値に感じた。

私が彼の何処に居場所があるのか理解出来ていなかった。
結局、いつもと同じ失敗だった。
当たり前の幸せに気付かなかっただけ。

毎日、本当に全てが無意味に感じる。
彼がいない世界は、彼に出会う前の世界とは違う。
元に戻る世界が存在しないのだ。
自分の人生に自信が無くなった。
このままでは、本当にまずいということだけが分かる。

だから、まずはただただ毎日を淡々と過ごす。
もう一度自分を好きになるのに時間を掛ける。
自分を好きになったら、また人生を楽しむ。

毎晩、ひとりワインを飲みながらそう思えるようになってきた。




母親

銀座で食事をした。
将至と別れて辛いという話をしたら、アナタは風変わりで味の濃い人が好きなのに飲み込めないんでしょう。
そういう人を好きになる傾向があるのなら、多少武骨な食材であっても飲み込める女になれるように歯堅めしなさいって言われた。
初めて天をあおいで笑った。
そうだ、どんなに自分仕様の男であっても私が追い付かなければ、諦めざるを得ない結果になったとしても惨敗を認めなければ。
次だ。
次こそは、最後のチャンスと思わなければ。
今、またmailがあった。


前向きに、ダメなことはダメ、強気に生きられる時代なのだから。


超、泣いた。
有難う、お母さん。

意味の無い人生

たぶん、私の人生は半分終わった。
マサシと別れて。
そんなわけないだろうが、そういう気分だ。
残りの時間は、たかってくるハイエナの餌。
シングルになったと聞いた矢先に、私から何かしら貪ろうとする。
私にはもう何もないのに。

私の誤算は、ここまで心が痛むと知らなかった。
ボロボロだ。

昨夜、引っ越し祝いの銀座で。
帰りがけに水商売の勧誘に声をかけられた。
胸のなかで何か限界だったものがプツリと切れた。

その男を必死にさせた。
何件も銀座をはしご。
シャンパンを何本も空けた。
最後は銀座で年老いていった人達にかこまれ、チークダンスをしながらキスをした。

可愛い顔をしていたけど、金でギラギラしたそのクラブオーナーを傷つけてやりたかった。
せめて一瞬だけでも失望させたかった。

できるだけ男の孤独を救うような言葉を囁き、期待の光を彼の眼の中に確認して、丁寧にとびきりのキスをして、トイレに行くふりをして帰ってきた。
外は朝だった。

明日は成り行きでデートを期待する別の男とホテルのラウンジで飲む。
きっとまた私は昨夜と同じゲームをする。
心が晴れることは無いのに、こんなときに近寄ってくる男達がただただ私をイラつかせる。

寝ても醒めても

最近、マサシに愛を感じる。
良く見られたい、好かれたい、(&抱かれたい)。
今でもそう願っているけど。
出逢い当初の恋愛期を過ぎて、肩の力を抜けるようになった。
心底ずっと一緒にいたい、彼を抱き止めたいと思う。

信頼と安心を貰ったことで、恋愛依存症が薄らいだ。
そこに気付いて、改めてマサシを尊敬して感謝した。

これからも彼の人生を応援し、隣でいい女でいられたら良いな。
こんな気持ちは今だけなのかな(^-^)

そうだとしても、あぁ幸せだなぁって想った。



あっぱれ34!

オチオチしてたら、
あっという間に今日で33歳も終わり。

去年の誕生日から1週間も経っていないくらいの気分でゴンス。

月曜日に元カレと別れ、
火曜日に転職して、
水曜日にマサシを全力で落として、
木曜日に浮かれてF 1観に行って、
金曜日にタイでバカンスして、
土曜日にレス問題で号泣して、
日曜日に霧島温泉で酔い酔い。

...いや、本当に1週間の様な気がする。
一年これといって、何もしてない。
フラフラと会社へ通って、疲れたと言ってせっせとマッサージにお世話になる日々でした。

途上国の子供達を救うべくボランティアに精を出したり、
CO2削減活動に参加したり、
友人夫婦のホムパに呼ばれて子育て奮闘記に耳を傾け目を細めたり、
女神気分で美魔女コンテストで優勝したり、
やるべき事は沢山あったはずなのに、どれもこれも1㎜だってかじっちゃいません。

33歳、女盛り、何もしちゃいないってことに気付いた。
っていうか、私の人生まだ何も成し遂げてない!

34歳、幸福で豊かな人生目指して、大きなエンジンタンクをしょいます!
頑張ります!

ドライブ

マサシが浮かれてます。
フワフワ、フワフワ。

資金繰りの心配が解消されたからなのか。
私が何の文句も言わず、穏やかにブチ切れたからなのか。
何か私に言えない悪いことをしたのか。

"マミに嫌われたら大変なことになっちゃうっ!"
"俺たちって、凄く仲が良いねっ。"

この二つのフレーズを、何とも意味不明なタイミングで繰り返してる。
急な変化についてけず、平熱感丸出しの私にとっては唖然とするサービスが連日続いてる。

①昼過ぎの15時に激辛麻婆豆腐が食べたいと言ったら片っ端から営業している中華屋探してメニューを確認してた。
②街でフラリと見かけたエアコン清掃のクーポン券を何気無しにいいなぁと言ったら、ほぼ半ば強引とも言える押しで私の自宅に手配された。
③最近、"銀座でお鮨"とかの贅沢案がやたらすんなり通る。
④映画館嫌いなはずなのに、上映作品もしらべずに行こう!ってしつこい(因みに私は映画好き)
⑤今年のF 1(9月)が、既に私のぶんまで手配済み。
⑥お腹の空きや喉の乾き、部屋の寒さ暑さをやたらと聞いてくる。
⑦TV のCMを見ながら、山や海をドライブしたいと呟いたら、フェラーリで伊豆まで 連行された。
⑧大丈夫と言うのに嵐の日の朝、風で私が飛んでしまうから会社まで送っていくんだと言って聞かなかった。
⑨会社の定休日が私の仕事に合わせて、水曜日になった。
⑩寝ている私の頭をなで続ける。

どーしたんだろう?



奇跡

いつもの名前検索をしていた。
とある人間の僅かなネット情報で一喜一憂する日課。

2日前、検索結果を見て思わず固まった。
とあるソーシャルネットワークに、同姓同名の人物がヒットしたから。

生年月日も一致。

健康と幸福を願って止まなかった息子に間違い無かった。

陸上に情熱を掛け、友人を思いやる文面から心身共に健康で尚且愛情を注がれている環境が伝わってきた。

凄く感動した。

最近、ラブアゲイン

レス問題とか他にも色々、号泣に至る悩み事が沢山ありました。
でも、本当の問題はコミュニケーションだったのと思う。
勝手に相手に失望して、大事なコトをすっぽり忘れてました。

尊敬していた事とか。
好きだった部分とか。
ムラムラ来る素敵なフェロモンポイントとか。

先ずは嫌だと思ってることを素直に伝えてみた。
その代わり、愛情表現は増やしていつもより彼を思いやるようにした。

そうして間もなくマサシは、超多忙な中で私が忘れていたホワイトデーの為にスケジューリングしてくれた。
一緒にいて楽しいと言ってくれるようになった。
昨日はお花見スポットを通って素敵な老舗の焼鳥屋さんに連れて行ってくれた。

相も変わらすオラオラ風を吹かしてるマサシだけども、彼と出逢えたことを改めて日々感謝してる。
今日は寝起き一番に、二人で微笑みあってハグをした。

お付き合い歴7ヶ月にして、幸せボケ!

バレンタインデー

今、バーの隣の席に二人組の若い男の子が二人いる。
今日職場で事務のお姉さんからバレンタインチョコ(義理)をもらったらしい。
"いや~、やっぱ義理でも嬉しいよねぇ。"
とか、誇らしげに男性陣を見回してヘラヘラしてる。

未だに、どんなチョコであっても貰えることが出来たら男共にはバレンタインデーの戦利品らしい。

そういえば、過去にバレンタインデートの後にうっかりチョコを渡し忘れて帰ろうとしたら、
"僕まだチョコ貰ってないんだけどーーー!"
と、追いかけられたことがある。

昨夜はチョコ代わりのバレンタインデートと称して和食屋さんにマサシをご招待。
とはいえ、いつともと変わらない会話で。
だけど、甘いもの好きの彼のために市販のチョコ詰め合わせ(ちゃんと伊勢丹購入のバレンタイン仕様)を帰宅後に渡した。
あれだけ、イベント事が嫌いだと駄々こねていたけど素直に有難うと述べてパクついていた。
まー、こんなものかという反応。

彼には黙っているけど、マサシはかなり重症のあまのじゃく。
隣の男の子の話を聞いてふと思った。
案外彼にとっても、世の男共と例外なく戦利品を得て誇らしげに嬉しく思ってくれている気がした。
確信はないけど、バレンタインイベントを大事にして良かったのじゃなかろうかとと、一人ながら満足感に浸っています。