44才ガン科医の胸腺腫ガン漂流Operation! -5ページ目

千葉県がん患者大集合2008 明日開催!


おかげさまで、9月1日からまた仕事をすることが出来ました。月曜からだったので、いきなり5日間仕事で初めの一週間はかなりきつくて、久しぶりに車でそのまま帰れなくて、パーキングエリアで寝て帰ったりしましたが、今週一週間は、少し楽になりました。何とか、2週間仕事が手術も含めて出来てよかったです。ただ、水曜日にsCRAO(網膜中心動脈閉塞症)という病気の緊急の患者さんが入院していて、全身的にもリスクのある点滴をしているので、週末も気が抜けないのですが。。まあ、そのことは置いといて、実は以前から書こう書こうと思っていたのですが、もうひとつの仕事。。という感じで、僕も入っている支えあう会αというがん患者の会の前会長さんからの紹介で、5ヶ月前から、毎週木曜日、6時から8時まで集合して「千葉県がん患者大集合2008」の準備を実行委員会の委員として準備してきました。


千葉県にある支えあう会αを含む9つのがん患者会の代表の方と、県の方、そして、僕のような医療者でがん体験者、14人で毎週話し合って、ついに明後日会を開くことになりました。こういうことを通して、いろいろな方と知り合えて、勉強になったな。。と思っています。でも、自分は意見を少し述べるだけで、ほとんど力になれなくて反省しています。また、いろいろなことに顔を出しすぎて、それが今回の心臓発作の遠因ともなったのかな。。という点でも反省しています。でもとにかく待ち望んでいたこの会も明日になりました。当日はカメラを持って記録係をします。いろいろな演者の先生に会えるのも楽しみです。もし千葉辺りにいて時間があるかたいらっしゃたら顔出してくださいねー。詳しくは下記の毎日新聞の記事を。。

がん患者やその家族、行政関係者らが、がん医療などについて議論する「千葉県がん患者大集合2008~あなたの意見で千葉のがん医療を変えましょう」が、9月14日正午から4時半まで、京葉銀行文化プラザ(旧ぱるるプラザ千葉・千葉市中央区富士見1)で開かれる。(千葉駅東口(一番大きい出口)出て、左側徒歩5分)

 がん患者や家族が納得する治療と、必要な支援を受けることができる社会の実現を目指し、県内10のがん患者団体などが発足させた実行委員会が主催。県や県医師会、千葉市などの共催で、堂本暁子知事も出席する。

 第1回となる今回は、日本医療政策機構の埴岡健一理事が「がん対策基本法と他県のがん対策推進計画について」、竜崇正・県がんセンター長が「県のがん医療を語る~標準治療、先端治療、緩和医療」のテーマでそれぞれ講演。がんの体験者も参加するシンポジウムは会場の声も聞きながら進められる。(会場の皆さんにアンサーパッドで参加していただきます!一緒に考えましょう!) by 毎日新聞

 当日参加OK!もちろん入場無料です。

お近くの方は是非来てください。。もう明日なのですが。。 お一人でもこの記事を見てきてくれる方がいると嬉しいのですが、明日じゃ無理かな。。いつも、もっと早くしなきゃ。。と思っても前の日まで出来ない一夜漬け体質なんですよね。。

心臓手術、そして退院

心臓の手術。やはり初めての手術ですし、寝たきり確率0.5%、死ぬ確率0.3%と言われると、まあまあですよね。。少し強めに行っているとは思いますが、する前の日はやはり怖かったです。。もしかしてこれが最後の夜になるのかな。。なんて考えてしまいました。。でも、そういう思いの中で、病室で夜中にこっそり見ているブログを見ていたので、皆さんにはほんと勇気付けられました。ありがとうございました。

手術はこれまでの胸腺腫の手術と違って局所麻酔で行うんですよね。。そのため先生の声が聞こえるのが辛かったです。まずカテーテルを入れる足の根元の所に注射をして、それは何度かやはり痛いけど我慢できるのですが、そのあとカテーテルが体の中に入るときの違和感と、やはり、心臓自体の一部を2分ぐらいゆっくり焼く時はとても苦しかったです。。<痛みは軽度。。と聞いてましたが、そんな事は無かったです。。)最高でも2分だと言ってたし、頑張ろう。。と思いながら耐えていました。


一番怖かったのは、2回ほど焼いた後に、確認の為もう一度心臓に通電した際に、治っていれば頻脈にはならないはずなのですが、またなっていて、自分でも治らないのかな。。と思っていたところに、「あれっ、おかしいなあ、ここじゃないのかなあ?」という先生の声が聞こえた時でした。。やっぱり局所麻酔は嫌ですね。。

結局、その後3回ほど焼いて、その後の通電では頻脈は起こらず、手術は無事に終わりました。焼く回数が5回と多かったのは、この頻脈の原因となる副伝導路が普通は1ヶ所なのですが、2ヶ所あったためだそうです。診断も死につながることもある心室頻拍ではなく、とりあえず死にはつながらない上室性頻拍の一種のWPW症候群だと聞いて安心しました。ただ、2ヶ所あったので、再発率はムンテラの2倍の6%になるとの事でした。

こうして、2か所だったため、予想より約4時間と時間はかかりましたが、何とか手術は終わりました。また、その後の安静が大事で、脳梗塞や肺梗塞はその間に起こる事が多いため、6時間安静にしていましたが、無事にその時は過ぎました。。


翌日、金曜の朝には、経過もとても良好とのことで点滴も尿管も外れて、自由の身になりました。そして、先生に土曜退院でも良いよ。。と言われた時には、えっ、そんな早くてもいいんですか!とびっくり。でした。そして、この金曜日はとてもすがすがしい気持ちで1日を送りました。。ただ、この夜に家内と些細なことでまた大喧嘩をしてしまいました。。でも、良く考えると自分がとても自分中心でわがままだったんじゃないか。。という事に今更なんですが気付きました。家内をこんなにも辛い思いさせたんだなあ。。と反省しました。

今週はまだ一週間休みを頂いているのですが、主夫として家事に励んでいます。。家内にはこんなに優しいのは今しかもたないだろうと言われていますが。。


ブログで今日前の記事にtosiさんという方になるほどな。。と思う今の僕の気持ちを代弁するようなコメントを頂いたので添付します。

たまたま同僚が癌で 癌のブログを検索していたら、先生のブログにヒット 今日は奥様のブログを読ませていただきました。何時間読んだのかな?ついつい読んでしまいました。
 素敵な おくさんだな~ ほんと~すばらしい奥様を ゲットしましたね。 いまどきいませんよあんなに尽くしてくれる奥様なんて

大切にしなきゃ!  だいたい深酒をするなんて言語道断! いまごろは 安静にしていると思うけど  お酒やめたほうがいいんじゃないんでしょうか こどものため おくさまのため 無責任ですよ!深酒は厳禁ですな!
って わたしもお酒はすきですが・・・これからは毎日一合にします。 

それではときどき よらせていただきます。 では おやすみなさい!

手術説明

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1. 病名 WideQRS頻拍(上室性頻拍or心室頻拍)
2.手術の名称と方法
高周波カテーテル焼却術(アブレーション)
電極カテーテルを心腔内に留置し、電気刺激を加え不整脈を誘発し、その原因となる心臓内異常部位を判定する。その部位に焼却用カテーテルを隣接させ、そこから高周波通電を施行し同部位を焼却、変性させる。3.効果と限界
不整脈の根治が可能であり、成功すれば薬物療法を必要としない。
成功率は95%前後である、成功しても再発の可能性は3%前後ある。
4.予想される合併症
心臓血管の損傷、刺す部位の出血、房室ブロック、脚ブロック、致死的不整脈、肺梗塞、脳梗塞などによる緊急処置、手術(0.5%)
重篤な後遺症を残す場合(脳梗塞による寝たきり状態等)(0.5%未満)
死亡(海外のデータでは0.3%、当院では無し)
5.治療予定
8月21日午前8時半より。3時間から4時間予定。術後安静6時間。

緊急入院

8月11日外来受診。エコーでは明らかな異常なし。ホルター24時間心電図にて、白内障手術をしている際に頻脈を認め、PSVT(発作性上室性頻拍)となっていた。15日大量飲酒の後就寝。16日午前3時頃、動悸発作出現。息こらえ、飲水等を試みるも消失せず、8時来院となった。
PSVTとしていたが、来院時wide QRS tachycardiaであった。喘息の既往からATPは使用せず、ベラパミル5mg半筒使用したところでSRへ復帰した。復帰後の心電図は以前と同様で、症状も消失した。
ベラパミル感受性VT(心室頻拍)と波形は異なるが、可能性はあり。経過観察、精査目的で入院とした。

花火大会で胸痛

昨日は千葉の花火大会でした。うちは20階建てマンションの10階なので、家の前から小さいけど花火が見えます。。その日は出かけていたのですが、何とか間に合って、いつものようにビール片手に花火鑑賞してました。赤ん坊は初めての花火に少し?関心を示していて、上の娘は、夢の世界みたいだね。。ロマンチックだね。。私こういうのが好き。。といっぱしの事を話してました。。

という感じで平和な一日だったはずなのですが、一時間ぐらい経って花火大会の終わり近くになって、左の胸にずーんとした痛みが。。実は最近たまに2週間に一度ほどそういう事があったので、また来たか。。と思っていたのですが、<これまでは30秒以内に収まってました。。)今回は収まりません。。おかしいな。。と思いつつ、花火大会の最後が見たいので、痛いまま10分ぐらい我慢して、終ったとたんベッドに転がり込んで、痛い。。とうめいていました。。おかしいな?と思い脈拍を測ってみたら、自動血圧計では高すぎて測れず、自分で計算したら約300。ほんとどきどきが止まりません。。これは救急外来行きかな?と思ったのですが、家内の後輩に循環器内科の先生がいたので電話でコンサルトしてくれました。

そうしたら、もちろん発作が続けば、救急外来にいったほうがいいんだけど、発作性上室性頻拍という疾患で、呼吸を止めていると、心臓の内圧が上がって、発作がおさまる可能性が高い。。という話を聞きました。

それを聞いて、何度か息止めをしていたら、5分ぐらいでほんと急に発作がおさまり、脈も自動血圧計で計る事が出来ました。(脈拍120血圧は110/70)でした。。と言うわけで、全体で約20分の胸痛で無事に済んでよかったです。。家内には、ほんと、どきどきばかりさせて、もうこんな苦労ばかりしたくない!と怒られちゃいましたが。。。


学会より納涼会? 嬉しい差し入れとアレルギーショ





金曜から39度の熱が出て急にダウンしてしまいました。。まあ、軽く風邪が引くのはいつもの事なのですが。。何とかその日の外来はいつもよりペース遅くなってしまったのですが、乗り切って、その夜、病院の納涼会があったのではめはずして飲んでしまいました。。



そうすると、何とか終電では帰れたのですが、土曜は39度5分越えでダウン。。小さな学会があったのですがパスしちゃいました。。やっぱり学会より納涼会?なのかな。。



日曜は少し持ち直して39度に、研修医の時の家内<と一応ぼく)の友人の女の子達が何人か子連れで来たので家でパーティをしたのですが、自分も何とか仲間に入る事が出来てよかったです。。プレゼントも頂きました。でも、まだ辛い状況で。。



今日は、ゆっくり過ごしました、ほんとは家族でプール行こう!という話も会ったのですが、まだ気分悪いのですまん。。という事で、僕は三国志読んでました。熱も37度台まで下がり明日は大丈夫かな。。

と思っていたら、夕方家内が血相変えて、赤ん坊が大変!なんと全身アレルギーで蕁麻疹が出てました。。この前卵アレルギーという事はわかってたのですが、そういえば昼間に家でラーメンを卵入れて食べたんですよね。。それが母乳から移行してまたショックになったようなんです。。しばらくしても収まらないので、急いで病院へ。おかげさまで1時間ほどで収まって何事も無かったのですが、母乳も余り出ていないようでも危険なんですね。。家内も卵禁止になりました。。

と、バタバタしているうちに僕も自分の事どころじゃなくなって、完全に元気になりました。いやほんと子供が病気になると、力出ますねー。今すやすや寝ているのを見て安心しました。僕も明日は始めてする手術をするのでDVDで勉強していた所です。いつのまにか遅くなっちゃいましたが、そろそろ寝ようかな。。。

「健康365」という雑誌の取材






6月12日に「健康365」という雑誌の編集部の方から、取材の申し込みがありました。以前僕も入っている、千葉のがん患者の会、支えあう会αの会長の方から紹介があって、2月にも申し込みを受けていたのですが、その時は僕が、不健康。。。と言うか、手術になってしまったので、落ち着いた今改めて申し込みを受けました。


その間に何度かメールでやり取りをして、23日に病院で2時間ほど取材を受けたのですが、17日に編集部の方から、たまたま1年前にこのブログを見ていて、その時は更新していなかったようだけど、今回こうして直接話を聞くことになって驚いたというメールを頂いて、僕も嬉しかったです。




さて、取材当日、編集部の方と、ライターと言う、話を聞いて後から記事を書く方、カメラマンの方、3人がいらっしゃいました。編集部の方は想像通りの若くてまさに健康雑誌のはつらつとした方だったのですが、ライターの方は眼光からとても鋭くて、とても突っ込んでこんな事まで。。と思うぐらい話を聞いてくるので、さすがプロだな。。と思いました。その眼光は以前家に読売新聞の記者の方が取材に来たことがあったのですが、その記者の方とそっくりだな。。人から話を聞きだす仕事の人はこういう顔になるのかな。。と思いました。


〈以前書いたかもしれませんが、読売新聞の方には最後がバッドエンド〈死ぬ事?〉なら記事になるけど、ハッピーエンドなら地方版止まりだな。。と言われ、確かにそうかもしれないけど、本人の前で言うなよ。。と思ったのですが。。)


と、いうわけで、ライターの方から、びしっと取材を受けて、〈4年前の発病の事からの話なので、覚えてない事も多くて、色々今までの日記とか資料を持っていって良かったです。。)カメラマンの方に、編集部の方を患者役にして、診察風景等を写真に撮っていただきました。カメラマンの方も明るくて、もちろんカメラを撮るときは真剣なのですが、プロの方ばかりで、3人ともキャラが立っていたので楽しかったです。




一昨日、30日にライターの方が書いた記事の原稿を見せて頂きまいた。僕のとりとめのない話をもちろん健康雑誌なので、その話が主なのですが、きれいにまとめてくれていて驚きました。ただその校閲を1日までに。。とFAX[に書いてあって、それって、今日中ってことじゃん!と思いながら、少しだけ直させて頂きました。。昨日は友人と前から飲む約束があって、終電まで飲んでしまったので、ちょっと寝不足です。。今日は早めに寝ようと思います。。




そうそう、この、健康365と言う雑誌、失礼ですが僕は知らなかったのですが、この雑誌も含めて、健康雑誌ってたくさんあるんですね!今更ながら健康って大切だな。。と思います。


今回の記事が載る予定の、「健康365」2008年9月号は2週間後の7月16日発売なので、良かったら覗いてみて下さいねー。このブログの事も載せていただきました。。

6月20日放射線科受診

S)調子は特に問題ない様子




0)胸部痛なし。呼吸苦の増悪はなし。疲れやすいがPS(Physical Status)は少し良くなってきている。




A)5/26他大学でCT。所見は大きな変化はないが、肝周囲の小腫瘤と、最下縁の胸膜腫瘤の変化を見るのみ。今は特に処置の適応は無い様子。




P)経過観察。次回3ヵ月後。




と、いうことでした。他の病院のCTをCDに焼いたものを持っていったのは、初めてだったので大丈夫かな。。と思ったのですが、きちんと見ていただいてよかったです。。でも、最初はパソコンの動きが遅くて、なかなか画像が開かなくて、また開いても遅くて、どきどきしてしまいました。。でも、時間をかけて、しっかり写真を見ていただいてよかったです。。




でもやはり、放射線科の先生は呼吸器外科の先生よりも、専門だけあって細かい所まで診ていただいてるな。と思います。。肝周囲の小腫瘤と、最下縁の胸膜腫瘤の変化は、呼吸器外科では指摘されなかったので、少しショックではありました。胸腔内でも、かなり下のほうなので、手術では取りきれなかった所が残っているのでしょう。。という事でしたが。。今後それが大きくなってきたら、もう手術は無理なのかな。。放射線、化学療法、ということになるのかな。。と思いました。。。まあ、でも、3ヶ月は猶予がありますし、とりあえず、5年生存率の壁を破る事を目指して頑張ろうと思います。。

術後初めてのCT検査

昨日は午前中外来で午後から呼吸器外科の受診でした。2月の手術後胸部CT撮るのは初めてだったので、少し緊張して病院に向かいました。。
先週末は友人と会って飲んで遊んでいたりしたのですが、今一気分が晴れなくて、やっぱり昨日の受診がどこか心に引っかかっていたんでしょうね。

午後2時に病院に着いて、採血、X線、CTを撮って、時間通り3時に診察に呼ばれました。。そこで、まあ、X線は先月は胸水がかなり貯まっていたのが、かなり良くなっていて、採血でもCRPが1.3まで下がっていて良好だったのですが、それでCTは。。まだ結果が出てこない。。ということで、また1時間待って、4時に呼ばれました。

そして待ちに待ったCTの結果を先生と2人で、ゆっくり見て行きました。先生も、大丈夫だよね。。といいながらゆっくりと。。
どうやら今回はやはり小さな腫粒は残っているのですが、とりあえず大きな再発は無い。。という結果になって安心しました。。
右の肺野がかなり小さくなっていて、これが疲れやすい原因なのかな。。とも思いましたが。まだ術後の炎症も残っているようです。

ただ、この病院には放射線科の先生がいないので、このCTの結果をCDに焼いて、前の病院の次の放射線科の受診の時に見せる事になり、そのCDが出来るのに、また1時間待って終ったのは5時でした。。山田詠美さんの「ぼくは勉強が出来ない」が半分読めました。
まあ、でも結果よければ全てよし。再来はまた一月後ですし、また放射線科の先生に異常を見つけられる可能性もありますが、とりあえずこれで3ヶ月、夏休みは平和に過ごせるかな。。と思うと爽快な気持ちになりました。。

おかげさまで今日は手術日ですが、手術もすっきりと今年最速で終わる事が出来ました。ちょっと久し振りにいい気分で寝ようかな。。と思います。





テレビのちから

放送から1月ちょっと経ちますが、変わったのが毎日何人かの患者さんに先生テレビ見ましたよ!と言われる事です。。御高齢の患者さんが多い為かもしれませんが。。でも、がん患者さんも多いので、いっしょにがんばりましょう。と言っていただける患者さんもいて、嬉しかったです。でも、あの1分ぐらいの放送なのに、テレビのちからは凄いな。。と改めて思いました。


今日は午前中は外来をして、午後は神経内科を受診しました。神経症状は落ち着いているので、受診間隔が3ヶ月に伸びて嬉しかったです。さらにその後久し振りに小さな学会に行って来ました。先生の話が面白くて勉強になりました。そこでも何人かの先生に大丈夫?とか、仕事してるの?とか、テレビ見たよーと言われたのですが、まあ、今の元気な姿を見ていただいてよかったな。。と思っています。


といっても、まだこの前手術してから3ヶ月なんですよね。だんだんこの状態にも慣れてきているのかな。。と思います。ただ、どうしても、差し迫っている死の恐怖。。というか、5年生存率30パーセントという数字が頭から離れないのですが。。


おそらくこのもうすぐもしかしたら死んでしまうかもな。。という気持ちが無かったら、テレビには出なかったと思います。完全に顔も名前も出してますもんね。you tubeを使えばいつでも動画も見れますし。。


なんて言っていたら、少し暗くなってしまいました。来週月曜日にまた呼吸器外科でCTがあります。それで落ち着いていたら前向きな事も考えたいな。と思うのですが。