「しょせん被害者」しょせん親子。
人生なんて、思い通りにいかないもんだ。・・・・誰の人生でも、そんなもんだろう。人生は、自分一人で「決まる」ってもんじゃないからな。頑張って勉強したけど、受験に失敗した。・・・とか。・・・・ボクの友達でも、高校受験に失敗して、行方不明になったヤツがいたしな・・・・その後、10年を経て再会するけれど・・・・・・・かと思えば、高校生で、女の子妊娠させちゃったバカもいたなぁ・・・余談だけど、ボクは、SEXの時に、絶対にゴムを付ける。途中から、とか、そんな「危ない橋」は渡らない。もう、最初っからゴムをつける。それは、こいつの影響だ。こいつが、高校生で、妊娠事件を起こしてしまい、人生を棒に振るのをみてきたからだ・・・・当然に、男だけじゃなく、女の子の人生も壊してしまった・・・・んで、もいっこ余談だけど、なので、「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。でも、SEXの最初からゴムを付けている。最初は、端折ったシーンだったんだけど・・・なんか、興が削がれちゃうしな・・・なんだけど、「リアル」は、そうなんだから、入れればいいじゃんってことで、今は、描いている。・・・・まぁ、これも、後々の「伏線」ではあるわけだけど・・・・・・さて、頑張って勉強して・・・いい会社に入って・・・順風満帆。・・・・と、思っていたら、会社が倒産するとか・笑。それなら、まだいいけど、「国家」そのものが無くなってしまったり・・・・いや、大げさかもしれないけれど、2年前、誰がウクライナで戦争が始まるって予測できただろうか・・・「人類史」戦争の歴史だ。いつの時代も、人間ってやつは、あっちで、こっちで、ドンパチを繰り返している。2度の世界大戦を経験して、今度こそ、2度と戦争を繰り返さない。そう考えて、「国連」ってのを創ってはみたものの、全く機能しない。・・・・まぁ、しょせん、国連なんて、第二次世界大戦の、「戦勝国」の、その後の世界の「牛耳り法」を決める組織でしかないからな。大国の「エゴ」と「利権分配」だけって組織で、「世界平和」なんて、実際は、考えちゃいないんだろう。人生は、思い通りにはいかない。自分の努力だけで人生は決まるってもんじゃない。「人間社会の競争」これは、相対的なものだしな、自分が「何番か?」は、周りにいる、人間によって決まる。・・・・その、人間社会で、頑張って、順番競えるまでは、競争に参加するってとこまでは、「本人」の努力が、ものをいう部分はあるけれど・・・その根底の、「社会」が、「国家」がひっくり返ってしまえば、そりゃあ、もう、個人の努力なんて、全く意味はない。どうにもならない。沈んでく船の上で、どれだけ藻掻いていったところで、船の進行に逆らってみても、・・・・そもそも、「船の沈没」が、防げない限り、船の上での努力には、まーーーーーったく、意味がない。国家が無くなる。そんなに突飛なことじゃない。日本が戦争に負けたのは、わずか、80年前ってな出来事だ。バブル崩壊から、未曽有の不況に沈んでいくのが、30年前。「阪神淡路大震災」も30年前。「東日本大震災」は10年前。そのたびに、人間は、ただ、右往左往するのみだ。・・・・・人生なんて、そんなもん。生きてれば、自分には、どうにもならない、「歴史的荒波」に、人生で、2度、3度くらいは飲み込まれる。親父が嫌いだった。酒乱。クズ。クソ野郎。負け犬・・・ありとあらゆる罵詈雑言で罵った。・・・・しかし、親父も、巨大な、「歴史的荒波」に飲み込まれた、・・・・まぁ、被害者だったんだよなぁ・・・・自分が、高校卒業して、働き出して・・・・どれだけ、「親」が、頑張っていたかに気づいていく。「生活」するってこと、人間が、「生きていく」ってこと、もお、それだけで、んっとに、大変なことなんだ。・・・・そう気づく。・・・・そして、しょせん・・・しょせん、「親子」なんだと・・・・そうも気づく。・・・そして、「蛙の子は蛙」だとも。テラーノベル。「父を愛した」父を憎んだ。更新しました。